僕こそ音楽♪

『MOZART！』　　６月１５日　　マチネ　　梅田芸術劇場

ヴォルフガング　　井上芳雄　　　　アマデ　　伊藤渚

やっとやっと観に行くことが出来ました！！この日をどんなに楽しみにしてたことか・・・もう３月にチケットをGETした時からドキドキしてました。

笑いあり涙ありでもうほんとすっごく感動しました！！

初☆井上君だったのですが、ウワサ通り・期待通りの役者さんでした。
「並の男じゃない」でのはしゃぎっぷり、お父さんに対する内に秘めた愛情の表し方、２幕以降の狂気じみた演技などどれも素晴らしかったです。すごい丁寧に演じられているなぁと思いました。
歌もキレイな声でTVで見るよりも何十倍も◎でした(TRで少々？？？だったんで・・・)。
あと手も脚も長く立ち姿がとっても美しかったです。
なんだかハマってしまいそうな予感がありありです(笑)。

市村さんはほんと泣かせます。ヴォルフガングに対する複雑な思いがひしひしと伝わってきます。後半の年老いていく姿にも胸が痛くなりました。

山口さんの圧倒的な存在感にはただただ感心です。歌の方も最高でした。

久世さんは暖かみのある男爵夫人でしたし、高橋さんも弟思いのいいお姉さんって感じで良かったです。西田さんはもうちょっと頑張って欲しいなぁと思いました。伊藤渚ちゃんは可愛かったです。あと忘れてはいけないのが、吉野さん！！とっても盛り上げてくれます。いいキャラです。

とまぁつらつらと書きましたが、このお話ってすっごく奥が深いように思います。
なんと言ってもテーマが『自分の影から逃れられるのか』ですからね。
今日は初モーツァルトで役者さんや歌にばっかり注目してしまい話の内容をじっくり考えることができなかったので、次回の中川ヴォルフガングの時はその辺りも意識しながら観ようと思います。