２番目、或いは３番目

ナイロン100℃　35thSESSION 「２番目、或いは３番目」
７月２５日　マチネ　シアター・ドラマシティ

初ナイロン100℃観劇です。
前からは興味はありましたが、今回は小出君が客演ということもあり舞台の小出君も一度観てみたいと思っていたので丁度良かったわ～と思い、チケットを取りました。
(と言っても、休憩中に「から騒ぎ」を観に行ったことを思い出したのですが・・・小出君、ごめん。笑)

ん～これがケラさんの世界観なのでしょうね・・・。
自分よりも不幸な境遇の人を見つけることの安心感や、そういった人々に対して親切にすることによって得る優越感みたいなこと以外にも、色んなテーマが隠されているのだろうけど、それが何なのかよく伝わってこない。
まぁ敢えて伝えないようにしているというのももちろんあるとは思うし、そこがケラさんの作品の醍醐味の１つなのだろうとは思いますが・・・。
あと１シーン１シーンのセリフの掛け合いとかはすごく好きでしたが・・・。
ん～でもやっぱり消化不良の感が否めない。しかも３時間半はちょいと長過ぎでした。

役者さん達はみなさんお上手でした。
特に緒川たまきさん。良かったわ～。
あとやっぱり、大倉さんもいい味出してましたね。
小出君は・・・「から騒ぎ」の時よりかは印象に残ったと思います。笑。いや悪くはなかったですよ～。

一番今回印象に残ったのが、舞台セットの演出と音楽。
出演者紹介のシーンとか最後の街のシーンでの照明がすごく素敵でしたし、時おり用いられる音楽も各シーンに合っていてすごく良かったです。

今いちよくわからない舞台ではありましたが、ケラさんの作品とはこういうものなのか？気になるので、また次回の作品も観に行きたいと思います。
(こういうふうにして人はハマっていくのだろうか・・・笑。)