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東京リンタローランド

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【ホビー】 HGUC アッシマー

2005-06-20 | ★プラモ・ガンダム他
さぁさぁやって来ましたよ、アッシマーが!モビルアーマー(MA・飛行型)からモビルスーツ(MS・人型)へ完全変形するロボットのプラモデルでございます。『劇場版機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者』の終盤で、新規作画にて壮絶な空中戦を繰り広げるこの機体、20年前のテレビアニメでのアッシマーも、UFOのような円盤シルエットのMA形態と軽量化されたドムのような佇まいに魅了された人も多い筈。そうしてプラモ屋に行ったら、変形しないMS形態のアッシマーしか売ってなくて、キットにはオマケのように、小さな円盤状のMA形態が入っているという状況。実際、「あのデザインで完全変形なんて、元々無理なんだよ・・・。」って思ってた人も多い筈。(私もその1人です。)

ところがどっこい、やってくれましたバンダイさん!マスプロダクツのプラ製品としては、初の完全変形アッシマーの登場です!丁度劇場での活躍と相まって、飛ぶように売れています。



さて、では早速キットのご紹介。今回は写真点数多いですよ。


全身。今回ちょっと、画像が荒かったり綺麗だったりまちまちなので、そこは少しだけ我慢してくださいね。
可変と強度の都合上、腰の左右回転は無し。プロポーションは、カトキ大明神のお陰で繊細、かつアグレッシブになっています。下半身がスラリとしている分、上半身のマッチョさがより引き立っていますね。



後ろから。
ビームライフルは腰に携行可能。
このライフル、ジ・Oと同じ出力じゃなかったっけ・・。違ったかな。物凄い火力なのは間違いないみたいですね。ついでに出力も自在に変えられるらしい・・・。



上半身アップ。
製作時、まぁ素組みしか出来ない訳ですが、カメラだけは手を入れてみる。
中央のメインカメラはH-アイズに変更。更に劇場版にて、メインカメラ破壊時に分散していた3つのサブカメラが動く描写があった為、こちらも極小サイズのH-アイズを貼り付け。
また、全身塗装すると、可変の際スレが激しい為、部分塗装。
(というか、全身塗装なんて出来るスキル無いけどねー。)

自分自身で、「ここは金属が良い」等と勝手に決めた部分や、それ以外の細かな塗装が必要な部分に関しては、変形に支障が無い限り手を入れてます。
ついでにデカールも市販の安いのを全身に貼り付け。
最後につや消しのトップコート。
ホントは円盤の表面部分は、つや出しでピカピカにしたかったんですけどね。
今後時間が出来たらやるかも知れません。
(今回はレビュー用に急いで作った為、詰めが甘いです。)

HGUCってのは、プラで全て色分けされている訳ではないので、実際ちゃんと作ろうとすると、塗装の部分でどーしてもマスターグレード(MG・1/100)よりも手がかかりますね。
今回の製作時間は、4時間・3時間・3時間の合計10時間でした。
ただ、普通に組み立てて、ニッパーでの切断面(バリ)をあんまり気にせずにどんどん組み立てて、色もガンダムマーカーでちょこっとを塗るだけなら、5時間かからないと思います。
それでもこのキット、可変機構のお陰で、HGUCにしてはかなりのボリュームです。
完成した時の満足度は、その分凄いですよ。


スタンドにて、得意の空中戦をポージング。
HGUCギャプランにも付いていたスタンドがパワーアップ。スタンド自体にネジ止めの可動軸があり、様々な角度で飾れます。勿論MA形態にも対応。
ついでにスタンド裏には、余剰パーツを固定して収納するスペースが設けられ、至れり尽くせり。

スタンドのお陰で、腰が左右ロールしなくても、好きなように傾けて無理な姿勢も取れる為、ポージングは自由自在。


さて、こっから可変の流れです。

MS→MA

①胸部を前へ引き出した後、左右にバカン!と開く。



②両腕を収納。手首も握り手ならば、そのまま差し替え無しで椀部に収納されます。



③腰を足ごと前へ出し、胸部のフックと腰を固定。



④腰は固定したままで、足を後ろへ返す。頭部を前から見て左へ回転させ、押し込んでダボに固定。元腰だった部分の穴は、MS形態時スタンドに固定する穴なので、部品を差し込んで塞ぎます。



⑤背面バーニアを後ろに倒し、椀部と接続。また、足を縮める為、ふくらはぎ裏を展開し、関節を収納。



⑥頭部を展開し、円盤全体の形状を整え、MA形態の完成。
なんだか・・・どっかで変形時間0.5秒とか書いてあった気がするんですが、短時間でこれだけガチャガチャやられると、パイロットには物凄い衝撃が来るんじゃないでしょうか。



MA形態を横から。この円盤状の形態は「フライングボディー」と呼ばれ、空力的に浮くようなんですが、どうなんでしょうか。浮力得られるのかな・・・。



MA背面。見事にブースターが密集しています。戦術的にはMA形態で高速で突っ込み、MS形態で空中戦、高度が下がったらMA形態に戻し離脱という、完全に強襲型の機体ですね。


ああ、そうそう・・・。

多少厳しいですが、『ケロッシマー』になれます。MIAという完成品フル稼働フィギュアのアッシマーが発売された折、私だけじゃなくて沢山の人が、これをやったみたいですね。
やっぱり考える事はみんな一緒か・・・。
参考までに、MIAケロッシマーの記事はここにあります。MIAの方が可愛いよ・・・。なんか、HGUCの方はケロッシマーの目に当たるブースター部分を黒枠の中に赤バーニアで塗ってしまった為、「チャッキー」みたいになってて怖い・・・。


さて、大きさ比較。

左からMSF、MIA、HGUCです。あれ?MIAって1/144じゃなかったっけ?思い違いかぁ・・・。
MIAは成形色がクリーム色がかっているので、こうして見ると違和感が結構ありますね。でも、安定度は抜群で、ガチャガチャ遊ぶ人にはいいかも。ケロッシマーも可愛いし。対してHGUCは、足がすらりと長いのと、プラの黄色が映えるので、かなり印象が違います。プロポーション面では、やはりHGUCになりますね。でも私、MIAも好きですよ。



同スケールのHGUCガンダムマーク2(ティターンズ)との比較。アッシマーはマーク2より全高が高いので、サイズはばっちり表現されていますね。



そんな訳で。
とにかく全塗装しちゃダメです。そこらじゅう剥がれますので。
部分塗装&デカールで、ちまちまやるのが吉。
ただ、こうして手を入れなくても、素組みでも十分楽しめるキットですので、素人さんでも全然オッケーでしょう。

さて、amazonの評価は・・・。
HGUC1/144アッシマー
ベタ褒めですね(笑)1500円以上送料無料で、本来2100円の品が1840円なので、割引価格でしかも送料無料かよ!私もamazonで注文しとけば良かった・・・。気付くのが遅すぎた・・・。

ついでに、MIAのamazonでの評価を。
MIAアッシマー
可変もしっかりするし、何よりガチャガチャ動かしても何の問題も無く、さらに可愛いケロッシマーにもなる。更にプロポーションは設定画に近くがっしりしていて、オールドファンにこそ、是非手にして欲しい品ですね。



そんな訳で、レビュー終了です。
買って嬉しい、作って楽しい、完成して満足と、素晴らしいキットですので、アッシマーに思い入れのある人も無い人も是非どうぞ!

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