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’90s EUROBEATと恋と旅の独り言・・・

懐かしの90年代のEUROBEATを中心に恋や旅の話を気軽に楽しく語れるブログを目指しています!ヨロシクです♪

90年代±αのお奨めEUROBEAT その99

2006-09-14 22:36:09 | EUROBEAT

【FIRE ON THE MOON / ALEPH】 1986 DISCOMAGIC



 THAT'S EUROBRAT(TEB)を代表するというより、HI-NRGさらにはEUROBEATを振り返る上でもはやかかすことのできない1曲ではないでしょうか?パーフェクト、まさにその一言につきます…

 時は20年前、TEB Vol.3に収録されたALEPHのデビュー曲でもある【FIRE ON THE MOON】は、後のEUROBEATを切り開いたといっても過言ではないでしょう。それは曲の製作にF.C.F.でお馴染みのFARINAとCRIVELLENTEが、そしてレーベルがDISCOMAGICということで、少なからずともTIMEの総帥、MAIOLINIの影響があったと思われます。そしてなんといっても、ALEPHのヴォーカルがA-BEAT-Cレーベル(RODGERS & CONTINI RECORDS)のDAVE RODGERSその人だからです。

 TEBのリスナーなどをよくよく調べてみると、DAVE RODGERSとギター担当のコラード・ベリーニと2人で結成され、その後にキーボード担当のマーク・ハモンドがジョイントしたのですが最終的にはDAVE RODGERSのソロになったようです。
その後は【BIG BROTHER】【BLACK OUT】【BAD POWER】【HERO】【DOCTOR】【FLY TO ME】などのヒット曲をリリースしましたね。この時代でこれだけの完成度の高い曲を連発するとはさすがの一言ではすみません…どの曲にもほぼ共通して言えるのですが、ALEPHの特徴として、HI-NRG独特のややスローで哀愁感をもち、そしてDAVE RODGERS独特の低く伸びのあるヴォーカルに加え、小刻みなビートとサックスを彷彿とさせるキーボードのメロディーラインが心を熱く揺さぶります。もう、腰からしびれまくりです(※ 本人いわく、いい曲を聴くと腰から痺れる感覚、さらには涙が溢れる・・・)

 曲の紹介に戻りますが、全てを通じてパーフェクト!といっても過言ではありません。時々、80年代のDISCO MIXということで曲の一部が紹介されていますが、全体を聴くとなお、一層そのよさに引き込まれます。
謎の男女のささやき?から始まり、徐々に盛り上がりを見せるメロディーライン、そして全ての始まりをつげる、激しいメロディーコードの嵐…ここだけでも十分に痺れます。一転して、DAVEのやや力みを抑えたヴォーカルでAメロとBメロを歌い上げ、サビへと繋いでいく…シンプルの中にもHI-NRGとEUROBEATのよさを組合わせた、その完成度は、DJ TOMMY新井さまがNACK5のDON'T STOP THE MUSICでお皿(レコード)を回してかけてくれたあの時も、20年経った今でもその感動というのは決して忘れられない一曲です。

   
 主な収録先:TEB ALMANAC 1986-1991, TEB Vol.3 ほか


90年代±αのお奨めEUROBEAT その98

2006-09-12 23:37:27 | EUROBEAT

【ROCKYDANCE / EUROBEAT GIRLS】 1997 DELTA S.R.L.


 1997年に製作され1998年に一大旋風を起こした曲の紹介です!

いかにもDELTAらしいビートのきいた曲がイントロからかかり、その勢いでAメロ・Bメロそしてサビまで全力で飛ばしまくりです。少しEUROBEATのイメージをいい意味で裏切る仕上がりです。どちらかというとテクノ系に近く、パラパラも比較的簡単で覚えやすい事もあり、テクパラって感じもしますね。腕や指先の動きをそろえるとちょっと上級者に見えたりもしますね♪

 個人的に気になるのは【ROCKYDANCE】がSEB Vol.81に初収録されていますが、ほぼ同時期のSEB Vol.85にRODGERS & CONTINI RECORDSの【GO BABY GO / A-BEAT SISTERS】が収録されています。というのも、どちらも似たような曲調とノリとヴォーカリストと・・・何か裏があるのではと考えてしまうのは自分だけでしょうか…(笑)

 どちらもとてもお気に入りです。それはパラパラの一番大切な要素は「笑顔」だからと気づかせてくれるからです、ハイ。

   
 主な収録先:SEB Vol.90, SEB Vol.83 BOUNS ほか


90年代±αのお奨めEUROBEAT その97

2006-09-09 21:24:55 | EUROBEAT

【PARA PARA / KING & QUEEN】 1994 RODGERS & CONTINI RECORDS


 1994年の超ヒットソングの紹介です!
EUROBEATはちょっと…と言う人も、スマスマでキムタクが踊っていたのを見て「わぁ~キムタクカッコイイ(踊らなくても、内面からカッコイイのですけど…)」と思った方も多いと思われます。

 さっきも紹介した【BOOM BOOM PARA PARA / LOU GRANT】【PARA PARA PARA NIGHT / FRANK TORPEDO】でも書いたEUROBRATの中では外す事のできないキーワードのPARA PARAです。しかも、それがタイトルになったナンバーがヒットしないわけがない!!と思ったら間違いなしでしたね。

 T.Y.M.やRED MONSTERなどの著名なスーパーDJ軍団がREMIXしていますが、個人的にはRED MONSTER REMIXがお気に入りです。そして松本みつぐ氏プロデュースの伝説のアルバム【TOKYO HOT NIGHTS】のVol.6にも収録されています。そこでは、パラパラにのめりこんでいるごく普通のOLであるA子さんの日常?がストーリー仕立てで曲が進んでいくのですが、A子さんのお父さんはパラパラを●●●●と勘違いしているのがポイントです?確かに普通はこっちと間違えるよなぁ~としみじみ思います。

 さて、話がそれすぎたので本題!
サビでも歌われていますが「あなたがパラパラできるのを知っているから、とても気持ちいいの♪」といった感じで、パラパラって楽しい!という雰囲気が全体にわたって歌われています。
でも、お奨めは何と言ってもパラパラです。比較的簡単なフリを緩急つけて踊るとフロアー全体がとてもとても盛り上がります。やさしいフリの中でもいかにしてカッコよく、美しく踊るか!それがキーポイントですね♪

 KING & QUEENについては【KING AND QUEEN】のコーナーに少し触れているのでよかったら飛んで下さいな!


   
 主な収録先:SEB Vol.53, SEASON / KING & QUEEN ほか


90年代±αのお奨めEUROBEAT その96

2006-09-07 23:44:23 | EUROBEAT

【SHAKE SHAKE / MACHO GANG】 1991 TIME RECORDS


 時は戻って1991年からの紹介です!
当時はTEBあるいはF.C.F.の最盛期とSEBの大ヒット前が交差する時期でいろいろなパターンのEUROBEATがリリースされた年でしたね。

 さて、この【SHAKE SHAKE】ですが、SEB Vol.22のライナーを見ると、MAIOLINIが手掛けたMACHO RECORDSからTIME RECORDSへ移籍した時の第一弾のナンバーと紹介されています。今から古い話なので詳しくは分かりませんがそうらしいです…(汗)
そしてMACHO GANGと言えば、やっぱりこの【LOVE DESIRE】を外すわけにはいきません!この曲はメチャクチャ好きで、彼女についての想い出もこのコーナーにたっぷり紹介していますので、よかったらチェックして下さいな♪

 この曲のお奨めポイントは歌詞、特にサビの部分のSHAKE, BABY, CREAZY, DAYやBメロのFIRE, HIGHER, TONIGHTが入っている事からパラパラのフリをつけて踊りやすく、たま~にかかったりすることもあったのでややスローなビートに合わせてフロアーが盛り上がっていました。

 EUROBEATのパラパラも好きですが、80年代のHI-NRG系を思い思いのフリで踊るのも好きでした。TWINSTARの木曜日のOLDDAYS特集なんかも時々行っては、一世代違う中で踊って楽しんでいたものです。おかげでいいステップの練習ができました。う~ん懐かしい♪ 


   
 主な収録先:SEB Vol.22, THE BEST OF NON-STOP SEB 1992 ほか


90年代±αのお奨めEUROBEAT その95

2006-09-06 22:52:45 | EUROBEAT

【HOTEL CALIFORNIA / MARK】 2000 digibeat


 【SHOW ME / DEBBIE】以来、久々のEUROシリーズからの紹介です。

EUROシリーズの特徴として懐かしのヒットナンバーのリメイクが挙げられます。【VENUS】【SHOW ME】【Video-Killed-The-Radio-Star(ラジオスターの悲劇)】【HE IS THE REASON】などのヒットナンバーにならんで外す事のできない曲に【HOTEL CALIFORNIA】があります。

 超有名な曲なのでご存知の方も多いかと思われますが、EAGLESの代表曲をベースにEUROBEAT MIXでアレンジされています。ヴォーカルのMARKの情報はほとんどないのですが、この曲に限って言うならばオリジナルの哀愁さを失うことなく、歌い上げてるのがGOODですね♪メロディーラインも哀愁感と激しさをうまく調和した感じでそそります。

 オリジナルが好きな人も、気に入ってくれると思いますので機会があったらぜひ試してくださいませ♪

   
 主な収録先:EURO1, EURO PLATINA -NON STOP SUPER MEGA MIX-


90年代±αのお奨めEUROBEAT その94

2006-09-03 22:05:28 | EUROBEAT

【BOOM BOOM PARA PARA / LOU GRANT】 1996 TIME S.R.L.


 約1年ぶりにLOU GRANTの紹介です。【MAHARAJA NIGHT】や【WHAT KIND OF CURE】などとならんで代表的なヒット曲です。

 タイトルはいろいろと謎を呼ぶところですが、その疑念を吹っ飛ばすほどのパワーを持った曲です。古くは【BOOM BOOM DOLLAR / KING KONG & THE D.JUNGLE GIRLS】や【BOOM BOOM BOOM / LISA GRANT】のタイトルにもあるBOOM BOOMは蜂が飛び回る音ですが、EUROBEATではなぜか多用されしかもヒットワードになっています。さらにPARA PARAとついたことで聴く前から大ヒット間違いなしだな!と思っていたら予感は確信に変わりました。
 
 知る限りでも2~3種類のパラパラの振り付けがあるし、実際に曲がかかるとダンスフロアーの円陣はさらに盛り上がっていました。個人的には(仮称)新宿系のフリがお気に入りですが、イントロの一斉移動?は踊っていても見ていてもなかなか面白いフリです。もちろん、そのほかのパートも大好きですね!

 曲もTIMEの総帥、MAIOLINIらしさが随所に感じられる仕上がりで、どことなく日本人の心のツボを抑えたところもヒットした一因でしょう。踊るのも好きですが、1996年のBEST版のYOKOTA & CO.サイドに収録されているパターンが一番お気に入りですね。ダンスフロアーを感じさせるNON-STOP MIXから、最後は意外な場所へ移るような幻想的な雰囲気がとってもGOODです。さすがYOKOTA & Co.にですね♪


   
 主な収録先:SEB Vol.73, THE BEST OF NON STOP SEB 1996 ほか


90年代±αのお奨めEUROBEAT その93

2006-09-02 23:11:08 | EUROBEAT

【ROCKING THE CITY / RCS】 1993 RODGERS & CONTINI RECORDS


 久々に隠れた名曲の紹介です。決して推奨ネタがなくなったからマイナーソングを紹介しているのではなく、もの凄くお気に入りの曲です。確かに、知る限りではSUPER EUROBEATシリーズの中でもVol.43にしか収録されていないし、TWINSTARでも1回しかかかった記憶がありません…そんなことは関係なく最高に痺れる名曲です♪

 RCSそれはRODGERS, CONTINI, SINCLAIREの3人の頭文字を取った伝説の3人組です。【BLACK JUCK FEVER】【GET AWAY】【HOT FIRE】など数々のヒットソングをリリースしましたが、知る限りではこの【ROCKING THE CITY】を最後の曲となっているようです。そのせいか、どうか分かりませんがavexのダウンロードシステムでもアップされていませんでした…う~ん、名曲なのに(苦笑)
 彼らの詳細は【HOT FIRE】の紹介コーナーでも書いておりますのでそちらもみて下さい。

 とは言え、この【ROCKING THE CITY】はEUROBEATの中でも異色の1曲です。それはEUROBEAT本家シリーズでも、テクノ・ハウス色が最も強く出た曲だからです。

 時は1993年、そうavex rave'93(いわゆるavex夏祭りの原形)が東京ドームで行われたように世の中はテクノやハウスやレイヴ系のダンスミュージックが全盛期でした。その影響か、もともとDAVE RODGERSがロック好きだったこともあってか思いっきりテクノ色が強いEUROBEATに仕上がっています。

 メロディーライン、イントロからサビへの盛り上げ、途中の掛け声どれをとっても極上の仕上がりです。ぜひSEB Vol.43をお持ちの方はもう一度聴きなおして下さいませ♪


   
 主な収録先:SEB Vol.43


90年代±αのお奨めEUROBEAT その92

2006-08-31 22:45:26 | EUROBEAT

【YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW / LORRAINE McKANE】 1990 BEAVER RECORDS / WIENRWORLD


 最近はイケイケソングばかり紹介していたのでちょっと趣向を変えた懐かしの1曲の紹介です。ややスローでEUROBEATというよりはHI-NRG色が強く、湾岸を軽やかなスピードで、窓を開け風を感じながら走る時に最適!と感じるは自分だけでしょうか?この爽やかなメロディーラインと透きとおった女性のヴォーカルはたまらなく心地よいですね。

 このブログを書くためにもう一度、曲情報を調べなおしてみました。TEB Vol.19によると1975年にスタイリステックスというアーティストがバラードとしてリリースしたのを、ロレイン・マッケインがアレンジしたようです。なお、ロレインは1960年5月11日にイギリスでイタリア系の母と西インド諸島出身の父との間に生まれました。教会で歌っていたのがきっかけで1985年に【哀愁のメモリー】でデビューしたと書いてありました。【哀愁のメモリー】は長山洋子がカバーしたようです。

 さて、邦題で「誓い」というタイトルがついているように、テーマはずばり「愛」です、しかも深い愛です。「愛しい人へのかけがいのない愛、その愛を教えてくれたあなた、かたりつくせることのできない愛、その愛によって生まれ変わることを気づかせてくれたあなた・・・」とにかく熱い愛が初めから終わりまで歌い続けています。ここまでくると、5分半のラブストーリーというしかありません。ぜひ、この爽やかな愛を感じ取って下さいませ。 


   
 主な収録先:TEB Vol.19


90年代±αのお奨めEUROBEAT その91

2006-08-30 23:56:38 | EUROBEAT

【TOO COOL TO FALL IN LOVE / CHERRY】 1998 DELTA S.R.L.


 【YESTERDAY】や【WHEN I CLOSE MY EYES】でもお馴染みのCHERRYの紹介です。これらの曲と同じくややスローな哀愁【TOO COOL FALL IN LOVE】ですが、独特のヴォーカルで歌いこんでおり、ファンならずともお気に入りの曲になることは間違いなしです!

 パラパラも非常にイージーで1番のフリを見たら2番は踊れるくらいの内容です。当時は結構盛んだった「Aメロフリなし=ステップのみ」とか、Bメロは波の動きがメインだったり、サビもリフレインが多いなどパラパラ初体験の人でも入りやすい名曲でした。たまたまなのかも知れませんが、CHERRYの曲は複雑な振り付けが少ない事もあって、曲だけでなくパラパラでも人気を集めていたように感じます。
 
   
 主な収録先:SEB Vol.94, SEB Vol.96 ほか


90年代±αのお奨めEUROBEAT その90

2006-08-28 22:50:53 | EUROBEAT

【TOKYO TOKYO / D-ESSEX】 1995 RODGERS & CONTINI RECORDS


 90年代の「東京5部作」である【TOKYO TOKYO / DESSEX】【LOST IN TOKYO / TENSION】【HALLERUYA TOKYO / LUKE PENN feat. TIME FORCE】【TOKYO GUYS / ATRIUM】【NO ONE SLEEP IN TOKYO / EDO BOYS】の中でも最もエネルギッシュな曲の紹介です。ちなみに「東京5部作」とはこのブログを書きながら勝手に名づけました…

 曲を知らない人には、なぜこのタイトル?という素朴な疑問が多々あると思いますが歌詞を紐解くと・・・
「準備はいいか!狂いまくるぞ~燃えているこの街で!心躍るぜ!駅から駅へ、ネオンが輝くぜ~!音楽が鳴り響く!TOKYO~俺の心に火をつける、TOKYO~お前が俺を踊り続けさせる・・・」といった感じです。嘘だと思ったでしょ?でも歌詞を意訳するとこんな感じです。まるで初めて東京に来た人の心の叫びをそのまま歌いこんだ感じです(苦笑)

 そのイメージを裏切る曲調で激しいリズムでイントロからサビまで一直線で流れ続けます、いかにもD-ESSEXという感じですね。もちろんパラパラもパワー全開かつ細かい動きが要求されるやや上級の振り付けです。珍しくTOKYOのフリが入った曲でもあります、といっても東京3部作はどれも入っているのですが…(個人的には何であの手の動きがTOKYOなの?って感じですけど、それはさておき)この曲がかかるといつも以上にダンスフロアーは盛り上がっているように感じました。TOKYOの神楽坂TWINSTARで踊ってたことを除いても、その盛り上がりは凄かったですね。そのためか、NON-STOPのCDでも最後まで盛り上げる役割を果たしラストを飾る印象が強いです。1995年だけでなく90年代を代表するイケイケ(もう、すっかり死語ですけどね…)スタイルを突き通した名曲です♪

 
   
 主な収録先:SEB Vol.63, THE BEST OF NON-STOP SEB 1995 ほか