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小春日和生活のあれこれ綴ります

映画・北の桜守

2018-03-18 18:37:01 | 小春的〝小映画〟
私の年齢層高っ度   

前売りチケット1100円で

映画・北の桜守観て来ました

実を言いますと

公開約3週間前

知人が映画好きの私への誕生日プレゼントとして送ってくれたもの

試写会じゃなくても0円鑑賞わあーぃでしたが

封書を開けた時

実に不謹慎だったと

今は反省していますが

既に自力観して先日感想UP済み

映画・ブラックパンサーのチケットだったら

もっと嬉しいかもと頭をよぎりました

私はですが

邦画も勿論好き

上には上の方がいらっしゃる事承知ですので

あくまで一般の方の映画鑑賞頻度から鑑みですが

よく観る方だとは自認していますし

この映画は吉永小百合さんにとっての

120作品目であることと

北の三部作ラスト作品であること

北の三部作1,2共に観ていますから

観に行くだろうとは思っていました

ちなみに

北の三部作1は2005年の映画・北の零年←ブログ開設以前鑑賞作品なので感想UPはありません

北の三部作2は2012年の映画・北のカナリアたち← 2012-11-19小春的〝小映画〟 映画・北のカナリアたちで感想UPしています

お時間おありで見てあげてもいいよー気分でいらしたら良かったら過去記事検索くださいませ

ただ大きなジャンルでは洋風かぶれと言えますが

一番好きなのはマーベル作品だからと言う単純な理由から

ブラックパンサーだったらもっと嬉しかったと罰当たりな事一瞬感じたのですね

しかしながら

誕生日プレゼントと言う好意+幾ばくか郵送料も負担頂いて

チケットを頂いたのだから

有難く感謝して公開日に観に行きました

一言ではムリ

三言ギュ凝縮!しますと

1.北の三部作総てに言えるけど共演者豪華

2.昔日の日本人には頭が下がる

3.鑑賞されている方の平均年齢高っ!

以上~終わり~でも良いのですが

さすがにこれでは何の感想?

自分でも思いますからもう少し続けます(笑)

2。3.はそのままでも解っていただけると思いますので

1.についてもう少し

吉永小百合さんが主演なのは多くの方がご存知だと類推ですが

夫の江蓮徳次郎役を演じられたのが阿部寛さん

これも先日UPしましたが新参者シリーズ最新作

映画・祈りの幕が下りる時のイメージがまだ残っていたのもあるのかな?

さすがに吉永さんの夫役は無理があるのではと感じながらの拝見でしたが

実に実直で真摯で

そりゃ吉永さんが演じられた主人公・江蓮てつが

佐藤浩市さんが演じられた

てつと成人後を堺雅人さんが演じられた

次男・修二郎の生活苦に手を貸した闇米屋の菅原信治が

てつに好意を持ち気持ちを伝えに家に行った時

「二夫にまみえず」の気持ちを込めた白の喪服で待っていた・・・

それぐらい好きになった人物だったのですが

戦死ではありませんが

戦争末期

当時の南樺太にソ連が不可侵条約を破り侵攻を開始

その後捕まった捕虜収容所で亡くなったとされています

困難と悲劇を伴った日本への引き揚げの途中

てつは長男を亡くす悲劇に襲われます。

ようやく辿り着いた北海道の網走でしたが

ひどい貧困それに伴う飢え、気候の厳しさに耐え

てつは出来ることは何でもやって必死に働き続けますが

貧乏をからかわれ苛めに遭う修二郎

酷い同級生がいたものだ

時が過ぎて立場逆転

故郷に錦を飾った←  ってこの言い回しも多分に昭和ですよね

修二郎のもとにある日融資を求めに来るのだけどね

一万円札を2枚くしゃくしゃにして床に捨て

それを拾え!と叫ぶ

普通ならばいくら何でも・・・

イヤな気持ちになる所なのだけど

そりゃそうでしょう

それぐらいの気持ちになる

神さまじゃない、生身の人間なら当たり前だよー

そう思わせるぐらいの酷い苛めでした

何であの母子にとっては貴重過ぎる

命の糧の白米を

土で汚しからかって

そうする以外に生きる道が無い闇米運びを邪魔するのだろう

朝刊を配る人には朝早くから有難うだろ

それをまた貶める

映画のシーンにしても腹が立つ

良い人振るわけじゃないですが

弱い者苛めは卑怯だと私は思う

それなのにいくら困ったとは言え

友達だろうと言える義理かい・・・

Ah~もう最低

クズですわぁー

そうそう篠原涼子さんが修二郎の妻真理を演じられていますが

心根は優しいのでしょうが

育ちがアメリカナイズ

日本人の機微からは乖離していますが

段々理解していく様が

そうなんだよねー話さなきゃ

付き合わなきゃ人と人って理解し合えない

そう感じました

他に真理の父、岡部大吉役を演じられているのが中村雅俊さん

娘に愚痴られても修二郎の成功を信じた

ビジネスマンとして人を見る目はあるのですねー

居酒屋の主人役を演じられているのが鶴瓶さん

サユリストだと自認されているタモリさんまたまた羨ましがられたのでは

以前の作品、姉と弟役でも共演されましたよね

お二人

その映画も観ています

2015年12月公開の119作品目の映画・母と暮らせばも観ています

どちらも感想UP済です

小春的〝小映画〟カテゴリー

この作品前で既に346UPしています

もしもデス☆

コアファンだと言っていただける御奇特な方がいらっしゃいましたら

お時間がたっぷりおありの時に遡ってお読みいただけましたなら幸甚です

高島礼子さんがてつと仲が良かった隣人の島田光江役を演じられています

てつにとって良き話し相手として

良い事もあったのでしょう

だけどねー修二郎が母に使って欲しいと仕送りし続けた

お金300万円持ち逃げ←本人いわく借りた

それで店をオープン

1971年(昭和46年)当時の300万円って

今の価値で9000万円ぐらい?

勝手に30倍ぐらいかなと考えたのですが

普通に考えて犯罪でしょ

 ってあくまで映画の中のこと

私が怒ってどうする

なのだけどね

あっけらかん過ぎて

さらに修二郎にカラダで返すみたいな事言ってて

いや、やっぱダメでしょ

岸部一徳さんも出ていらっしゃるのですが

反対にこの山岡和夫って人も

戦争がさせた、真の部分は悪い人じゃないのだろうけれど

随分酷い事を戦後すぐにしたのでしょうけれどね

生きるか死ぬかの瀬戸際

混乱をきたしている社会にあって

してしまった行動

私がその立場だったらどうだろと

今平和な日常だから

私はしない

そう思うけれど

本当にそうだろうかと問われたら

わからないとしか答えようがないですね

いろんな事を感じながらの鑑賞でした

ただ一つ言えるのは

私のような気概も根性も無いへなちょこ←またまた昭和言葉だと類推 では

生き残れない時代だったのだと言えます

辛苦に負けず働き抜いて

復興を果たして頂いた先達の遺産と

平和日本を享受させて頂いて

生きているのだと

有難い、感謝しなければ

心からそう思います

普段は軽くてスカッと出来る娯楽、アクション大作が好みですが

先達の日本人が歩んでこられた足跡の尊さに感じ入った作品でした

そうそう時々舞台風に画面が変わる

それが特徴の作品とも言えますよー

長くなってしまいましたので

ここまでにします

今日のポイントQ

ノーベル賞にない部門はどれ?

経済学賞
文学賞
考古学賞
平和賞

○考古学賞
 
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