映画「大韓民国1％」観た

私の徴兵制のあるお国度　　

3月5日（土）が初日の映画「大韓民国1％」観ました。

海兵隊訓練過程は普通の男では看破出来ないぐらいに厳しいのだけど、1位通過したのは女性。

初の女下士官に任命されたイ・アイさん演じるイ・ユミ←日本人だと漢字表記が無しだと
役名と本名混合しそうかも。

当然周りの男達は面白くない。絶対に認めようとしない中、頑張って志願し続け
やっと勝ち取った初任務は・・・・・
万年最下位3チームを軍事訓練で最高のチームに導くこと。

声張り上げるだけでも疲れるだろうなー自分を名乗る時、大声で「下士官イ・ユミ」と一回ずつ言うのね。

あと「必勝！」と声掛けもするのだけど、多分に戦後66年目。徴兵制度も無く、戦争状態の敵も無く

さらには仮想敵国さえ思い描いたことも無い国民が大多数。
幸いにも平和を享受出来ている私達日本人には精神面などわからない、ピンとこないだろうと類推。

だけど、朝鮮半島は正しくは休戦中なのだと映画を観ることで改めて感じたところもありました。

と言っても、深刻な対戦シーンはあまり無くて、より上を目指すために頑張る女性士官の姿をユーモアも交えて描いたエンタテイメント色が強いかなー。

徴兵の無い日本で例えるなら総合職で上を目指した女性が男性社員に混じって
ハードな仕事をする姿を描いているというのがそれでも一番近いかなー。

既得権を脅かされてたまるかーと言う感じのかなり嫌な男、
イム・ウォニさん演じるワン下士の計略あり妨害工作あり。本当にいろいろやってくれるのだけど

まぁ、男の世界に無断に入ってきた、ある種エイリアンに対して硬く、プライドが傷つくとの考えの人なのかなーとも思ったかなー

だけどその後とんでもないことに巻き込まれて行って。
案の定・・・来た・北が＞バーチャルの世界だし、
深刻な映画ではないからいいのだけど実際今も世界では紛争が続いている地域もある。

忘れてはいけないことだと思いも馳せつつ映画は変わらず頑張るイ・ユミの姿で終わりました。

楽しい作品だったし、今の鈍感なぐらい平和にドップリと浸かっていられる幸せを省みれただけでも観た価値あったなぁー

そうそう、主演のイ・アイさん、現在日本大学芸術学部の学生さんです。
これから日本でももっと活躍されてるかも。

雰囲気的には深津絵里さんのようなかわいい雰囲気の女性でした　

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