東洋はり医学会 大阪支部

(一社)東洋はり医学会は60年、大阪支部も50年以上、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

7月19日支部会の感想  東洋はり医学会大阪支部

2020年08月04日 18時12分44秒 | 支部会感想
7月19日支部会の感想  東洋はり医学会大阪支部

尚、支部会開催において東洋はり医学会東京本部「本会のコロナウイルス感染対策について」を基準として開催 しています。

7月支部会のメニュー
午前
事業報告・3分間スピーチ
治験研究発表 「上咽頭炎」
講習部用指導要領 脉診


午後1時00分より 
実技 基礎班・研修班其の1「基本脈診」


実技 基礎班・研修班其の2「基本刺鍼」
実技纏め・質問、臨床質問、本部会音声を聞いて
午後5時 終講
   

感想 其の1
鍼をして、脈が変化するのが分かった
「どう変化した。」とはっきり言いきれないが…


感想 其の2
「上咽頭炎」というのは、西洋医学の捉え方であり、それをどう東洋医学として捉えていくかと言う事であり、
「風邪(フウジャ)」の色々なものを学べ、これから増えてくると思えるので活用していきたい。
基本刺鍼で、「補中の瀉法」や「和法」の手技はあまり使っていなかったので、今後活用していきたいと思った。



感想 其の3





■お問い合わせ

聴講初回は、無料、2回目以降は、学生1500円、有資格者3000円となっています。
聴講等の際は、事前に御連絡下さい。

お問い合わせやご質問は、メールにて 
toyohari_osaka@yahoo.co.jp

または、お電話にて、
  0721-52-5999   阿部はりきゅう院

までご連絡下さい。


次回、大阪支部会は、令和2年 2020年
8月23日 第4日曜日 エル大阪603号室
 基礎講義 第2回 経絡治療学原論上巻臨床考察・臨床考察七~十 


東洋はり医学会 趣意書

 文化の進展は瞬時の猶予をも許さず、今や鍼灸術も世界の医学界に登場するところとなった。
 翻って国内においては、これが科学化の掛け声と共に種々な研究が進められてはいるが、その大勢は鍼灸の臨床における諸現象を現代医学によって解明せんとするものの如くである。即ち、経穴を刺激の部位となし経絡はほとんど顧りみない状態であるが、かくては数千年の伝統を誇る東洋医学の真髄を学ぶことは全く至難となる。
 病体を気血の変動とし、その病変を経絡の虚実として統一的に把握し経穴を診断と治療の場として補瀉調整する経絡治療こそ鍼灸術本来の正道である。しかして、この学理と術技を体得せしめて、真に病苦除去の実力ある鍼灸人を育成することこそ、その科学化に優先すべき必須要件であるが、不幸にしてこれを誤る時は、その鍼灸術、すなわち我が祖先の偉大な文化遺産を後世に伝承することは全く不可能となる。
 ここにおいて、我々志を同じうする者、相図って東洋はり医学会を結成し別紙綱領の完遂を期す。
 以上の主旨を諒とせられる同志は、来って本会に投ぜられんことを広く業界の諸君に訴える次第である。

綱  領
1.我々は臨床を通して古典を再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握し、以て伝統的な鍼灸術の本道を体得せんことを期す。

1.我々は正しい経絡治療の学理と術技を修得することによって、鍼灸人としての人格と実力を涵養し、以て鍼灸家の社会的地位を確立せんことを期す。

1.我々は古典による経絡理論を正しく理解実践し、経絡経穴の普及啓蒙に努め、以て偉大な祖先の文化遺産を伝承せんことを期す。




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