東洋はり医学会 大阪支部

(一社)東洋はり医学会は60年、大阪支部も50年以上、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

5月15日支部会の感想 東洋はり医学会

2016年05月29日 21時49分25秒 | インポート

5月支部定例会メニュー


               3分間スピーチ
               講義・わかりやすい経絡治療.4 第五章「脉診の概要」
               治験研究発表「頸椎ヘルニア」  
               午後より 実技
               指導講座・座学 基本刺鍼の文言の確認・「基本刺鍼」
               「刺鍼と脉状変化の検証」の研究・検討
               小里方式・標治法・補助療法 他 



午前中の座学で、「わかりやすい経絡治療」の基礎講義も4回目で「脉診の概要」でした。
只の概要説明でだけでなく、脉診の歴史とその意味・意義にも注目した中々の労作でした
治験研究発表は、「頸椎ヘルニア」でした。
「頭痛」も有り、鍼灸院であれば、必然出会う症状で、発表者も良く観察できており、
又、発表後のディスカッションも皆的確に助言出来ていたのではないでしょうか。

午後からは実技です。
大阪支部の年間研究テーマである「刺鍼と脉状変化の検証」のうち、刺鍼時における力み具合を中心とした脉状変化を確認した後、ブラインドテストを記録する等して、研究・検討をしました。
これはわざと施術者の状態を悪くもっていきながら検脉するのですが、日頃の臨床においても、いつも楽に施術できる状態ばかりではありません。
そんな時どう対処するかなど、本来の目的以外にも応用があるなと感じています。



次回、大阪支部会は、6月19日 第3日曜日です。
場所:会場  エル大阪・608号室




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