TOWA OPTIQUE BLOG

岐阜県可児市のメガネセレクトショップTOWA OPTIQUEのメガネBlogです。

SOLIDBLUE×岡村眼鏡製作所

2009-05-30 | ソリッドブルー
今日、ソリッドブルーを企画・販売されているバウハウスの営業Mさんが来店され、新作のソリッドブルーと旧作の人気品番の補充をしました。

数日後には入荷すると思います。


と、いうことで。
本日はそのソリッドブルーに関するお話を。




「日本の眼鏡産地は?」

と問われたら、
余程、眼鏡に疎い方でない限り、
「福井県鯖江市」
と、答えるでしょう。



ですが、デザイナー金子昌嗣氏がプロデュースするソリッドブルーのプラスチックフレーム製作所は九十九里に程近い町、千葉県山武郡松尾町にあります。



《以下、ソリッドブルーのHPから抜粋》


工房内に入ると、ヤスリや小刀などが並ぶ手作り職人ならではの仕事場といった感じです。

分業制主体の日本の眼鏡制作所には珍しく、ここでは全行程を一人で行います。
今回はこの岡村眼鏡製作所の眼鏡作りを紹介します。


まずは切削機にセットする内外径のマスター(原盤)を制作します。

マスター製作後、トレース式の切削機にマスター(原盤)をセットします。

写真奥のトレーサー(金属のピン)でマスター(原盤)をトレースし、写真手前の刃物でシート(生地板)を切削加工します。

セルロイド(ニトロセルロースと樟脳からつくられるプラスチック)生地はカットした後、数ヶ月自然乾燥させます。

それをする事により製品完成後の形状変形が少なくなります。

ブリッジ(中央の山部分)をプレスしてアール(カーブ)を付けた後、切削機にて内径切削加工をします。

その後、外径切削加工をすると、眼鏡の形状となります。

テンプル(つるの部分)もフロント(前枠)同様に、マスター(原盤)トレースにより切削加工します。

ここまでの工程が荒削り切削加工です。



次はヤスリがけや磨き工程です。


プラフレーム作りでの職人技、手削り&手磨き!

荒削りで形になったフロント(前枠)とテンプル(つるの部分)を、ヤスリとキサゲ(小刀)で削りながら形状ラインの調整をしていきます。

フロント(前枠)ヤスリがけ!

フロント(前枠)キサゲがけ!
 
テンプル(つるの部分)キサゲがけ!

細部もここの工程で調整します。

まさに職人技!


ヤスリとキサゲ(小刀)で形状ラインを整えた後は、荒バフです。

この作業はヤスリやキサゲで削った後の表面の荒れを調整します。

荒バフ後は仕上げバフで表面のつやを出していきます。

この作業により仕上がりの質感が大きく左右します。
この後、組み立て→調子取り(フレーム調整)→完成です。

(今回紹介させて頂いた工程は眼鏡制作工程の一部です)

作業中の岡村氏!



デザイナー金子氏と、現場で何度もセッションを繰り返し、生み出したセルロイドフレーム。

その独特の甲丸感やエッジの利いたノーズパッド、ヨロイのカーブ、そこから段差なく一直線に流れるテンプルなどは、何種類ものヤスリを使った岡村氏の手作業によって生み出されていた。



写真上
SOLID BLUE S-96 24,150yen
店頭在庫カラー:ブラウンササ(写真)、ブラック

写真下
SOLID BLUE S-95 24,150yen
店頭在庫カラー:ブラック(写真)、ビール茶
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は最新加工機が・・・

2009-05-29 | その他
搬入されます。


8カーブレンズもこれでOK!

枠無しやナイロールフレームのレンズも天地(縦)を広くや狭く出来たり、玉型も変えたり出来ます。

そして、念願だった脱臭機も設置してもらいます。
高屈折のプラスチックレンズを削っていると、鼻が曲がりそうで。今まではお香を焚いて誤魔化してましたけど・・・それでも1時間くらいは臭かったですから。


かなりバタバタしそうなので・・今日はこの辺で・・失礼します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009-05-28 | その他
毎年必ず行っている、ゲンジボタルで有名な美濃加茂市の三和。

ネット情報では、「今年は例年に比べ気温が高めなせいか、ホタルがチラホラ・・」とか。


毎年6月初旬から中旬に行くのですが、今年は一足早く、昨夜行ってきました。



いつもの絶景ポイントへ。
ここは毎年、非常に多くのホタルが舞います・・

が、しかし・・・

8時になっても一向に光りません。

「やはり早すぎたなぁ」
ただ、子供は納得がいかず、「もうすぐみんな起きるよ。待ってようよ」と。

いつもは多くの車で賑わうはずですが、今日は自分たちだけです。
屋台もまだ出ていません。

8時30分。
「帰ろうか」といった矢先、子供が「今、光ったよ」と。

とりあえず車から出てみると。。。

確かに川の横の土手で2匹程の光が。

辺りが真っ暗なせいもあり、その2つの光りがハッキリと確認できます。


やがて、

「あっ、ここにも」と足元近くの土手で3つ程の光りが。


30分程で10くらいの光りが確認できました。

いつもはこの10倍はいるので、やはり1週間程早かったようです。


すると、その内の1匹が子供の服に停まりました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マサキ・マツシマの新作が入荷いたしました②

2009-05-26 | マサキ・マツシマ
昨日に引き続き、マサキ・マツシマの新作のご紹介です。

MF-1117。


シャイニーブラック/ブラック



レンズ横幅:57㎜
レンズ縦幅:28.5㎜
フレーム全幅:144㎜



ダークブラウン/メタリックボルドー


今回の1117には新機構であるP字型(勝手に命名)βチタン板バネを使用。


マサキ・マツシマの今回の新型に関してましては、(今までの人気モデルに多かった)やりすぎ感は全く無く、今までマサキ・マツシマを買っていた20代のお客様が30代になったこともあり、少しだけ大人向けの存在感があります。
ただ、少しだけやんちゃ感は残してますが・・



価格・在庫有無等、お問い合わせは
メール:towa-opt@m6.dion.ne.jp
まで、お願いいたします。


その他にお探しのマサキ・マツシマがございましたら、
当店HP

HP上の「Brand」をクリック

「Masaki Matsushima」をクリック

現在の当店のマサキ・マツシマの在庫が載っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マサキ・マツシマの新作が入荷いたしました。

2009-05-25 | マサキ・マツシマ
新作が2型入荷してきました。


まずは、「見せるリムレスフレーム」。

一般的にリムレス(枠無し)フレームというのは、他人からレンズはもちろんフレーム自体も存在感の無いモノが多いです。

そこで敢えて、「(他人に)見せる」または「(他人から)見られる」リムレスフレームのご提案です。


マサキ・マツシマ MF-1116

Col.3(ライトグレー×ブラックデミ・クリアグレー)


Col.1(ブラウン×ブラウンデミ・クリアブラウン)



レンズ横幅:59㎜
レンズ縦幅:29㎜
フレーム全幅:140㎜

ヒンジはU型βチタンを使用し、掛け外しの際の負荷をレンズにかけない様、工夫されています。


いくら「見せるリムレス」といってもゴツくて重くなってはリムレスの意味が全くありません。
その為、余分な贅肉は排除し、できる限り軽く作ってあります。

リムレスである以上、『やりすぎない』。これが、マサキ・マツシマが提案する、「見せるリムレス」です。



価格・在庫有無等、お問い合わせは
メール:towa-opt@m6.dion.ne.jp
まで、お願いいたします。


その他にお探しのマサキ・マツシマがございましたら、
当店HP

HP上の「Brand」をクリック

「Masaki Matsushima」をクリック

現在の当店のマサキ・マツシマの在庫が載っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする