風の吹くまま気の向くままに

気紛れに綴られる言の葉達。
だらだら日常・突発心情・ゲーム(主に乙女系)の話題多し。
※時折女性向発言するんで注意!

遠い異国の空から。

2008-03-19 22:16:16 | 妄想文
「今日のお前は随分と機嫌が良さそうだね、アリス?
 何があったのかわらわにも教えておくれ」
「えっ…そんなに顔に出ていたかしら…私;」
「出ていたも何も駄々漏れだぞ。それもわらわと会う前からね…
 一体誰がそれ程にお前を喜ばせたのか気になる。聞かせてくれるな?」
「(…本当、思考回路誰かさんとそっくりなんだから)
 ………エリオットが」
「またあのウサギか。うちの宰相といいあやつといい、お前はほんにウサギによく懐かれる…
 それで、件の三月ウサギがどうしたのだ?」

「…手紙を、くれたのよ。」

「………同じ屋敷に住んでいるのにか?」
「そうだけど、違うの。エリオットは今、仕事でちょっと遠出しているのよ。
 …それで、その出先から送ってくれたの」
「ほぅ…意外だな。奴は帽子屋と違ってそのような洒落た事には疎いように思えるが…
 それにしてもアリス、少し浮かれすぎではないか?たかが手紙一つの話であろうに」
「…甘いわ、ビバルディ。」
「甘いのは今のお前の顔じゃ。」
「っそうじゃなくて!
 だってエリオットよ?ブラッドじゃなくてエリオットなのよ相手は。
 日頃から『手紙なんて読めねぇよ』『学がなくて悪かったな』なんて公言しているあのエリオットが
 わざわざ手紙を書いてくれたのよっ!?」
「……珍しいこと。」
「そう、滅多にない事よ。…きっと書くのにも色々葛藤したんだと思うわ。
 学がどうとかもあるけど…あの人(ウサギ)、文章書くのとか凄く苦手そうだし、伝令にも手紙使わないらしいし。
 …でも、苦手なはずなのに、それでもちゃんと考えて、
 しかも考える事も苦手なのに(何せ基本3秒)書いてくれたんだな…って…」
「………。」
「………ビバルディ?」
「…あぁ、すまぬ。惚気にしか聞こえなかったものだからつい呆けてしまった」
「えっ、や、違…っ」
「今のの何処が惚気ではないと言えるのだ?全く、締まりのない顔をしおって…
 まぁ、お前の満面の笑顔などそうそう見られる機会もないのだから、悪くはないがな」
「び、ビバルディ;」
「しかし…そうだな。手紙などとるに足らぬものだと思っていたが…
 旅先から自分の事を想うて綴られたものならば嬉しかろう。…なぁ、アリス?」
「…そうね。…やっぱり…嬉しいわ」
「ふふ、素直な子。
 ……ふむ。わらわも貰ってみたくなった」
「?」
「丁度退屈しておった所じゃ。わらわも手紙一つで心を躍らせるのかどうか、試してみるとしよう」
「え、ビバルディ?」

「―――― という訳で、キング。お前即刻この国から出て行け
「えぇぇ!?わし…?」
「そして遠い遠い国に辿り着いたらわらわに手紙を出すのだ。
 わらわを想って丁寧に書くのだぞ。つまらぬ内容であれば首を刎ねるからな」
えぇぇぇぇ…;ビバルディ…
「どうした、早く行かぬか!ぐずぐずするでないわ!!」


「(……横暴だけど、分かりやすく宣告する辺りが可愛いなぁ…ビバルディ)」
















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つまり何が言いたいって何が言いたかったって

翔君エリオットから手紙が来たぁぁぁ ゜・。・゜・*.。

…もといイタリアに無事着いたらしい翔君から現地の葉書が届いた訳ですよ。エリオット調で(笑)
ブラアリ狂の翔君がエリオットで、エリオット…!!!!<落ち着け
本当なら舞い上がった勢いで中身とか公開していいかなとか思ったけど
そんな事したら二度とやってくれなくなりそうなんで(真剣に) 俺の内に秘めとくノ´Д`*)ノ
もうもうもう大好きだ…!!!!!
予定では確か明日帰国だったはず。無事に帰ってきてくれ…!

そして↑を書くにあたり
さーて誰に惚気ようかなと思って
ボス(多分一緒に行ってるだろうから却下)→双子(こないだ書いたから却下)↓
ユリウス(何でわざわざエリオットの一番嫌いな奴んとこにするねん)→エース(聞いてくれなさそう)↓
グレイ(対応に困りそうだしアリスが惚気られなさげ)→夢魔でいこうかなーと思いつつ
最終的にオチがアレに決まったんで女王様採用でw
お粗末さまでした☆