手首マウント

↑カメラを手首に固定できるマウントがアマゾンで売られていた。商品名は「手首マウント リストストラップハンドマウント」。600円ほどのものだったので、どんな物かと試しに買ってみた。

実はもう8～9年も前のことだが、似たような構造のマウントを自作して「アームカメラ」と称し、実験的に使用していたことがあった。↓はその時自作したマウントだが、どこに仕舞ったのか今は行方不明。

バイク直付けによる細かな振動を防ぎたかったし、走りながら任意の方向にカメラを向けたいという思いもあって、試行錯誤したものだ。
で、実際の使い勝手はというと、カメラを手首に取り付けるのは片手でやるので、意外と大変だったし、走行中は水平を保つのが難しく、実用的には厳しいものがあった。実際にツーリングで使ってみたところ、たまたま上手く撮れることもあったが、失敗シーンの量産という結果だった。

で、アマゾンで買った手首マウントに話を戻す。市販品だからちゃんとした製品だろうと期待したのだが、構造的には自作した物と同じ欠点をもっていた。つまり、しっかり腕に巻いて、きつく締めようともグラグラな状態。自分で自分の手首を掴んで、ねじってみると判るが、骨と皮膚の間って結構ふにゃふにゃなんだよね。超軽量なカメラなら何とかなるかもだが、コンデジほどの重さになると、走行中は尚更のことカメラは安定しない。