下位ローが下位ローたる所以

入学前の私の考え→(これだけの人数が入学して最終合格者は入学者数の８分の１程度・・・
学生のレベルが相当低いんだろうな・・・)

入学直後の私の考え→(え？学生のレベルが意外にも高い！なんで？
私の友人で裁判官になった人がいるが、その人と同等以上の潜在能力を持った人がたくさんいる・・・
なんで？これだけレベルの高い学生がいて、この程度の少ない合格者数なの？)


入学２ヶ月後の私の考え→(あぁ・・・学力が低いのは教員(主に研究者の多数)の方だったのね・・・彼らは法律については無知・・・
これではどんなに優秀な学生が入学しても潰されてしまう・・・)


案の定、優秀な学生程、留年退学していった

残ったのは教員万歳の中間層と下位層ばかり

私はこれを下位ロースパイラルと呼ぶ(合格実績が伴わないことで留年率及び退学率がさらに上昇し、より上位層が潰されてしまう。また、それによりロー受験者数(優秀層も)も減少する)






実は下位ロー生の潜在能力は意外にも高い


それは、下位ロー生の多くは下位ローという悪環境でも自分は合格できる、という自信の下、「あえて」入学してくる層がいるからだ

「あえて」の理由は大学は都心の一流大学を通っていたが
学費生活費軽減のため地元に戻ってくる層が多いことに起因する

彼らは自分の学力に絶対の自信をもっている

上位ローでなくとも自分の力で合格できると確信している(但し、「入学したその後」のエントリでも述べた通り、その自信は２ヶ月程度で破壊されるが)

私見では、こういう理由が下位ロー学生の意外な(といったら失礼だが)レベルの高さに繋がっているのだろう

そういえば、我がローではまともな部類に入る某教授も同じ(学生のレベルが意外にも高いという)ことを言っていた。まあこれはどうでもいいことだが。
何れにせよ、前述した「下位ロースパイラル」に陥って、「潜在的」合格者数は激減しているのである


これが下位ローが下位ローたる所以である