「修道法学」という学術誌がある
修道の教員達が執筆した論文を集めた、所謂学芸誌のようなものだ
ここで、私の脳裏にふと、とある疑問が過った
これを一体だれが読むんだ???
この本に「需要」というものが存在するのか???
競争原理による自然淘汰の概念が
果たしてこの本に適用されるのか???
そもそもこれは一体だれが読むんだ???
と、絶え間ない疑念の声が私の脳裏を駆け巡った
が、しかし
ここで看過できない重要な事実に気づいてしまった・・
読むべき読者は他でもない
私達学生だった、ということだ
そう。私達が、
教授様を素晴らしいと奉る為に、
修道ローの授業は素晴らしいと布教する為に、
そのために読むのだ
その為にこの本は存在するのだ
・・・覚悟を決めよう
「読んで教授を褒めちぎるだけの簡単なお仕事」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ナレーション:「修道法学」とは、広島修道ローに在籍する超一流の教授陣より執筆された論文が掲載されている、素晴らしい学術誌のことである
世界トップレベルの英知の結晶が今ここに集約される!!!
学生「修道法学万歳!」
修道監督「はい、カァァーーット!」
修道監督「だめだよ、君ぃ!もっと満面の笑みで、心から言わないとぉ」
学生「す、すいません・・・」
修道監督「やり直しぃ!はいテイク2ー!」
修道監督「よーい」
修道監督「アァァクション!!」
ナレーション:「修道法学」とは、広島修道ローに在籍する超一流の教授陣より執筆された論文が掲載されている、素晴らしい学術誌のことである
世界トップレベルの英知の結晶が今ここに集約される!!!
学生「修道法学!絶賛掲載中!」
「修道法学万歳!!!修道法学万歳!!!」
修道監督「はい、カットーーーー!オッケーイ」
修道監督「はい、おつかれちゃ~ん」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ふぅ・・・今日はいい汗かいた
次は、ジェニファー達へのインタビューか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
白人司会者「じゃあ今日は、君たち3人に、修道法学の素晴らしさを語ってもらおうかな」
ジェニファー(白人OL)「ええ、喜んで」
アンディ(白人学生)「僕にできることなら」
フランク(陽気な黒人)「とびっきりの話を紹介するぜ」
白人司会者「OK、ありがとう。君たち座って。じゃあまずはジェニファー。この修道法学には一体どんな効能があるんだい?」
ジェニファー(白人OL)「ええ。そうね。私はすでに、この本を、ん~、そうね、もう20回以上は読んだわ。ええ、それはもう、感激のあまり、何度も号泣したわ」
ジェニファー「ええ。この本のお陰で、とてもすっきりした気分になれた、ええ、本当に感謝してる」
白人司会者「OK、ジェニファー、どうもありがとう。とても素晴らしい演説だったよ。じゃあ、君はどうだい?アンディ。」
アンディ(白人学生)「ああ、僕の友人は、その、この本をとても気に入ってね、彼は、その、、この本を毎朝教会へ持っていくんだ。そして、その、教会の仲間たちとみんなでその本の中身を合唱するらしい。」
アンディ「おかげで彼はすっかり、教会の人気者さ」
フランク(陽気な黒人)「おいおい、ちょっと待ってくれよ。俺なんて①読書用②布教用③観賞用④保存用と、同じ本を4つも持ってるんだぜ」
白人司会者「あーー、いいかい。フランク。今は君と話してるんじゃない。アンディと話してるんだ。わかるな?」
白人司会者「それに・・・君の話は、その、とても信じられない」
フランク「なんだって?信じられないって?・・・イカれてるぜ」
白人司会者「だってそうだろ?同じ本を4冊も持っているなんて、その、普通じゃ考えられない、違うかい?」
フランク「おいおい。まじかよ。こんなの修道ロー生ならだれだってやってるぜ!」
フランク「もちろん、保存用のボウヤ(本)は、おれんちの金庫の中でぐっすりと、おねんねしてるぜ!」
白人司会者「まさか、信じられない、イカれてる・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
修道法学万歳!!!
修道法学万歳・・・
修道の教員達が執筆した論文を集めた、所謂学芸誌のようなものだ
ここで、私の脳裏にふと、とある疑問が過った
これを一体だれが読むんだ???
この本に「需要」というものが存在するのか???
競争原理による自然淘汰の概念が
果たしてこの本に適用されるのか???
そもそもこれは一体だれが読むんだ???
と、絶え間ない疑念の声が私の脳裏を駆け巡った
が、しかし
ここで看過できない重要な事実に気づいてしまった・・
読むべき読者は他でもない
私達学生だった、ということだ
そう。私達が、
教授様を素晴らしいと奉る為に、
修道ローの授業は素晴らしいと布教する為に、
そのために読むのだ
その為にこの本は存在するのだ
・・・覚悟を決めよう
「読んで教授を褒めちぎるだけの簡単なお仕事」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ナレーション:「修道法学」とは、広島修道ローに在籍する超一流の教授陣より執筆された論文が掲載されている、素晴らしい学術誌のことである
世界トップレベルの英知の結晶が今ここに集約される!!!
学生「修道法学万歳!」
修道監督「はい、カァァーーット!」
修道監督「だめだよ、君ぃ!もっと満面の笑みで、心から言わないとぉ」
学生「す、すいません・・・」
修道監督「やり直しぃ!はいテイク2ー!」
修道監督「よーい」
修道監督「アァァクション!!」
ナレーション:「修道法学」とは、広島修道ローに在籍する超一流の教授陣より執筆された論文が掲載されている、素晴らしい学術誌のことである
世界トップレベルの英知の結晶が今ここに集約される!!!
学生「修道法学!絶賛掲載中!」
「修道法学万歳!!!修道法学万歳!!!」
修道監督「はい、カットーーーー!オッケーイ」
修道監督「はい、おつかれちゃ~ん」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ふぅ・・・今日はいい汗かいた
次は、ジェニファー達へのインタビューか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
白人司会者「じゃあ今日は、君たち3人に、修道法学の素晴らしさを語ってもらおうかな」
ジェニファー(白人OL)「ええ、喜んで」
アンディ(白人学生)「僕にできることなら」
フランク(陽気な黒人)「とびっきりの話を紹介するぜ」
白人司会者「OK、ありがとう。君たち座って。じゃあまずはジェニファー。この修道法学には一体どんな効能があるんだい?」
ジェニファー(白人OL)「ええ。そうね。私はすでに、この本を、ん~、そうね、もう20回以上は読んだわ。ええ、それはもう、感激のあまり、何度も号泣したわ」
ジェニファー「ええ。この本のお陰で、とてもすっきりした気分になれた、ええ、本当に感謝してる」
白人司会者「OK、ジェニファー、どうもありがとう。とても素晴らしい演説だったよ。じゃあ、君はどうだい?アンディ。」
アンディ(白人学生)「ああ、僕の友人は、その、この本をとても気に入ってね、彼は、その、、この本を毎朝教会へ持っていくんだ。そして、その、教会の仲間たちとみんなでその本の中身を合唱するらしい。」
アンディ「おかげで彼はすっかり、教会の人気者さ」
フランク(陽気な黒人)「おいおい、ちょっと待ってくれよ。俺なんて①読書用②布教用③観賞用④保存用と、同じ本を4つも持ってるんだぜ」
白人司会者「あーー、いいかい。フランク。今は君と話してるんじゃない。アンディと話してるんだ。わかるな?」
白人司会者「それに・・・君の話は、その、とても信じられない」
フランク「なんだって?信じられないって?・・・イカれてるぜ」
白人司会者「だってそうだろ?同じ本を4冊も持っているなんて、その、普通じゃ考えられない、違うかい?」
フランク「おいおい。まじかよ。こんなの修道ロー生ならだれだってやってるぜ!」
フランク「もちろん、保存用のボウヤ(本)は、おれんちの金庫の中でぐっすりと、おねんねしてるぜ!」
白人司会者「まさか、信じられない、イカれてる・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
修道法学万歳!!!
修道法学万歳・・・
自分も昔、下位ローに在学してたけど、
そこの民訴の教員が「〇〇ローレビュー(その下位ローの法律雑誌)」に論文を書いて、授業中に「必ず読んどいて下さいねw」と嬉々として言ってたことがあった。
自分はその教授が自慢話で言ってるだけだと思って、気にもしなかったが、
期末試験はものの見事にその論文がメインテーマに出題された。
下位ローでの進級要件クリアという意味では
死活問題かも知れませんね
迷惑な話ですよね(笑)
ロー生にだけでも無理矢理にでも読ませて、自分の小さな権威を
確認したいのだと思います
俗物というかゲスの極みというか
ロー生にとっては弊害以外のなにものでもないですよ