東進 彦根駅前校ブログ

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教育改革について

2017-08-22 09:20:46 | 日記
みなさんこんにちは。

今日は教育改革について書きたいと思います。

今日新聞やテレビなど様々なメディアでこの話題について取り上げられていますが、どういうことか知っていますか?

教育学部志望の人は将来自分に関わる話題なので、知らないという人は絶対知っておきましょうね!

そうでない人も、大学での学び方や就職にも大きく関わる話題なので、知っておきましょう!





背景①

グローバル化の進展などにより世界全体が急速に変化中!

AIを中心とする技術の発達により、現在ある職業のほとんどは20年後コンピューターに置き換えられると考えられる。






背景②

●日本は産業空洞化生産年齢人口の減少など深刻な諸課題を抱えている。




●このような将来を支える高校生の現状としては、「将来の目標がある」「人並みの能力がある」と思う人は他国より少なく、「自分はダメな人間だ」と思う人は他国より多い…。










人々の多様な個性・能力を開花させ人生を豊かにするとともに、社会全体の今後一層の発展を実現する基盤である「教育」を改革することで、このような問題を解決に導く!

というのが教育改革です。



では何が変わるのか?

「高大接続改革」というものが大きく取り上げられていますね。

「高大接続改革」とは高校と大学が一体となった教育改革ことです。

つまり、

①高校教育

②大学教育

③高校と大学をつなぐ大学入試


この3つが改革されます。


その中でも直近で、私たちに関わりの大きいことが③の大学入試の改革ですね。

特に大きいのは大学入試センター試験が廃止され、新しいテスト「大学入学共通テスト」に変わること

また、個別大学の入学者選抜(国公私立問わず)も改革が進展中です。



センター試験が廃止され、「大学入学共通テスト」に変更されるのは2020年度入試(2021年1月)なので、現中学3年生の代からとなります。


どんな風に変わるのかという内容も、文科省から詳細が発表されつつあります。

そしてそれに従って高校の先生や塾業界も変化に対応するように動いています。


具体的には・・・


【英語】

4技能評価・・・現行のセンター入試は「読む」「聞く」のみですが、「話す」「書く」能力も評価に加えられます。

英語に関しては大学入試センターが新しいテストを作成するのではなく、現に民間事業者等による広く実施され、一定の評価が定着している資格・検定試験を活用されるとのことです。



【国語・数学】

現行では択一式問題のみですが、記述式問題が導入されます。

国語は問いに対して80~120字程度で述べる問題などが加えられるようです。

数学は数式・問題解決の方略などを記述式で問う問題が加わるようです。


新しいテストのモデル問題やその解説、モニター調査なども行われており、詳細は大学入試センターのホームページから閲覧できます!

また、高大接続改革の詳細などは文科省のホームページから確認できます!

今後も大規模なプレテストなども実施される予定で、新たな情報もどんどん発表されていくと思いますので、今後も要チェックですね!



今日は高大接続改革の中でも、大学入試選抜について少し書きましたが、

高校教育の改革についてと大学教育の改革についてもまた後日書こうと思います。

気になる人はぜひ読んでくださいね!