生誕100年
先日、車を運転しながらFM放送をチューニングしていたら、何やら懐かしいメロディが聞こえてきた。
あまり聞き覚えの無い歌声で、渋い中年男性のハスキーボイスである。ゆったりとして、とてもいい雰囲気である。
曲が終わり解説を聞く。何でも今年はジャズボーカルの大御所ビリーホリディの生誕100年なんだそうで、それにちなんで往年のジャズのスタンダードを流していたようだ。
曲名は「You go to my head」、唄っていたのは、自分でも名前だけは知っているロック歌手ロッド・スチュワートであった。
家に帰って、早速Youtubeで検索した。興味のある方はぜひ、楽しんでください。
https://www.youtube.com/watch?v=aeSsvdInDiI
10年くらい前に出した、スタンダード・ナンバーをカヴァーした『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズの中に入っているのだろう。
さて、なぜ自分にとって懐かしいのかだ。
遠い昔、大学に進学したころ、雑誌でジャズを聞くなら、チャーリーパーカー、ビリーホリディから始めなさいとい書いてあり、色々LPを買っていたのだが、その頃に聴いたのだろう。
それから、ある人に勧められてビルエバンス一本になったのだった。青臭い想い出がつまっている曲だ。
その頃、洋楽はメロディやリズム感を楽しむもので、歌詞や曲のいわれはLPジャケットの裏に書いてあるライナーノートが唯一の情報源だった。だから、輸入盤は英語だけだし、歌詞を読んで楽しむということはあまり無かった。
あれから、40年たち、時代は大きく変わって、ネットで検索すれば元の言語の歌詞や和訳はすぐ出てくる時代になった。ほんとにありがたいものだ。
あきらめきれない貴方
曲名の和訳は苦労したようで、あきらめきれない貴方となっている。
以下、歌詞の翻訳サイトから途中まで引用します
http://camoq.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/you-go-to-my-he.html
諦めきれないあなた。
私の心にやってきて、絶えず心に浮かぶ反復譜のように居続け、頭の中で、ぐるぐると回っている。
シャンペン・グラスの、立ち昇ってくる泡粒のように。
諦めきれないあなた。
泡立つバガンディ・シャンペンを一口飲んだときのように。あなたは、そこにしっかりと際立って存在する。
ジューレップに加えられている火酒がはっきりと分かるように。
もしかして願いが叶うかもしれない、
そう考えると、魔法にかかったように身が蕩けるわ。でも、知っている。だから、心に言いきかせるの。
「何考えてるの、そんなことが起きるなんて、あるわけないでしょう」って。
引用終わり
やるせなく繰り返す片思いの恋心を切なく語っている。これは万国共通の感情なんだろう。
これからは時々聴くことになるだろう。いろんな人が唄っているので聴くのが楽しみだ。
外反母趾のこと・その1
数年前のある時期から、急に外反母趾が痛くなって靴がはけなくなった。
右足の母指球が靴に当たって痛くてたまらない。
対側の左足は小指の外側に常にタコができるようになり、これも角質がカチカチとなって痛い。
何でこんなことになったのだろうと思いながらも、幅の広い靴を買って、ゆるゆるの状態で履いていた。
だけど、なぜか、周期的に外反母趾が痛むのだ。
ズキズキすると痛くて歩けなくなり、電車の中で座れるときは、靴を脱いだりして情けなかったのだ。
それが、工夫して、だんだんと痛みはなくなってきている。また左足小指の胼胝(タコ)も角質が増えなくなってきた。
今回は、ここまでにして続きは次回に書きます。
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