道東を発見する旅 第3の人生

ミスドの閉店、親は子供の成長に影響を与えられない

ミスドの閉店

4月に入ってから近所のミスドが2店も閉店したのは自分にとって衝撃的な事であった。

自分は、ミスドでカフェオレを飲みながらダラダラ勉強するのが好きなのだ。

ミスドは売り上げが大きく減っている。この1年間、年間1100億円だった売上が900億円と200億円も(現実感はないけど)減っているそうだ。

そんなに減ってたら、そりゃ仕方ないわな、と思うのだが、その理由がコンビニでドーナツを売るようになったからだそうだ。

確かにミスドのドーナツは、いつの間にか高くなった。古くからのファンである自分にとって、1個100円だったドーナツが、いつの間にか150円くらいしている。

それで、セブンイレブンに行ってドーナツの値段を見たら100円であった。

どうやら、ミスドが高級路線に変換したところをコンビニに寝込みを襲われ100円ドーナツを出されてしまい独占状態が崩れた様子である。

こうなったら、ミスドは繁盛している店以外は、いつ閉店してもおかしくないという事になるのだろう。

コメダコーヒー店

やむなく、どこか新しい場所を開拓しなければと思っていたのだが、先日、朝7時ごろ、新大阪で降りてすぐの「コメダコーヒー、新大阪店」に入ってみた。

店に入ると、店内はアメリカのファミレス風であり、バイトのおばちゃんが、「どこでもお好きな席にどうぞ」というので、居心地の良さそうな4人席を一人占めした。

すわり心地のいいがっちりしたシートである。

ここはモーニングセットが目玉であるようで、コーヒーを頼んだのだが、回りのサラリーマン風の人たちは飲み物と一緒にモーニングを頼んでいた。でっかいトースト中心に色々ついてくるようだ。

コーヒーはマグカップで420円だが、自分は「たっぷりシリーズ」のたっぷりカフェオレを頼んだ。520円だった。

しばし(30分ほど)コーヒーを飲んで勉強した。

雰囲気が気に入ったので、たっぷりシリーズの520円の回数券を買った。

ここは、もともとは名古屋資本の喫茶店チェーンだったようだが、韓国資本が入って、業務を拡大しているようだ。

特にこの春から拡大路線がヒートアップしているようで、我が家から車で10分くらいの上新田という場所にも出来ている。

住宅地の中のショッピングモールでオープンしていたので、土曜の朝、息子と2人で行ってみた。客層は予想通り、近所の老人が中心のようだ。

こうやって、ミスドを懐かしみながら、時々あちこちのコーヒーショップをのぞいている。

ここまで気楽な話だったけど、次はちょっと怖いような話を紹介します。行動遺伝学という学問では、身長や体重同様、知能や才能も遺伝的要素が大きくて親は子供の成長にほとんど影響を与えないと言っているそうです。

さらには、精神疾患や犯罪なども遺伝的要因が大きいそうです。今回はその一部、子育てと才能についての部分を引用します。

教育、犯罪、精神疾患…行動遺伝学の知見が明らかにする“不都合な真実” – 橘玲

http://blogos.com/article/180585/?p=1より引用

遺伝の影響はこれまで、受精したときの形質が死ぬまでそのまま続くと考えられてきた。だが近年、成長とともに遺伝の影響が変化することがわかってきた。

IQで遺伝と年齢の影響を数値化すると、幼児期から思春期に向けて遺伝の寄与度が大きくなっていくことがはっきりわかる

この「一般知能の発達的変化」は「行動遺伝学の発見のなかでももっとも重要なもののひとつ」とされるが、その意味するところは重大だ。

遺伝の寄与度が小さければ、そのぶん環境から受ける影響は大きくなる。この環境には子育ても含まれるから、幼児教育の効果はここから説明できる。

だが一般知能の発達的変化では、子どもが成長するにしたがって遺伝の影響が前景に出てきて、環境(子育て)の効果は消えていく。

幼児教育によって子どもを名門幼稚園や一流小学校に入れることはできるかもしれないが、高校生になる頃には幼児期の学習効果はほとんどリセットされて、知能(学力)は遺伝的要因で決まるようになるのだ(詳しくは安藤寿康『遺伝と環境の心理学』培風館)。

「子どもの才能は幼児期の親の育て方で決まる」という俗説は広く信じられており、親は子どもの進学や就職の結果で子育ての「成功」と「失敗」をきびしく判定される。

だが行動遺伝学の知見を前提とするならば、一般知能の高い遺伝率や、その発達的変化を考慮しない子育て論や教育論にどれほどの価値があるかきわめて疑わしい。

発達についての科学的な研究は、「親は子どもの成長にほとんど影響を与えられない」という説を強く支持しているのだ。

引用終わり

感想

いかがでしょうか。ショックを受けられた方も多いと思います。

一般的知能の発達的変化という概念で、幼児教育から高校生くらいまでについての記載があります。

確かにそうだなと思ったのですが、さて、大学入学から社会人、その後という時間経過ではどう変化していくのでしょうか。

私は、有名大学医学部を卒業した人を沢山見ておりますが、大学卒業後あまり成長していない人も結構いるように思います。

一般社会においての有能さ等もきっと遺伝的素因が大きいのかもしれません。

従って、私も密かに「この年でも自分の才能を発揮する場面はきっとくる。人生まだまだこれからなので努力しないといけない」と自分を信じて自分の夢に邁進してもいいのだ、と免罪符を与えられたようなスッキリした気分になっております。

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