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いみしん新聞・常陸の国

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歪んだ金融の参加者・・

2006-06-23 07:33:30 | 世相・意見
二〇〇六年までの歪んだ金融市場とは・・行き過ぎたM&Aの当事者と不透明な顧客を抱えたファンド運営者が相次いで脱法行為で逮捕されて司法で裁かれる。
このような不透明なファンドへ要職の日銀総裁が投資していたとは呆れる。
株式市場はここ数年間で「個人株主が七割近くへ増える変貌ぶり」市場参加者は「素人個人が借金で株の売買」している。
株の上昇中はいいが下降時は「追加資金を出さなければならず・・売りが売りを呼ぶ」株式市場が実体経済と乖離した投機市場になった。
戦略的市場育成の法制化が無くて無法化しているのである。

現在日本経済の時価は一九八九年のバブル時期と変わらないと言われるが本当か。
「実体経済より通貨が余るバブル状況を作り出している日銀の政策」で適当な投資先が見つからない資金の運営先がこの結果である。
短期利ざやを求める資金は「限りなく反社会的資金に近い」一般社会からは必要としない。法的排除をしなければならない。
    
長期投資へ社会資本へ還流して行く付加価値を生み出す再生産の産業への投資先がない。
例えば・・未来の日本が制するための巨額の長期資金を必要とする「先端教育への投資」「宇宙産業」「海洋産業」「環境産業」等々・・社会現象の「リサイクル化や緑化事業」への投資は不向きなのだ。
日本の長期戦略のなさがここにも見える。立法府の人材がまた国会議員のレベルが低いのである。国民はよく見定める必要がある。 (トップへ戻る
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