トス小屋

中にあるもの。外にあること。

Disarmament

2008-02-12 | 
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仕事場の月毎の電気使用量とその金額。

エアコンのフィルターを時々掃除して設定温度を調整するなどおととしより去年はずいぶん気をつけたつもりなのに、使用量の前年比はたったのマイナス4.4%。(1割くらい減ってるかと思ってた)
トータルでおよそ半月分は節電できているので、意識した成果と言えないこともないが、月別で比較するとおととしより増えてる月と減ってる月が6ヶ月ずつというのが気に入らない。

足の指先しもやけになっても足元ヒーター使うのを我慢してるんだけどなあ・・・
メインのパソコンは使ってない時でもつけっぱなしにしてたりするけど、どれくらい使わない時間が続くなら消した方が起動時の電力使用量を下回るのかなあ・・・

攻めるため、守るために手に入れた力の量を減らしていくのは小さな軍縮みたいなもんだ。使う気満々で手に入れた力だからあとから減らそうと思っても思うほどには減らせない。
今週から待機電力減量に着手。

今年は2006年比で8%減を目標にします。



STOP!

2008-02-09 | 
六ヶ所村の核燃料再処理工場を本格稼動させるための地ならしか、先月末~今月頭にかけてたて続けに各地のプルサーマル計画の動きが目立つ。

・1/30 高浜原発で3年半ぶりに再開 関西電力
・2/2  浜岡原発 4号機プルサーマル計画 
     牧之原市議会、全協で受け入れを容認
・2/2  玄海原発プルサーマル計画 MOX燃料に試験用部品
     知事評価も市民は批判
(いずれも毎日新聞)

再処理によって取り出されるプルトニウムの行き先だ。

再処理工場が動き出せばどんどこプルトニウムができてしまう。できてしまったプルトニウムは国際ルールでただ持ってるわけにはいかない。だから早いところプルサーマル計画進めておかなきゃだめなんですよってわけ。

核燃サイクルは効率的で資源に乏しい日本にとって最良の発電システムだというのは、すべてが想定通り都合良く進んだ場合の話。
高速増殖炉は危険すぎるうえ開発コストも時間も膨大にかかるというし、その代案のプルサーマルにしても普通の原発でウランとプルトニウムの混合燃料を燃やすなんて元々想定外のはず。
自然災害はしばしば想定を超えるということは柏崎刈羽でわかったし、想定外の人為的なミスだっていとも簡単に起きてしまうことは東海村の臨界事故でわかった。

今すぐすべての原発をストップしろとは言わない。(言いたいけど)
拡燃サイクルはたとえ途中まで進んだとしてもストップしなきゃだめだ。

国も電力会社も学者さんも意固地に破たんが見えてしまった過去の夢計画を追うのはやめて、
その計画の為の莫大な予算を自然エネルギーや燃料電池の開発にシフトして、別の未来を目指せばいいじゃないか。
既に先を行くドイツやデンマークのようなお手本もあるんだし。