撮り鉄ブログ

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ホース修理でキャニスター掃除機さらに延命

2024年06月01日 | デジタル・電気系
破れたジャバラ部分 持ち手近くのこの場所が破れるケースが多い

この記事で修理延命した16年前の掃除機ですが、先日上写真の様にホースのジャバラ部分が破けていることに気が付きました。オーマイ、先日紙パック3枚セット買ったばっかりやのに・・・

16年前の機種なので流石に交換用のホースも販売終了しており、もう暇をやっても決して惜しくないのですが、例によって「ダメモトで修理出来たらラッキー」ということで、修理を試みることにしました。

修理方法としては①ジャバラの破れている部分を切断して寸詰めする ②破れている部分をテープなどで塞ぐ の2方法ありますが、MC-P800Wというモデルは手元に電源のオンオフのスイッチとゴミセンサーの表示ランプがありこれらの複数本の配線がジャバラホースを通っていることから、結線ミスのリスクを避けて②の方法をとることにしました。


今回使用したNittoのホーステープ

ネットで探すと上写真のお誂えの商品があり、値段も500円程度で手ごろだったのでこれを使うことにします。



パッケージに表示されている説明書は上の通りで、最初はステップごとの写真を撮る予定だったのですが、ブチルゴム製の黒テープが伸びるうえにベタベタで③のステップが結構難しく、作業を進めるうちに写真を撮る余裕もなくなって、なんとか終了ということになりました。
また、黒テープはちょっと厚みがあって根元部分のプラスチックカバーがきっちり嵌らなくなったのも誤算で、ちょっと不細工ですがビニタイで締め上げてごまかしてあります。

取り敢えず修理完了 空気は漏れていなさそうです

16年目のこの掃除機、次は本当に寿命が来るかもしれませんが、まだしばらくは使えそうです。


補修パーツ自作で掃除機延命

2022年12月03日 | デジタル・電気系
14年程前に購入したパナソニック掃除機の取説の一分
本来、緑矢印で示した紙パックは赤矢印で示したバスケットに入れて取り付ける。

我が家では14年ほど前に購入したパナソニックのMC-P800Wというキャニスター型の掃除機が現役なのですが、紙パックを捨てようと蓋を開けたところ、オーマイ、掃除機内部がゴミだらけになっていました! 取説を調べるとどうも半年ほど前に紙パックを交換した際にバスケットと呼ばれる紙パックを収納する入れ物ごと紙パックを廃棄してしまったようで、バスケットなしで紙パックを取り付けていたのが原因とわかりました。

同じようなミスをする人は居ると見えて、バスケットにはパーツナンバーがあって分売されていたようですが、流石に14年ほど前の機種ともなると販売終了になっており、こりゃもう掃除機を買い替えるしかないかな・・・と先ずは考えたのですが、いやいや、なんとか隙間を塞いで使えないものかと考えて、ちょっとした改造をしてみました。

掃除機の紙パックを取り付ける「部屋」。写真下側から吸引されると負圧になり、
ホースからゴミの混じった空気を吸い込むことになる。ホース接続部分にはパッキンがある。
(注:バスケット固定用のプラスチックガイドに抑え板取り付け用の加工をした後撮影)

バスケット無しで紙パックが取り付けられていた状態。
黄矢印の様に紙パック入口の厚紙とパッキンの間に隙間があり、
ここからゴミが掃除機内部に拡散したようだ。

まず、内部がゴミだらけになっていた原因ですが、本来パッキンに密着しているべき紙パックが上写真のようになっており、吸い込まれたゴミの一部が紙パックに入らずに、隙間から直接本体内に入っていたためと思われます。
そこで、紙パックをパッキンに押し付ける為に、バスケット取り付け部分を少し加工して、段ボールを重ねて作成した写真の様な「抑え板」をかましてみました。

段ボール4枚重ねの抑え板、念のため手許にあった角材で補強してある。


抑え板で紙パック入口の厚紙ををパッキンに圧着、ほぼ隙間が無くなった。

バスケット使用時にどの程度の精度で紙パックがパッキンに圧着されていたかは不明ですが、とりあえず抑え板を取り付けて見た目の隙間は無くなったようなので、次にバスケットの(多分)もう一つの機能である、吸出し側(モーター側)に紙パックの一部がペタッと貼り付いてしまわない様、100均で買ったプラスチック籠を加工してスノコ状のパーツを作成することにします。

100均カゴ加工の自作スノコパーツ。 黒い部分は本体現物合わせのスポンジゴムのスペーサ―。


完成写真。一応隙間もなくなり、ペタッと吸い付くこともなさそう。

という訳で、うっかりミスの後始末とはいえ、実質支出100円で掃除機を買い替えないで済みそうな雰囲気になりました。尤も掃除機の紙パック交換は年に数回なので、次回交換時に中がゴミだらけになっていないことを祈るばかりですが。