温泉トリコイズム

全国の温泉巡りを不定期につらつらと綴っていきます。ジカ泉、野湯からスパ泉まで源泉があればなんでもレポります。

【倉吉市】やまもり温泉「やまもり温泉キャンプ場」

2014年04月21日 | 鳥取
入湯日:2013.4.7

○所 在 地  鳥取県倉吉市関金町堀
○電    話  0858-45-1100
○日帰り入浴 ???
○入 浴 料  3,000円払った…理由は後述
○満 足 度  ★★★★

 実は前日電話で問い合わせたところ、入浴時間は終わったとのことで、また改めますと連絡していた。
 ところが、いざ現地に着いてみると、野営キャンプ場の端にポツンと小奇麗なロッジ風の仮設湯小屋があるだけ。たまたま、大工さんが一人いたので入浴をお願いしてみると、「予約はしたのか?してなきゃ掃除しなきゃいけんから入れないよ。」とのことで、そんなことを知らなかった(というかインターネットでレビューさえ見つからないし…)ので、何とか入らせくれとお願いしたところ「社長に確認を取って掃除をするからまた一時間後に来てくれ。」とのことで、適当にぶらついていた。
 そうしているうちに一時間後に携帯が鳴り、「一人では入浴できないんですよ」とのことだった。どうやら入浴は三人かららしく、そしてただ単に入浴のみでは受け付けていないらしくキャンプ場を利用された方のみに限るとのことだった。ここまで来て納得がいかなかったので三人分払うから入浴させてくれと懇願し、何とか対応してもらう。
 つまりキャンプ場利用代500円、入浴料500円が一人分なので、×3人で3,000円も支払うことになった。逆に先方が本当にいいんですか?と恐縮していた。



 3,000円も払ったので、すぐ出るのはもったいないので、ここでのんびりすることにした。建設会社が片手間に営業している程度で、掃除してくれたお兄ちゃんもお金を受け取ったらすぐに現場へ戻って行ったようだ。
 露天風呂で浴槽が二つあるのみ。その内の大きな浴槽の方を掃除してくれたようで、そちらのみに源泉が投入されていた。鉱泉であるものの、激熱に加温されていて、のんびりしようとしたものの結局浴槽の外にいた時間の方が長かったが、90分ほどのんびりさせていただいた。



○源泉名  やまもり温泉
○源泉温度 27.7℃
○泉質   「ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」
○湧出量  ???
○水素イオン濃度 PH7.7(弱アルカリ性)
○成分総計 1,615mg/1kg 
○温泉利用状況 「加温あり かけ流し式」


 湯はやや黄色く微濁している。源泉直結ボイラーで加熱しているとのことで鮮度は失われずに湯口付近では泡濁している。加熱臭もあるものの、芒硝臭に苦味弱塩味とこの辺では珍しく個性ある存在感のある湯だった。
 ただ、あまりに熱く加温されていたので、後半はやや加水しながら入るしかなかったが、一人用浴槽てなんて贅沢なんだろう。
 
 まず注意したいのは、ここはキャンプ場利用客入浴を想定した場所であり、私のようにアポも取らずにいきなり行くと迷惑になる。3人で行けば、一人1,000円あたりで入浴は可能だと思うが、事前(前日まで)に必ず問い合わせをした方がいいだろう。

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