３歳ダート路線

先日のダイオライト記念で、新星キクノアローが完勝しました。
カネヒキリが休養中の現在、古馬ダート路線は混沌としてますが、こういう馬が出てくるのは喜ばしいことです。

さて、３歳ダート路線ですが、今年はかなり面白いメンバーが揃いましたし、強い馬もかなりいるようです。
昨年のようにフラムドパシオンが抜けていて、それ以外は低レベルのどんぐりの背比べという事態ではありません。
重ね重ねフラムドパシオンの故障は残念でしたが、それは置いといて、今年の３歳ダート路線を振り返ってみようと思います。
もちろん今から強い馬が出てくる可能性もありますが、現時点でのランキングを自分なりに作成してみました。

☆重賞級と思われる馬

１位　フェラーリピサ　・・・　これは強い。血統的にも完全なアメリカのダート血統。新馬戦でトーセンキャプテンと０秒１差の２着に来たように、芝にも対応できるが、大きなところを狙うのなら間違いなくダートだろう。

２位　シャドウストライプ　・・・　主戦の安藤勝Ｊによると、まだ体が出来ていないらしいが、それでいてこの走りは強い。瞬発力ならこの馬の方がフェラリーピサより上だろう。ただし、父がサクラバクシンオー、母の父がガルチということで、距離の限界はありそう。芝の対応も疑問。

３位　ピサノデイラニ　・・・　芝は全くダメだが、ダートは強い。ただし、気性的に一本調子なので、安定性に欠けるのが難点。

☆面白い存在の馬

４位　ヤマカツブライアン　・・・　父ブライアンズタイム、母ヤマカツスズランということで、ダートでは相当期待できるし、先週のレースの勝ちっぷりも見事。

５位　ロングプライド　・・・　父サクラローレル、母の父アジュディケーティング、母はウイングアローの妹。中京で勝ったレースは素晴らしく、かなり期待できる。

６位　スリープレスナイト　・・・　父クロフネ、母の父ヌレイエフ。牝馬であるが、先週は勝てるレースで出遅れて途中足を使い、勿体無かった。素質はかなりものがある。

７位　ソロソログランプリ　・・・　父ホワイトマズル、母の父ヘクタープロペクター。血統から見れば芝もこなせそう。実際新馬戦はものすごくロスがあるレースでアロープラネットの３着だった。この馬は個人的にかなり注目している。馬名、血統からしてそこまで人気になるとは思えないが、素質はかなりのものがあると睨んでいる。

とりあえず、今思い浮かぶのはこの馬たちです。また思い出したら付け加えようと思います。