TORAとSAKURAとケ・セラ・セラ

人見知りな愛猫とのマイペースな生活

MIYAKE ISSEY展

2016-07-30 | 観たもの

行って来ました~シリーズ。 第?弾!

こちらも6月のこと。 六本木 新国立美術館にて。


ルイ・ヴィトンの時とは違って、ISSEYはいくつか愛用している物もあり、
三宅一生氏も作品も長きにわたり好きです。






三宅一生の活動開始から現在に至るまで、約45年間の仕事を一挙に紹介した大展示。




特にISSEY MIYAKE のファンでなくても、幅広い年齢層が楽しめる展示となっていた。

改めて豊かな独自の発想、唯一無二の存在と感じさせられた。

時代の先端でもありながら、流行には左右されないシンプルさと服作りに対する真摯な姿勢が伝わる。

常に時代を模索し、自由で独創的な発想を生み出してきたが一貫して共通するのは、「一枚の布」が原点。

そして、身体との関係性。





着てみると一層良さが感じられるのが、ISSEY MIYAKE 

軽くて着心地が良く、空気を含み身にまとうと動きが軽やかになる気がするのは私だけではないはず。

鏡の前に立つだけではわからない、歩いて、動いて、飛んで? 良さを実感する服だと思う。



 
     


モデルがポージングしただけの写真はほとんどない。

ショーでも、ただモデルがウォーキングするのはあまり見たことがなく、ダンサーが起用されことも多く、
まさに飛んだり、跳ねたり、回ったり。


     



着てみると本当に、足取りは軽やかに、ジャンプしたり回ってみたくなるのだ。

さすがに外でそれはしないが、できる気分にさせてくれる。

そうした動きをした方が服も色々な表情を見せ、活きてくるのだ。


実際、コンテンポラリーダンスの衣装も多く手掛けている。

Noismもそのひとつ。





初めてISSEY MIYAKE を手にしてから、かれこれ約30年?

黒ニットのハーフコートは今でもたまに袖を通しています


27年前、初めてプリーツの作品を発表した時のもの。

       

このなんともいえない、深いブルーの色に一目ぼれ。(写真はちょっと暗めですが)


       

着ると立体的な感じになります。(こちらはちょっと明るめ、この中間ぐらいかな?)


4年後、PLEATS PLEASE のブランドとして発表された以降のもの。


       

より薄く、軽くなり、プリーツが細かく、素材的にも進化して様々な色やプリントが多彩に。


最近はほとんど着用していないが、旅行などに持ち歩いてもかさばらず、しわにもならないので便利。

流行にも左右されないし、年齢がいってもアリかも?!




       

充分に堪能した MIYAKE  ISSEY展 でした。



数年前、やはりこちら新国立で開催された「ルーシー・リー展」もとても素敵で印象に残っている。

イギリスの陶芸家ルーシー・リーは三宅一生氏によって日本に紹介され、多く知られるようになった。






発する色、フォルムの美しさ、ISSEYの魅力に通ずるものが。

陶器のボタン作品も有名で、遺言により多くが三宅一生に贈られ、それらも展示されてた。



ISSEY MIYAKE からNoism、ルーシー・リーと好きの連鎖がなんだか勝手にうれしい。


自分の好きなアーティストや作家が「猫好き」だとわかるだけうれしいような?! 

ちょっと違うけど。。。




ISSEYの服なら猫も嫌がらないかも?? そんなことはないでしょうが、、、






暑さで、でれぇ~っとしているこの頃。   こちら、服ならたたんだ状態。



 

こちら開いた状態。  通称、トラの「おっぴろげ」 



サクラもまったり。




サクラはトラみたいに「おっぴろげ」のポーズはしません。

でも、すごく開くんです!





      

猫は犬と違って、鎖骨が発達しているので腕(前脚?)が開くそうです。

サクラは特に柔らかく、びよ~んって伸びます。 以外と嫌がらない。



それに比べてトラは、


       

硬くて全然開きません。脚はあんなに「おっぴろげ」なのに。鎖骨が発達していない犬のようです。



       

まぁ、ど~でもいいことですが。




ISSEYの話からなぜか最後は「おっぴろげ」の話に?!



モネの庭園~清澄白河庭園

2016-07-19 | 観たもの

最近ブログの内容がすっかり1ヶ月遅れになってます。。。

6月のある晩、たまたまBS番組で華道家の假屋崎氏がフランスのモネの庭園を訪れるのを見た。

モネが後半の人生を過ごした場所でもあるアトリエと庭。





今でもモネの描く庭園を再現するため、日々庭師の手によって緻密な作業が続けられている。


     

まさに絵を切り取ったかのような色彩。

これらすべて、花の品種から色の組み合わせ、植える数までもが、モネの指示通りに
行なわれているというのにはびっくり。


     

もちろん、睡蓮の浮かぶ池も、日本式の橋も。


     


モネが理想の庭を造り、それを絵に描いたというだけではなく、まず描きたい絵があって、
そのためにその庭を忠実に自分で造ってしまった、というのは知らなかったので驚いた。

描かれている柔らかな美しい絵からは想像できない執念に近いまでの思いが詰まった庭。

そう思って見るとまた見え方も違う気がした。




20年前、パリ オランジェリー美術館で見た連作の睡蓮



パノラマ式に360度、睡蓮に囲まれる贅沢さ。圧巻としか言いようがない。

作品によって様々な色の違いが何ともいえず美しく、光の時間の経過を見ているよう。

もう一つの贅沢さは、ほとんど人がいなかったこと。いまでは味わえないことかも。

授業で来ている学生の小グループがいて、床に生徒たちが座り込んで説明を聞いていたのが
記憶に残っている。




番組を偶然見た翌日、いつもように?とまではいかないが、、、

外ビールとともに清澄白河で最近人気のエアーズバーガー を。


     



食べた後、ちょうど菖蒲が見頃かも、ということで清澄庭園まで。















      


     


     

サクラもよくこういう座り方します。片方の後脚だけしまい忘れ?




こちらは、なんか微妙なバランスで。




甲羅干しする亀たち。

すっぽんがいる、という人もいるのですが。 私には違いがわかりません!

ちなみに、私にスッポンは食べられません!!




必死な子もいます。






     





庭園の奥に菖蒲が。

     

写真を撮っていたら、前日に見たせいか、モネの庭っぽくない?! と思ったのは私だけ?


     





暑い夏の日も、少しほっとできる場所かもしれません。


でも、、、日陰があまりないから暑いかっ!



隣にある清澄公園でひと休み。











最近の猫たちは、だら~っと、いつも以上に力が抜け、のびた餅のようです。







     


猫ライオン

2016-07-09 | 観たもの

「ネコライオン」といえば、猫好きには絶大な人気の岩合さんの写真展が有名。






岩合氏曰く、「ネコは小さなライオン、ライオンは大きなネコ」

まさにそんな感じ!と納得。

たとえライオンを目の前にしたとしても、「恐い」というより、なんか親しみを感じてしまうかも。



ライオンといえば、アマゾンのCMでの犬が「かわいい!」と評判に。

       

目がとてもやさしくて、とても百獣の王には見えません。CMでは赤ちゃんとの共演がなんとも微笑ましい。





で、同じことをした人は恐らくかなりいるかと思われますが、、、




そうです、お察しの通り。





       


かわいいでしょー、とみんなに写真を見せまくっています。
       
トラですが、ライオンです。 トライオン  毛色がマッチして似合うでしょう~と猫バカ炸裂です!


         

こちらはサクライオン。 サクラはライオンというよりファー付きフードを被っているみたい。


今回に限らず被り物を付けるとフリーズしてしまいます。固まっている間に写真撮影。

もちろん、撮ったらすぐはずしてあげますが。今はさすがに暑そうだけど冬には防寒にもなる?!



          

トラはもともとライオンの赤ちゃんにみたいだよなぁーと。





あどけない表情とつぶらな瞳がそっくり?!


といってもトラもサクラも10歳を迎え、人間でいったら50代のオジサン、オバサンです。




相変わらずビビりですが。



すっかり夏の陽気、6月のとある日。抱っこしてベランダに出ただけでこの不安顔。




サクラはたまに脱走するだけあって、どちらかというと好奇心の目ですね。




私達は、久しぶりにベランダで一杯。

    

夏の定番、ビールに枝豆ははずせません。


    

明るいうちからの外ビール、ぜったい美味しく感じますよね。



    

一升瓶ごと持ってくる?  大丈夫です、一、二杯で止めました。




初夏~夏のあいだは、そら豆、枝豆、とうもろこし、欠かせません!


    

終わりかけのそら豆はパスタで、バジルとしらすと合わせて。こちらも6月でしたが。。。


この季節はやはり緑や黄色、赤など色鮮やかなものが目にも美味しいです。


6月の鎌倉

2016-07-06 | 鎌倉

6月の鎌倉といえば紫陽花。一年で最も賑う季節かもしれない。

父の命日が6月なので毎年必ず訪れるが、あまりに人出がすごくて明月院など
名所と言われる場所は見れていない。

それでも、なるべく混雑がなさそうな場所を選んで今年も紫陽花を楽しんだ。


すでに一ヶ月程前になるので、まだつづじも一緒に。


         

珍しく雨に降られたが、しばらくして上がり霊園内の道を眺めながら歩く。




咲き初めでまだ色も淡い繊細な感じ。


         

こちらは「隅田の花火」 鮮やかなブルーから伸びるような淡いピンクが本当に花火のよう。







紫陽花は色や形が様々で季節感も濃く、見て飽きない。


それに比べたら、、、と言ったら失礼かもしれないが、つつじは色がちょっと単調で
べったり咲いている感じが・・・否めない。  


         

ハートのような葉っぱを発見!  いいところを見つける。これ大事。





お墓参りの後はごく身近な親族のみでの食事会。

父の弟である叔父から色々幼少時期の話や懐かしい昔話を聞く。


「親孝行したい時に親はなし」と、よく言いますが、実感です。

元気でいるのが当たり前の時は、なかなかこちらから感謝を表すのは難しかったり、
もっと色々聞きたかったことあったのに、、、とか。

そんなことを改めて感じる十三回忌でした。





食事の後は、近場で混雑のなさそうな妙本時へ。


         

         

         


まだ初々しい紫陽花。





雨上がりが一番鮮やかで紫陽花が綺麗に見えるという、まさに「今でしょ!」のタイミングでした。

       






鎌倉駅から程近いにもかかわらず、しかも土曜なのにこの静けさ。穴場でした!











絵になるこちらの親子と犬の散歩姿以外は見かけませんでした。

         


         

雨に洗われ緑も生き生きと。




ここの空間に来ると空気もやや、ひんやりと感じられました。

         



ここからもう少し先の苔が美しいお寺まで足を延ばしたかったが、この日は時間が間に合わず。

きっと雨上がりで苔の緑も映え、綺麗だったろうに残念! 次回を楽しみにします。




この日はまだ紫陽花も見頃には早いだろうと、それ程期待はしていなかったのですが
充分楽しめたので満足。


         








ずっと工事中だった段葛もすっかりきれいになりました。