行って来ました~シリーズ。 第?弾!
こちらも6月のこと。 六本木 新国立美術館にて。
ルイ・ヴィトンの時とは違って、ISSEYはいくつか愛用している物もあり、
三宅一生氏も作品も長きにわたり好きです。
三宅一生の活動開始から現在に至るまで、約45年間の仕事を一挙に紹介した大展示。
特にISSEY MIYAKE のファンでなくても、幅広い年齢層が楽しめる展示となっていた。
改めて豊かな独自の発想、唯一無二の存在と感じさせられた。
時代の先端でもありながら、流行には左右されないシンプルさと服作りに対する真摯な姿勢が伝わる。
常に時代を模索し、自由で独創的な発想を生み出してきたが一貫して共通するのは、「一枚の布」が原点。
そして、身体との関係性。
着てみると一層良さが感じられるのが、ISSEY MIYAKE
軽くて着心地が良く、空気を含み身にまとうと動きが軽やかになる気がするのは私だけではないはず。
鏡の前に立つだけではわからない、歩いて、動いて、飛んで? 良さを実感する服だと思う。
モデルがポージングしただけの写真はほとんどない。
ショーでも、ただモデルがウォーキングするのはあまり見たことがなく、ダンサーが起用されことも多く、
まさに飛んだり、跳ねたり、回ったり。
着てみると本当に、足取りは軽やかに、ジャンプしたり回ってみたくなるのだ。
さすがに外でそれはしないが、できる気分にさせてくれる。
そうした動きをした方が服も色々な表情を見せ、活きてくるのだ。
実際、コンテンポラリーダンスの衣装も多く手掛けている。
Noismもそのひとつ。
初めてISSEY MIYAKE を手にしてから、かれこれ約30年?
黒ニットのハーフコートは今でもたまに袖を通しています
27年前、初めてプリーツの作品を発表した時のもの。
このなんともいえない、深いブルーの色に一目ぼれ。(写真はちょっと暗めですが)
着ると立体的な感じになります。(こちらはちょっと明るめ、この中間ぐらいかな?)
4年後、PLEATS PLEASE のブランドとして発表された以降のもの。
より薄く、軽くなり、プリーツが細かく、素材的にも進化して様々な色やプリントが多彩に。
最近はほとんど着用していないが、旅行などに持ち歩いてもかさばらず、しわにもならないので便利。
流行にも左右されないし、年齢がいってもアリかも?!
充分に堪能した MIYAKE ISSEY展 でした。
数年前、やはりこちら新国立で開催された「ルーシー・リー展」もとても素敵で印象に残っている。
イギリスの陶芸家ルーシー・リーは三宅一生氏によって日本に紹介され、多く知られるようになった。
発する色、フォルムの美しさ、ISSEYの魅力に通ずるものが。
陶器のボタン作品も有名で、遺言により多くが三宅一生に贈られ、それらも展示されてた。
ISSEY MIYAKE からNoism、ルーシー・リーと好きの連鎖がなんだか勝手にうれしい。
自分の好きなアーティストや作家が「猫好き」だとわかるだけうれしいような?!
ちょっと違うけど。。。
ISSEYの服なら猫も嫌がらないかも?? そんなことはないでしょうが、、、
暑さで、でれぇ~っとしているこの頃。 こちら、服ならたたんだ状態。
こちら開いた状態。 通称、トラの「おっぴろげ」
サクラもまったり。
サクラはトラみたいに「おっぴろげ」のポーズはしません。
でも、すごく開くんです!
猫は犬と違って、鎖骨が発達しているので腕(前脚?)が開くそうです。
サクラは特に柔らかく、びよ~んって伸びます。 以外と嫌がらない。
それに比べてトラは、
硬くて全然開きません。脚はあんなに「おっぴろげ」なのに。鎖骨が発達していない犬のようです。
まぁ、ど~でもいいことですが。
ISSEYの話からなぜか最後は「おっぴろげ」の話に?!