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この「なんでダイワハウスなんだ?」というCMシリーズは長く続いているが、今回は「龍宮城編」。
↓CMが見られます
ダイワハウス「竜宮城編」
浜辺で亀がひっくりかえっている。「大丈夫か!」と助ける男性。
亀は男性に対して感謝し「ありがとうございました。助かりました。どうぞ背中にお乗り下さい」と申し出る。
「やった、竜宮城だ!」
亀の背中に乗り海底へ行くと、門の向こうに美しい乙姫様が「ようこそいらっしゃいました」と歓迎。
嬉しそうに門をくぐろうとする男性、しかしハタと立ち止まる。
門には、こう書かれていた。
「ダイワハウス」
「・・なんでダイワハウスなんだ?」
いつものお約束の展開であるが、ふと考えてしまった。
男性は「やった、竜宮城だ」と言っている。つまり「浦島太郎」の話を知っているということだ。
しかし浦島太郎の結末は諸説あるものの、どれもハッピーエンドとはいいがたい。竜宮城での夢のような生活と引き換えに家族や自分の故郷も失ってしまうわけだ。
それでもこの男性は亀の背中に乗ることをためらわなかった。
私は竜宮城がどんなところかという興味はあるけれど「玉手箱を開けない」という誓いを守れる自信もないし、家族や友人に二度と会えなくなるということを天秤に掛けたら、「気持ちは嬉しいけど、やめときます」と言う気がする。
亀を助ける事については、ためらわずすると思うけど。
それにしても昔話って、不思議ですよね。
玉手箱には竜宮城にいる間に過ぎ去った「時間」が入っている、だから浦島太郎が誓いを破って箱を開けてしまったとき一瞬にして年老いてしまったということらしいが、そもそも乙姫様は、開けちゃいけないというなら何故箱を渡したのだろう。
あなたなら、どうしますか?
「浦島太郎」の結末を知っている状況で、亀の背中に乗りますか?