
軍艦島クルーズも終わり、バスで佐世保へ移動し、本日のもう一つの目玉がこれ
海風乗車です♪
詳細は
http://www.sasebo99.com/tour/?action=view&id=55
で、どうぞ~
このバスは、公益財団法人佐世保観光コンベンション協会が運営しているようで、車両の管理、運行は地元のバス会社「西肥バス」が担っているようです。
ここで???と思いませんか?
佐世保には公営バスがあります。
こういう類の運行は市が行うものだと思っていましたが…どういういきさつなんでしょうね?興味あったりしますね~
ともあれ、HPから事前に予約し、該当便の申し込みを終えたので乗車!!と
その前に、当日予約したチケットを引き換えなくてはなりません。。。
ええ、始発は西肥バスセンター(佐世保バスセンター)なのですが、ここではチケットが引換できず、一旦駅中の観光情報センターへ出向き、氏名を告げ、お金と交換に乗車券を頂きます
その際、座席が指定になっているのでちらりと見ると、2列目が指定されていました。
聞けば、本日は7名様だそうで~我々は3名なので、あと4名様が最前列であとはいない。。。。
ラッキーと言うか、いささか寂しさも覚えますが。。。
もう少し気軽に乗れるようにしたらとも思ってしまいます。。。
で、我々は券を握りしめてモノ好きなので、斜め前のバスセンターへ戻ります(笑)


最近はこれが主流なのか?こればかり見る西鉄や


おおっ!!ここにも元名古屋市営が頑張っている♪なんて眺めていると、あら?一番端っこのバースに既に入線していました
真っ白な車体がまぶしい「海風」です!
ただ、折り返し運用の間で、運転士さんが気持ちよさ下にお休みになって見えたので、ここは配慮して間際まで待とうと思って一旦下がりましたが、見ていた係員に予約ですか?と聞かれ、答えたら、運転士さんのつかの間のお休みが終了してしまいまして、申し訳なかったです、はい。。。
白いセーラー姿のアテンダ-さんもやってきて、改札をしていただき、いよいよ車内です♪

革張りの色も鮮やかなシートが展開されています
デザインは、石井さんと言う有名なデザイナーさんの手がけによるものだそうで、九州お得意のあの方ではないそうです。
最前席、2列目はカットされ、観光リーフレット置き場などになっていますので3列目からが座席スペースです
で、

後部に固定サロンのスペースが見えます

フリースペースとなっていて、指定席にはなっていません。販売定員外ですね
混んでいなければ、ゆるりとサロン感を堪能できますよ
もちろん、屋根部は

スケルトン構造~但しサロン部分のみ。。。

一見、立山のE~SOLA車輛と同じようなコンセプトですね
ただ、こちらは最後部までスケルトンで、中央スケルトン構造です
従って、クーラー構造は、改造されておらず種のまま

で、立山のはサイドスケルトンなので、クーラーなどの処理がセンターよりに改造工夫されていました。
ここが違いかな~?

荷棚がなく、間接照明を多用している以外は、実は見た目の派手さ程の大がかりな弄りをしていないように思われます
センターモールも既存のものをうまく活用しているっポイし、工夫ですよね


あ、シートで!!!と思ったのが

これ、解ります???

シートポケットが「ハート」ですよ♪
さりげなさが可愛いですね♪
ちなみにもう1箇所、ハートが出てきますよ
それは後程。。。
最終の16:30発にて、駅みなと口から4名が乗車し、全員そろってスタート!

Jピラーじゃないですが、席が無くうまく処理されていて、こちらは好感持てますね
ただ、アテンダ-さんとの距離が遠くてそれはそれで違和感ですが(笑)


明るく、美人なガイドさんの軽快な、解りやすいトークで車内は少ない人数ながら、楽しく進みます

あ、実は最初にバスセンターで乗車した時、私たちの素性を話し、インタビューさせて頂いたんですが、逆にイロイロ話を聞いていただいて盛り上がって、方言で話してなんて無理を聞いていただいていたのはナイショ(笑)
やはり、地元の言葉で話して頂くと、より観光に来た感じがしていいですね~
特に女性の九州各地の訛りは私個人的に好きです(笑)
コースは
佐世保駅みなと口→市民文化ホール/セイルタワー→米海軍佐世保基地正門前→佐世保重工業(SSK)赤レンガ倉庫→九十九島動植物園「森きらら」→船越展望所→九十九島パールシーリゾート→さるくシティ4○3アーケード→佐世保駅みなと口
と回る早回り車窓メインの約60分コースです
米軍基地横を通り

撮影禁止ですが、普段は入れないSSK内も入り
段々と坂を上がっていき


運転士さんの腕が光る、カーブ、坂、狭隘の3拍子揃った道を華麗なハンドルさばきで駆け上がり

入り組んだ港湾の綺麗な景色をアテンダーさんの心地よい声とともに楽しんだら


九十九島動植物園横を通り、この旅唯一の下車観光?地、九十九島パールシーリゾートです


ここで小休憩が取られますのでもちろん、バス撮影会です♪


ご厚意で閉めて頂きました~
お、ナンバーが99!!希望ナンバーですね♪拘りですね~

サイドも見たら
後ろ!!!!


ね?ハートがもう一つだったでしょ??(笑)武骨なバスにあって、柔らかいイメージが施されるというのも「あり」かなって感じますね。
もちろん、前の

も、しゃれていてカッコいいです!!
再び車内に戻るとバスは、来た道ではなく、綺麗な広い方の道をスイスイ進み、再びSSKの横から再度市街地へ入っていきます
セイルタワーや外国人バーの辺り、さるくシティの日本一長いアーケードや防空壕を残し活用されたらしいとんねる横丁などを車窓で楽しむと
60分ってあっという間でした

駅で4名様と別れ、我々は再びバスセンターまで。
しばし雑談をし、また違う季節に再会をと…
バスは静かにバスセンターへ戻りました

運転士さん、アテンダーの方には本当に温かくもてなして頂いて、ありがたかったです。
ありがとうございました
佐世保が魅力的に感じたし、趣味的にも含め「また、近いうちに来よう」と思えた、魅力的なバスの旅でした
さりげないけど、なんか、いい。
そういう車両や、コンセプト、演出や飽きのこない工夫というのは想像より難しいでしょうが、継続する、大事に使う、育てる、来てもらうというキーワードが使命なかぎり、何か一つが欠けても、客離れになってしまうので、今後どうなっていくのか?物凄い(笑)期待を込めて、応援したいなと思いましたよ!!
機会があれば、是非佐世保に足を運んで、実際に見て乗って感じてみてはいかがでしょうか~??
あ、バスセンターまで乗ったのにはわけがもう一つ…
出てくるバスを撮影ゲットすることです(笑)



あ、よく見たら運転士さんが挨拶してくれていた!!
とてもいい人だぁ~~いいな~~九州!あったかいなぁ~~