週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！ ☆・◎・○・無印の順で……以下略。
基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。なお、ライブビューイングとかは、あまり熱心に取り上げておりません。あしからず。
すんません、また土曜更新になっちまいました。
☆『白河夜船』（日本）91分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
よしもとばななの同名小説を映画化。安藤サクラ、井浦新、谷村美月などが出演。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『世界の終わりのいずこねこ』（日本）80分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
隕石落下の迫る近未来の関西を舞台に、今生きている姿を、歌とパフォーマンスを全宇宙ネットワークでインターネット配信し続ける一人の少女と木星から使者“いずこねこ”の出会いを描くドラマ……って、よく分かりませんが、できれば観たいと思っています。
※上映館／シネマスコーレ
◎『映画 ビリギャル』（日本）117分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
学年ビリのギャルが偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した実話の映画化。主演が有村架純なので観ないわけにゃいきません。というか、もう観ました。なかなかの良作。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
○『フォーカス』（アメリカ）105分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ウィル・スミス扮するスゴ腕サギ師が一世一代の仕事に挑む姿を描いたクライムサスペンス……らしい。ヒロインをは『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーゴット・ロビー。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
○『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』（日本）94分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
このシリーズに関しては完全に門外漢なのでよく分かりませんが、アニメ版とは世代の異なるその後を描いた物語の完結編……らしいです。監督は押井守。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
『アイスマン』（中国/香港）104分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ドニー・イェン主演作。無実の罪を着せられたまま400年の眠りについていた明代の兵士が現代に蘇る、というタイムスリップものだそうです。
※上映館／シネマスコーレ
『群盗』（韓国）98分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
朝鮮王朝末期を舞台に、民衆を解き放つ義賊となった男の活躍を描いた壮大な歴史ロマン……らしい。
※上映館／センチュリーシネマ
『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』（フィンランド/ポーランド/オーストリア）75分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
1978年から1982年にポーランドでテレビ放映されたパペットアニメーションを再編集した劇場版……らしいです。
※上映館／名古屋シネマテーク
『コードギアス 亡国のアキト 第3章 輝くもの天より堕つ』（日本）59分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／伏見ミリオン座／イオンシネマ大高
『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.3 アルンヘムの橋』（日本）？分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／伏見ミリオン座
●ドキュメンタリー
◎『あっちゃん』（日本）103分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
2014年に結成30周年を迎えたパンクバンド「ニューロティカ」のボーカル「あっちゃん」ことイノウエアツシを中心に、その歩みを追ったドキュメンタリー……らしい。普段はお菓子屋の若旦那として地道に仕事をしてるんだって。あと、チャラン・ポ・ランタンの歌が挿入歌として使われているそうです。
※上映館／名古屋シネマテーク
『アラヤシキの住人たち』（日本）117分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
廃村で共同生活を送る人々の一年を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館／シネマスコーレ
●特集上映
◎＜大森靖子の映画史＞
大森靖子が関わった作品の特集上映。『ワンダフルワールドエンド』『サマーセール』『tarpaulin』『トム・ソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ』『非少女犯行声明』
※上映館／シネマスコーレ
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
またも時間がないので、感想を簡潔に。
＜映画＞
●JIMI：栄光への軌跡
●Mommy／マミー
●ラスト5イヤーズ
●セッション
●ワイルド・スピード SKY MISSION
●インヒアレント・ヴァイス
●シンデレラ ※同時上映『アナと雪の女王／エルサのサプライズ』
●映画 ビリギャル
『セッション』最高！ 血沸き肉躍る展開で、大いに興奮しつつ観ました。賛否両論あるようですが、僕としては断固支持。というより、力技で捻じ伏せられた感じです。
とはいえ、このスパルタ＆パワハラ教師のやり方を賛美するわけではありません、むしろ、ああいう教え方しかできない男の身勝手さとハタ迷惑さをきっちり描いている点が見事なんじゃないでしょうか。何はともあれ見応えは抜群なので、迷っている方は連休中に映画館へ行くべし！
ジミ・ヘンドリックスがスターダムへのし上がっていくさまを描いた『JIMI：栄光への軌跡』も大いに楽しめる作品。ジミの演奏シーンも秀逸なんですが、それ以上に強烈に印象に残るのは、ジミをめぐる女どものバトル！ 火花が飛び散る、という形容がピッタリのシーンでした。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』は今回もサービス精神旺盛。良い意味でツッコミどころ満載なのも相変わらずで、これまた大いに楽しめます。ポール・ウォーカーへの想いもしっかりと込められていました。
しいて難点を言えば、どう見てもステイサムが悪役に見えないこと。これは僕がステイサムびいきだからかもしれませんが「ホントはいいヤツ」オーラが出まくりなので、どうしたって憎めないわけです。やっぱりステイサムに悪役は無理じゃない？
それに比べて、憎々しい役をすこぶる憎々しく演じたのは『シンデレラ』のケイト・ウィンスレット。このクソ女、とスクリーンに向かって罵りたくなるなど、見事な意地悪ぶりでした。映画全体で出来栄えも、きっちりとツボを押さえていて見事。
そんでもって『ビリギャル』。内容には疑問を感じる部分もある（そもそも、この話は「美談か？」など）ものの、とにかく有村架純が可愛い！ ほとんどのシーンを名古屋で撮影しているので、知ってる景色がたくさん出てきたのも愉快でした。
＜本＞
●すかたん／朝井まかて
●先生のお庭番／朝井まかて
●歌謡曲が聴こえる／片岡義男
●弱虫のロック論 GOOD CRITIC／平山雄一
相変わらず朝井まかてにハマっていて、今週は2冊を読み終えました。どっちも面白かったんですが、特に『すかたん』は最高。これ、完全にロマコメじゃん。すこぶる胸キュンな気分になりました。
音楽関連の本も2冊。片岡さんのは……うーん、面白いんだけど、ちょっと「我」が出すぎかなぁ。文体のクセも気になりました。とはいえ、資料的価値がある本というよりは片岡さんの内面を綴ったエッセイなので、これはこれでいいと思います。平山雄一の本は日本のロックへの愛に満ち溢れた内容で、あったかい気分になれました。
Drop'sのニューシングル『未来』を購入。今年2枚目のCD購入です。
ミディアムで心地いいテンポの曲なんですが、やはり彼女たちには、もっと荒々しくてスピード感のあるロックをお願いしたいなぁ。なので、アマゾンでレビューを書いている方々の気持ちもよーく理解できます。というわけで、アルバムでは極上のロックンロールを聴かせて！
