すんませんが、今回から無印のものに関しては原則として説明ナシとさせていただきます。あしからず。
☆『PARKER パーカー』(アメリカ)118分
ジェイソン・ステイサムの新作! 例によってアクションもののようですが、今回は監督が『愛と青春の旅だち』『ホワイトナイツ』『Ray』のテイラー・ハックフォードで、しかもジェニファー・ロペスが共演してるので、いつもとは一味違うかも。あと、ニック・ノルティも出てるそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『ムーンライズ・キングダム』(アメリカ)90分
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ダージリン急行』『ファンタスティック Mr.FOX』などで知られるウェス・アンダーソン監督の新作。一組の少年少女の逃避行と彼らを追う大人たちの姿を描いた異色コメディー……らしいです。ブルース・ウィリス、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンなど、出演者は豪華。それはともかく、ブルース・ウィリス、働きすぎじゃない?
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『脳男』(日本)125分
高い知能と驚異的な肉体を兼ね備えるも人間らしい感情はない謎めいた男「脳男」をめぐるバイオレンス・ミステリー……らしい。監督は『八日目の蝉』などの成島出で、主演は生田斗真。他に松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、染谷将太などが出演。これ、観た方がいい? アドバイスをお待ちしております。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
○『恋する歯車』(日本)?分
東映の若手スター育成のためのプロジェクト(だよね?)「TOEI HERO NEXT」の第3弾。サスペンスものだそうです。ヒロインが黒川智花ってことなので、ちょっと気になってます。
※上映館/109シネマズ名古屋
○『ゴーストライダー2』(アメリカ)95分
ニコラス・ケイジ主演のアメコミ原作ヒーロー映画のパート2。1作目では、若い頃はすごく美少年だったのに成長したらニコラス・ケイジになったので、ちょっと驚いた記憶があります。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
○『塀の中のジュリアス・シーザー』(イタリア)76分
刑務所に服役中の囚人たちがシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』を熱演する過程を追った意欲作……らしい。ドキュメンタリーなのかな? 監督パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟。
※上映館/名演小劇場
○『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』(日本)?分
佐藤二朗演じるニート中年とマメシバ犬の交流を描いたシリーズの第3弾。前作は3Dでしたが、今回は違うみたいですね。
監督 芦塚慎太郎 キャスト 佐藤二朗 南沢奈央 高橋洋
※上映館/109シネマズ名古屋
『故郷よ』(フランス/ウクライナ/ポーランド/ドイツ)108分
チェルノブイリ原発の事故に巻き込まれた人々を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『ニッポンの、みせものやさん』(日本)90分
※上映館/名古屋シネマテーク
『よみがえりのレシピ』(日本)95分
※上映館/名古屋シネマテーク
『スタードライバー THE MOVIE』(日本)?分
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
<ホン・サンス/恋愛についての4つの考察>
※上映館/名古屋シネマテーク
『モンスターズ・インク3D』()分
ピクサーアニメの中で一番好きな作品。7月には続編、というか前日譚である『モンスターズ・ユニバーシティ』も公開されるそうです。これは楽しみ。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
先週末の興収ランキングで1位に返り咲いた『テッド』、23日からピカデリーでも公開されるそうです。遅すぎない?
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中川コロナが「4DX」という劇場上映システムを日本で初めて導入するそうです。ワーナーマイカル大高とかにある「D-BOX」を、さらに進化させたシステムみたい。新しいもの好きな方々はぜひ試してみて、僕に感想を教えてくださいませ。7月なので、まだ先の話ですが。
http://eonet.jp/cinema/news/domestic/detail_4625.html
インターネット映画大賞の結果、発表されていました。日本映画は『桐島、部活やめるってよ』、外国映画は『レ・ミゼラブル』がトップ。
http://www.movieawards.jp/
そして、キネ旬の読者ベストテンも。
http://www.kinenote.com/main/feature/vol16/detail01.aspx
どっちもそれぞれ妥当な順位のような気もしますが、『魔法少女まどか☆マギカ』が入ってないのは何故? 評論家が選んだものに比べて順位が高いのは『鍵泥棒のメソッド』『おおかみこどもの雨と雪』『アーティスト』『最強のふたり』『ダークナイト ライジング』『レ・ミゼラブル』『人生の特等席』『007/スカイフォール』あたりでしょうか。
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じゃ、今週観た2本の感想を。
●つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語
傑作! ものすごーく見応えありました。死に瀕した一人の女を狂言回しに複数の男女の愛憎劇が展開するわけですが、とにかくもう出てくる女優さんたちが豪華なので、まったく飽きさせません。しかも、お目当ての野波麻帆が美しいお○を……いやはや、眼福。
まあ、つやの人物像がいまひとつ明確に伝わってこなかったことに若干の物足りなさを感じなくもないですが、観ている最中はとにかくすごく夢中になれました。オススメ。もうちょい長く感想を書きたいところですが、ちょっと時間がないのでこのへんで。
●ストロベリーナイト
ドラマ版同様、物語としてはいささか底が浅い印象を受けました。犯人像も、ちょっと類型的なんじゃないでしょうか。それよりも、このシリーズが人気作になった要因は、やはり姫川班の「チーム感」ではないでしょうか。特に西島秀俊の佇まいが最高。
そういえば、この前のオールナイトニッポンGOLDでの西島秀俊の舞い上がりっぷり、微笑ましかったですね。ニッポン放送さん、今度はぜひ西島秀俊に単独でパーソナリティーを任せるべき。
読んだ本の感想もチラッと。
●幸いは降る星のごとく/橋本治
女芸人を主人公にした物語。小説の体裁を取ってはいるんですが、途中で作者の考察やらボヤキやらが入っていて、エッセイのような雰囲気もあります。橋本治の本を何冊か読んだことがある方なら、そういう「本筋からの脱線」に慣れているでしょうが、一見さんは途方に暮れるかも。
で、ここに登場する女芸人たち、オアシズ、いとうあさこ、椿鬼奴がモデルなんだよね?
この週末には『アウトロー』を観ます。時間があれば、ちょっと遠出して『テッド』も。あと『ライフ・オブ・パイ』も観なきゃなぁ。『さよならドビュッシー』はパスしちゃってもいいよね? アドバイス、お待ちしております。
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拓郎とジュリーの対談、いよいよテレビでオンエアされるそうです。衛星放送をご覧になれる方々は、お見逃しなく!
『吉田拓郎の千夜一夜 “沢田研二~41年ぶりの対談~”』
BSプレミアム 2月9日(土)午後10:00~10:59
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/1000/145834.html
それにしても『近田春夫の歌謡曲って何だ』今週も国会中継で中止とは……。