☆『ゼロ・ダーク・サーティ』(アメリカ)158分
ビンラディンの殺害計画を題材にした作品だそうです。監督は『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。それ以外は何も知らない状態で臨みます。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『チチを撮りに』(日本)74分
音信不通だった父親との永遠の別れに接した姉妹が次々と困難に見舞われるさまを描いた人間ドラマ……らしい。母親役が渡辺真起子ってことなので、前々から観たいと思っていました。しかし1日1回のみで1週間とはキツいなぁ。
※上映館/シネマスコーレ
◎『ダイ・ハード ラスト・デイ』(アメリカ)98分
おなじみのシリーズ、第5弾。今回はモスクワが舞台で、息子と一緒にトラブルに巻き込まれるみたい。制作側としては、世代交代してシリーズの長期化を図る作戦かな? で、6作目からはブルース・ウィリス抜きで作られたりして。あくまで邪推です。
※上映館/ピカデリー/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
○『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』(ドイツ)110分
1937年に起きた飛行船ヒンデンブルグ号の爆発炎上を題材にしたスペクタクル・ドラマ……らしい。見応えありそう。この映画、実は懸賞で招待券が当たったので観ます。
※上映館/109シネマズ名古屋
○『人生、ブラボー!』(カナダ)110分
過去に行った精子提供によって533人の子どもがいることが発覚した男をめぐるハートフル・コメディー……らしい。面白そう。
※上映館/伏見ミリオン座
○『演劇1』『演劇2』(日本)172分/160分
演劇人、平田オリザへの密着取材を試みたドキュメンタリー2部作……らしい。監督は『選挙』『精神』『Peace』の想田和弘。ってことは、見応えあるのは間違いないでしょう。しかし、2本合わせて5時間半以上ってのは、さすがに無理そう。
※上映館/名古屋シネマテーク
○『ジャッジ・ドレッド』(イギリス/南アフリカ)?分
荒廃した未来を舞台に法の番人と犯罪組織が繰り広げる攻防を描いたSFアクション……らしい。イギリスの人気コミックの映画化。以前、シルヴェスター・スタローン主演でも映画化されています。
※上映館/109シネマズ名古屋
○『レッド・ライト』(スペイン/アメリカ)113分
伝説の超能力者と、彼を追う科学者たちの壮絶な心理戦を描いたミステリー……らしい。ロバート・デ・ニーロ、キリアン・マーフィ、シガーニー・ウィーヴァーなどが出演。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『いびつ』(日本)50分
ある男と女子高生との奇妙な関係を描いた異色の青春ドラマ……らしい。タイトルを見てホラーかと思ったけど、エロ系?
※上映館/中川コロナシネマワールド
『ユダ』(日本)109分
元カリスマキャバクラ嬢、立花胡桃の自伝的小説の映画化。『BUNGO~ささやかな欲望~』で好演していた水崎綾女が主演だそうです。明日は中川コロナで舞台挨拶があるみたい。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『明日の空の向こうに』(ポーランド/日本)118分
旧ソ連の貧しい村に住む孤児たちが豊かな暮らしを求めて国境越えの旅に出るさまを描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場
『王になった男』(韓国)131分
イ・ビョンホン主演作。時代劇は初めてだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『空の境界』(日本)92分
催眠や心理学の世界に深く迫った物語……って、なんのこっちゃ全然分かりません。どういう映画なの? まあ、確かめるために観に行くなんて酔狂なことはしません。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』(アメリカ)86分
20世紀のファッション界に多大な影響を与えた天才エディター、ダイアナ・ヴリーランドの人生を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ
<松江哲明特集上映>
※上映館/シネマスコーレ
* * * * *
この前の3連休は割とヒマだったから、計5本も観ちゃいました。とはいえ、実は日曜あたりから風邪気味だったので、月曜は映画を観ている最中ずっと寒くて仕方なかったです。にもかかわらず、イオンシネマで『脳男』と『ライフ・オブ・パイ』を観てから小牧コロナに移動して『テッド』、というハシゴをしちゃったわけです。だって、イオンじゃ『テッド』をやってないんだもん。それにコロナだと月曜は男性1000円だし。
というわけで、その5本の感想を少しずつ。
●アウトロー
トム・クルーズ主演作! 一時は「トム、もうダメじゃない?」などと世界中で思われていた(よね?)わけですが、ここんとこ再び絶好調ですね。『ロック・オブ・エイジズ』でのカリスマ的ロックスターも良かった(ただし少々やりすぎ)けど、今回も抜群の存在感を見せてくれました。いや、目新しいところは、まったくないのよ。自分のルールで生きるマッチョな男、なんて主人公はハリウッド映画でも日本映画でも腐るほどいるし、ストーリー自体にも新味は感じられません。それでも充分すぎるほど面白いのは、やはりトム・クルーズの存在感があるからじゃないでしょうか。いわゆる「華がある」ってヤツね。
これ、たぶんシリーズ化するんでしょうね。で、思うんですが、この『アウトロー』は、ちょっと安直すぎるんじゃないでしょうか。原題通り『ジャック・リーチャー』でも良かったんじゃないかと思います。
●さまよう獣
『ふゆの獣』で男女関係の破綻や修羅場を濃密すぎるほど濃密に描いた内田伸輝監督の作品。とても感心したものの、観ている最中はイライラしたり不快になったりしたことも事実です。で、今回もそんな気分を味わわされるのかと身構えていったら……なんちゅうか、妙に軽やかなタッチになっていました。もちろん、主人公が抱える闇の部分や、過去に受けてきた仕打ちなどを想像すればすごく気が重くなるのですが、スクリーンに登場する面々の行動は常にどこかコミカルで、さほど深刻な気持ちにさせないわけです。
かといって、それが良くないというわけじゃありません。こういうのはこういうので悪くないし、大好きな津田寛治を久々に観られたのもうれしかったんですが、「生々しい恋愛ドラマ」だと思って観たので、いささか肩すかしを喰らった気持ちになったわけです。でもさ、やっぱり最後の方、妙にスラップスティック方向に行きすぎてない?
●脳男
こんなことを書くと語弊がありそうだけど(じゃあ書かなきゃいいんですが)、超高機能自閉症青年の物語、と捉えていいんだよね? まあ、それはそれとして、なかなか見応えはありました。ただ、古いタイプの熱血刑事を演じる江口洋介、ちょっと鬱陶しすぎるって。松田優作っぽい雰囲気を出したかったんだろうけど、下手なパロディにしか見えないし。とはいえ、それは江口洋介が悪いんじゃなくて、そういうのを求めた作り手の責任だと思うけど。
それでも最後までなかなか見応えがあったのは、生田斗真の清々しい佇まいが実にサマになっていたからでしょう。しかも、今回は脱いでいます。裸の胸板を拝めます。というか、『八重の桜』では西島秀俊、『アウトロー』ではトム・クルーズが胸板を晒していたけど、それが最近の流行なの? まあ、減るもんじゃないし、喜ぶ人は多いだろうから、男も女もジャンジャン脱いじゃってくださいよ。
●ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日
うーん、これは問題作。ラスト直前に語られるアレをどう解釈すべきか、途方に暮れちゃう……よね? えっと、さっきも書いた通り、風邪気味だったので頭の回転がいつもより若干鈍っていたわけです。もともと鈍いのがさらに鈍っていたので「どういうこと? 全部○○話ってこと? 誰か教えて~」と半ばパニック状態になっちゃいました。で、要は……すんません、感想を書こうとすると完璧にネタバレになっちゃいますね。
映像は見事でした。僕は当然2Dで観たんですが、3Dならさぞかし見応えあったでしょうねぇ。で、トラに関してはかなりの部分がCG、という話を聞いたんだけど、それは本当? だとしたら最近のCG技術、ものすごく高度じゃん。おみそれしました。
●テッド
公開4週目にして興収ランキング1位の座をキープしている人気作。ここまで大ヒットするとは配給会社も予想してなかっただろうね。してたとしたら、最初から名古屋の都心部でも上映したろうし。
そんなわけで、僕も世間のブームに乗り遅れまいと観たわけですが、正直言って期待していたほどの面白さは感じませんでした。ここ数年のアメリカ製コメディと比べると、『宇宙人ポール』より少し下で、『ジャックとジル』よりは上、という感じ。まあ、『アイアン・スカイ』と同じぐらいのレベルと言っていいんじゃないでしょうか。発想や設定から楽しめるけど、それ以上のサプライズがないから結果的に物足りなく思える、という感じ。でもまあ、こういうバカバカしいコメディがヒットするのは愉快なことだと思います。
この週末こそ『パーカー』を観る予定。まだ喉も頭も痛いんですが、気力で直します。
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