掲示板にも書きましたが、『檸檬のころ』はオススメ! 高校生たちの恋愛を描いた映画です。作品全体としては今ひとつの部分もあるものの、とにかく谷村美月の感情表現が素晴らしすぎ。もう愛おしくて愛おしくてたまらない、という気持ちにさせてくれます。日本の青春映画を好きな方々は必見! くれぐれもお見逃しなきように。って、名古屋じゃ明日で終わっちゃいますが。
映画で描かれていない部分が気になったから、原作も読みました。ほら、特に「西」に関するところね。映画では秋元加代子(榮倉奈々)と西(石田法嗣)の関係が説明不足で分かりづらかったので、もどかしく感じたのよ。
小説ではその辺りがしっかりと描かれていて、これがまた切ないのなんの。作者は女性のはずなのに、なんでこんなに男の心情を理解できるんでしょ。しかも、西だけでなく、金子商店の息子(映画ではアリtoキリギリスの石井正則)の物語が、もう胸に痛い痛い。「自分を特別な存在だと思いたがっている凡人」のあがきが実に見事に描かれています。
ちなみに映画の中で谷村美月が放つウルトラ名台詞「初めての生理がもう一回来た、みたいな感じ」は原作通りでした。これは間違いなく今年の日本映画を代表する台詞でしょ。
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