さて、週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! まだ週末じゃないんですが、金曜が祝日なので1日早くアップします。なお、多くの作品が23日公開ですが、24日公開のものもありますので、ご注意を。
「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
今週の目玉は当然『モテキ』なわけですが、ロマン・ポランスキー、チャン・イーモウ、ラッセ・ハルストレム、ポール・ハギスの新作もあるので、外国映画好きは忙しくなりそうですね。
☆☆☆『モテキ』(日本)118分
説明不要だよね? 人気マンガのドラマ化の映画化。要は恋愛モノです。冴えない主人公を演じるのはテレビ版と同じく森山未來(冴えないという設定なのに踊りのキレは抜群)ですが、女性陣は総とっかえ。長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子という、夢のような顔ぶれです。監督はテレビ版と同じく大根仁で、ストーリーは原作者・久保ミツロウによる映画用オリジナル、とのことです。テレビ版と同じ音楽のセンスも素晴らしそうなので、ものすごく楽しみ。できれば、テレビ版に出てた野波麻帆と満島ひかりがチラッとでも登場しますように。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
☆『ゴーストライター』(フランス/ドイツ/イギリス)128分
ロマン・ポランスキー監督の新作。元イギリス首相のゴーストライターとして雇われた男が奇妙な出来事に巻き込まれていくさまを描いた政治サスペンス……らしい。主演はユアン・マクレガーで、元首相役がピアース・ブロスナン。かなり面白そう。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』(日本)126分
医大生がカンボジアの子どもたちのために学校を建てようと奮闘するさまを描く青春ドラマ……らしい。主演は向井理で、監督は深作健太。それなりの志が感じられそうな映画なので、気になります。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『カンパニー・メン』(アメリカ)104分
会社をリストラされたエリート・ビジネスマンたちの悪戦苦闘を描いた社会派ドラマ……らしい。主演はベン・アフレックで、他にトミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ケヴィン・コスナーと、なかなか豪華な顔ぶれ。ただ、予告編でケヴィン・コスナーを見た時は、それがケヴィン・コスナーだとは全然気付きませんでした。なんか、すごく老けて貧相に……あ、ファンの方々、すみませんです。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場
◎『女と銃と荒野の麺屋』(中国)90分
『初恋のきた道』『HERO』『LOVERS』などで知られるチャン・イーモウ監督がコーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』をリメイクしたという話題作。予告編の印象では、やたらと色彩豊かで荒唐無稽っぽくて、面白そう。ちなみに、『サンザシの樹の下で』よりも前に撮られた作品だそうです。
※上映館/名演小劇場
◎『親愛なるきみへ』(アメリカ)105分
軍人の青年と女子大生との出会いと切ない運命を描いたラブストーリー……らしい。監督は『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』『ショコラ』『HACHI 約束の犬』などのラッセ・ハルストレム。かなり情感豊かな作品のようですが、チラシとかがハーレクインっぽすぎるのには少々抵抗があったりします。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/中川コロナシネマワールド
◎『スリーデイズ』(アメリカ)134分
無実の罪で投獄された妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描いたサスペンス・アクション……らしい。フランス映画『すべて彼女のために』のリメイクで、監督は『クラッシュ』のポール・ハギス、主演はラッセル・クロウ。
これ、紹介文に「ラッセル・クロウがひ弱な大学教授を演じる」と書いてあったんだけど、どう見てもひ弱そうじゃないじゃん!
※上映館/109シネマズ名古屋
◎『セカンドバージン』(日本)105分
スキャンダラスな不倫愛を描いたNHKドラマの映画化……だそうです。僕は見たことないんですが、かなり話題になったようですね。主演は鈴木京香、長谷川博己、深田恭子。「狂おしくも切ない大人の恋愛模様」ってことなので、どんな風に狂おしいか確かめてみたいとは思ってます。あと、深キョンも気になるし。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『glee グリー ザ・コンサート 3Dムービー』(アメリカ)84分
世界的に大人気のTVドラマ『gleeグリー 踊る♪合唱部!?』のキャストによるコンサートの3D映画化だそうです。ドラマは一度も見たことないんですが、『アイ・アム・ナンバー4』に出てたディアナ・アグロンも歌ったりしてるみたいなので、かなり気になっています。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『4デイズ』(アメリカ)97分
核爆発まであと4日に迫った国家的危機に立ち向かう尋問スペシャリストの姿を描いたサスペンス……らしい。主演はサミュエル・L・ジャクソン。
『スリーデイズ』と同じ日に『4デイズ』が公開されるってのもややこしい話ですが、このあと『5デイズ』って映画もあります。せっかくだから、タイアップしてスタンプラリーとかやればいいのにね。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『プリースト』(アメリカ)87分
司祭と吸血鬼の対決を描いたアクション・ホラー……らしい。主演はポール・ベタニー。3Dでの上映みたい。
※上映館/109シネマズ名古屋/中川コロナシネマワールド
『ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー』(フランス)97分
ヌーヴェル・ヴァーグを代表する2人の監督、フランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールの友情と決裂を描くドキュメンタリー……らしい。ちょい気になります。
※上映館/名古屋シネマテーク
『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ ライブ “アイム・ウィズ・ユー” in シアター』108分
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが新作アルバム『アイム・ウィズ・ユー』の発売を記念した一夜限定ライブの模様を劇場公開、とのことです。
※上映館/109シネマズ名古屋
『牙狼 〈GARO〉 ~MAKAISENKI~ Vol.1~Vol.4』(日本)?分
『牙狼〈GARO〉』シリーズ最新作がテレビで始まるのを記念して先行上映……って、テレビで流すのを先に映画館で上映するのかな? すんません、門外漢なので全然分かりません。
※上映館/伏見ミリオン座
『ギンギラ太陽's はじめてモノ語り ボーン・トゥ・ラン~夢の超特急~』(日本)47分
舞台演劇の映像化。役者たちが建物や乗り物などのかぶり物を装着し、人間が登場しないドラマを披露する福岡の演劇集団「ギンギラ太陽's」の代表作で、新幹線の歴史を語る……という内容みたいです。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
<ロベール・ブレッソンの芸術>
フランス映画界を代表する監督、ロベール・ブレッソンの代表作『スリ』と『ラルジャン』をニュープリントで公開。『ラルジャン』の方は初公開時に観て感銘を受けた記憶があるんですが、さっぱり内容を思い出せません。情けなや……。
※上映館/名古屋シネマテーク
<チャン・グンソク祭り>
『美男(イケメン)ですね 劇場編集版』と『イテウォン殺人事件』を上映。
※上映館/シネマスコーレ
あと、23・24・25日には『ワイルド・スピード MEGA MAX』の先行上映があります。これはヒットしそう。
* * * * *
と、ここまでまとめたところで急な仕事が入りました。土曜の朝までバタバタすることになりそうです。もしかしたら、寝る時間はないかも。
この前の週末には『人生、ここにあり!』と『ラビット・ホラー3D』を観ました。『人生、ここにあり!』は、精神病院を撤廃したイタリアで起こった実話を映画化したもの。障害者をどう活かすか、健常者(って、そもそもその「境界」も曖昧なわけですが)とどう共存していくかというテーマに踏み込んだ意欲作で、ものすごく見応えがあり、なおかつ考えさせられました。観る価値は充分!
『ラビット・ホラー3D』は、ビックリするほどの面白くなさ。僕がホラーというジャンルに馴染んでないせいかとも思いましたが、たぶん誰が観ても楽しめないと思います。そもそも怖くもないし。唯一の収穫は、満島ひかりのどアップを3Dで見られたことのみでした。
あと、書きそびれてたんですが、ちょっと前に『くまのプーさん』も観ました。で、ものすごくビックリしました。くまのプーさんに詳しくない僕は、ずっとプーさんを「くまを擬人化したキャラ」だと思ってたんですが、そうじゃなくて「くまのぬいぐるみを擬人化したキャラ」だったのよ。って、そんなことプーさんファンなら当たり前すぎることかもしれませんが。
劇中でプーさんの腹が裂けて「ワタが出てきちゃった」と言った時は、「えええっ」と叫びそうになるくらい驚いちゃいました。世の中、まだまだ僕が知らないことは無数にあるようです。
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トッパ
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