筧昌也の新作公開！ ＜08年3月22日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが今回はゼロ。とりあえず優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

『Sweet Rain　死神の精度』113分
　伊坂幸太郎の小説を、『美女缶』『ロス：タイム：ライフ』の筧昌也が映画化。死神と女性との交流を描くファンタジー……らしい。なかなか面白そうなので、時間があれば観るつもり。主演は金城武と小西真奈美。他に富司純子、光石研、石田卓也、村上淳など。

『くりいむレモン　旅のおわり』73分
　シリーズ最新作。例によって、兄と妹の禁断の関係が描かれているみたい。監督は、自主制作映画で注目を浴びているらしい前田弘二。シネマスコーレにて。

『燃えよ！ピンポン』（米）90分
　卓球にカンフーアクション織り交ぜたコメディ……らしい。面白そう。話題のマシ・オカも出てるみたい。あと、クリストファー・ウォーケンも。名古屋市内ではTOHOシネマズ名古屋ベイシティと中川コロナにて。

『ポストマン』111分
　真面目で無器用な郵便配達員が家族や周囲の人々と育む絆や愛情を描く感動作……らしい。これ、郵便局のPR映画？　主演は長嶋一茂。北乃きいも出てるみたい。

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』（仏・香）95分
　ウォン・カーウァイ監督の新作。タイトルやポスターからは甘〜いラブストーリーっぽい雰囲気が漂ってきますが、実際どうなんだろ。 主演は映画初主演のシンガー、ノラ・ジョーンズ。他にジュード・ロウ、デビッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンと、かなり豪華な顔ぶれ。

『スルース』（米）89分・PG-12
　年老いた推理小説作家と、その妻を寝取った青年との壮絶な騙し合いを描くミステリー……らしい。主演はジュード・ロウとマイケル・ケインで、監督はケネス・ブラナー。伏見ミリオン座にて。

『夜顔』（仏・ポルトガル）70分
　ルイス・ブニュエル監督の名作『昼顔』の登場人物たちのその後を描く風変わりなドラマ……らしい。撮ったマノエル・ド・オリベイラ監督は、なんと99歳だって。すげえ。名古屋シネマテークにて。『昼顔』もリバイバル上映されます。

『ザ・フィースト』（米）86分・R-15
　謎の怪物に襲われた男女のサバイバルをユーモア満載で描くモンスター・パニック映画……らしい。予告編には笑わせてもらいました。有名な役者は出ていないようですが、マット・デイモンやベン・アフレックが製作陣に名を連ねています。ピカデリーにて。

『4ヶ月、3週と2日』（ルーマニア）113分・PG-12
　独裁政権末期のルーマニアを舞台に、中絶という違法行為を決意した女性ふたりの緊迫の一日を描く人間ドラマ……らしい。カンヌ映画祭では最高賞パルムドールに輝いたそうです。名演小劇場にて。

『デッド・サイレンス』（米）89分
　腹話術を題材にしたユニークなホラー……らしい。人気作『ソウ』の監督＆脚本家コンビによる作品みたい。TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

『オー！マイキー　フィーバー』42分
　登場人物すべてがマネキンのブラックなコメディ『オー！マイキー』シリーズの最新作。前に劇場公開されたのは驚異的に面白くなかったです。まあ、好みの問題でしょうが。シネマスコーレにて。

　ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』が、何かと世を騒がせていますね。自民党の国会議員が試写会を行えとゴリ押ししたかと思えば、今度は新宿の映画館が上映を取りやめたんだって。名古屋じゃ5月に名古屋シネマテークで公開されるそうです。

　チベット問題における中国の傍若無人ぶりには国際的に非難が集まってますが、『ラスト、コーション』のタン・ウェイをマスメディアから追放している、という暴挙も許しがたい！　日本に呼んで活躍してもらった方がいいかも。