土屋アンナ主演作『さくらん』、いよいよ公開！

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは自分にとって優先順位が高い順に並べました。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

☆『さくらん』111分・PG-12
　土屋アンナ主演作！　江戸時代の遊郭を舞台に、花魁の切ない恋を描く……らしい。監督は蜷川実花で、音楽が椎名林檎！　椎名桔平、安藤政信、成宮寛貴、木村佳乃、菅野美穂、永瀬正敏、石橋蓮司、夏木マリなども出演。同じ土屋アンナ主演作でも『バッシュメント』とは公開規模も話題性も違いすぎ。

『となり町戦争』114分
　隣町との戦争に巻き込まれた青年の闘いを描いた作品。原作は読みましたが、ちょっと腰砕けっぽい印象でした。江口洋介、原田知世、瑛太などが出演。伏見ミリオン座にて。

『龍が如く　劇場版』110分
　極道同士の過激なバトルを描く……らしい。ゲームの映画化らしいけど、そっち方面に疎いので内容は全然知りません。監督は三池崇史。主演は北村一輝と岸谷五朗。他に哀川翔、田口トモロヲ、サエコ、加藤晴彦、高岡早紀など。

『ゴーストライダー』110分
　アメコミの映画化。悪魔に魂を売った男が超人的な力を得て大活躍する……らしい。主演はニコラス・ケイジ。かなりド派手そう。

『善き人のためのソナタ』138分
　ドイツ映画。冷戦時代を舞台に、国家のために監視活動を行なう男が辿る運命を描く……らしい。それにしても、アカデミー賞の外国語映画賞に選ばれた週に公開されるとは、ものすごいタイミングの良さ。配給会社や上映館は大喜びでしょうね。ゴールド劇場にて。

『パフューム　ある人殺しの物語』147分・PG-12
　これまたドイツ映画。18世紀のパリを舞台に、特異な嗅覚を持つ男の狂気を追うサスペンス……らしい。かなり緊迫感ありそう。アラン・リックマンやダスティン・ホフマンも出ています。

『ルワンダの涙』115分
　1994年に起きたルワンダ虐殺の真実を鮮烈に描く……らしい。こちらはイギリスとドイツの合作。主演はジョン・ハート。名演小劇場にて。

『叫(さけび)』104分
　連続殺人の捜査を進める刑事が主人公のミステリー……らしい。監督は黒沢清。役所広司、小西真奈美、伊原剛志、葉月里緒奈、オダギリジョー、加瀬亮、奥貫薫など、キャストはかなり豪華。主題歌は中村中。

『ドッグ ラバーズ シンフォニー』103分
　挫折した青年が犬の訓練士という仕事に出会い、更正してゆく姿を描く……らしい。アメリカ映画みたいですが、監督は日本人。そしてプロデューサーは、あのシステムセンターの高松修身。ちゃんとした映画になってるんかな？　主演は『グリース2』のマックスウェル・コールフィールド。懐かしい名前だなぁ。ピカデリー系にて。

『マニアの受難』100分
　ムーンライダーズの30年の軌跡を追うドキュメンタリー。細野晴臣、高橋幸宏、あがた森魚、PANTA、サエキけんぞう、遠藤賢司、曽我部恵一、野宮真貴、原田知世、直枝政広など有名な人が多数登場するみたい。名古屋シネマテークにて。

『パパにさよならできるまで』114分
　父を亡くした少年が、その悲しみを乗り越えてゆく姿を描く……らしい。ギリシャとドイツの合作映画。主演の男の子は史上最年少でロカルノ映画祭主演男優賞を受賞したそうです。名演小劇場にて。

『蒼き狼　地果て海尽きるまで』136分
　モンゴル建国の英雄、チンギス・ハーンの生涯を描く歴史ドラマ……らしい。主役は反町隆史。他に菊川怜、若村麻由美、袴田吉彦、松山ケンイチなどが出演。監督は澤井信一郎。すんません、こういうスケールの大きそうな映画、さっぱり興味を持てません。自分がスケールの小さな人間だからだと思います。

『ワンピース　エピソード オブ アラバスタ　砂漠の王女と海賊たち』
　大人気シリーズの新作。なんと8作目だって。

　映画好きにとって今週最大の話題はアカデミー賞だったわけですが、日本映画を好きな人にとってはそれ以上の大ニュースが、『寺島進の アニキに聞けよ！』が単行本になったことでしょう。違う？

　さて、いよいよ来週火曜にミッドランドスクエアシネマがオープンします。しかし「全座席・高級革張りシートの“アーバン・シネマコンプレックス”」て。アーバンなんて言葉を使った宣伝文句、久々に見ました。

　『バブルへGO!!　タイムマシンはドラム式』と『天国は待ってくれる』を観ました。どっちも「意外と良かった」ってのが率直な感想です。でも、それより何より、とにかく『ドリームガールズ』は必見！　ソウルフルすぎる歌声に酔おう！