少年トッパ

<11年2月25・26日公開作> 『英国王のスピーチ』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『英国王のスピーチ』(イギリス/オーストラリア)118分
 吃音に悩む英国王ジョージ6世の成長を描いた感動作……らしい。実話に基づいた物語だそうです。で、アカデミー賞大本命みたい。授賞式は27日(日本時間で28日)なので、すごく絶妙なタイミングで公開されるわけですね。昨年の『シングルマン』に続き2年連続でアカデミー主演男優賞にノミネートされているコリン・ファースが主演。
※上映館/名演小劇場TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『不倫純愛』(日本)95分
 新堂冬樹の小説の映画化。編集長と作家の心の揺れと激しい愛欲の世界を描いたエロチック・ドラマ……らしい。監督は秀作『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司で、主演は嘉門洋子。それより何より気になるのは、相手役が津田寛治ってこと。うーん、観たい。
※上映館/伏見ミリオン座

『シリアスマン』(アメリカ)106分
 『ノーカントリー』でアカデミー賞の作品賞&監督賞を穫ったジョエル&イーサン・コーエン監督の新作。平凡な大学教授と周りの人々との間に巻き起こる不条理な小事件を綴ったコメディー・ドラマ……らしい。コーエン兄弟、早くも3月には新作『トゥルー・グリット』が公開されます。というか、『シリアスマン』の公開が妙に遅くなっていたみたい。
※上映館/伏見ミリオン座

『アンチクライスト』(デンマーク/ドイツ/フランス/スウェーデン/イタリア/ポーランド)104分
 子供を失くした夫婦の悲しみと苦悩を美しく残酷に描いたサイコ・スリラー……らしい。監督は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー。どぎつい描写が満載の露悪的な作品みたいですが……、映画ファンとしては観ておくべき? 主演はシャルロット・ゲンズブールとウィレム・デフォー。
※上映館/シネマスコーレ

『恋とニュースのつくり方』(アメリカ)107分
 テレビ業界を舞台に、低視聴率番組のプロデューサーに採用されたヒロインが恋に仕事に頑張る姿を描いたサクセスストーリー……らしい。主演は『きみがぼくを見つけた日』のレイチェル・マクアダムス。ハリソン・フォード、ダイアン・キートンも出演。監督は『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『悪魔を見た』(韓国)144分
 イ・ビョンホン主演作。婚約者を惨殺された国家情報院捜査官の復讐を描いたサイコ・サスペンス……らしい。かなり凄惨で血なまぐさそう。でも、見応えありそう。
※上映館/109シネマズ名古屋

『サラエボ、希望の街角』(ボスニア・ヘルツェゴビナ/オーストリア/ドイツ/クロアチア)104分
 ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボを舞台に、一組の男女の愛の行方を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場

『再会の食卓』(中国)96分
 中国と台湾の歴史に翻弄された元夫婦の悲喜こもごもを描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/ゴールド劇場

『ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島』(イギリス)113分
 シリーズ3作目。1作目は観たんですが……すんません。これ、結局ディズニーは撤退したんだっけ? あと、似たような感じの『ライラの冒険』の続編は制作中止になったんだっけ? エンターテインメント産業も厳しい状況ですね。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『劇場版マクロスF 恋離飛翼 サヨナラノツバサ』(日本)115分
 『劇場版マクロスF』の後編だそうです。かなり人気あるシリーズですが、すんません、僕はよく知りません。
※上映館/伏見ミリオン座109シネマズ名古屋

『はんなり』(日本)94分
 花街の本当の姿と美しい京都の四季を捉えたドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

 『ヒア アフター』を観ました。ひとことで言うと、ヘンテコな映画。異なる場所でそれぞれ「死」について悩んだり考察をめぐらせたりする3人の物語が終盤で収束するわけですが、はっきり言って僕は「あれれれ?」と思いました。「なんじゃ、それ」って感じ。
 まあ、『硫黄島からの手紙』や『グラン・トリノ』は「映画作家としてのイーストウッド」の作品でしょうが、これは「職業監督としてのイーストウッド」の作品と考えるべきなんでしょうね。北野武にとっての『座頭市』みたいな。ちょっと違う?
 とはいえ、面白くなかったわけじゃありません。物語の着地点が全然予想できない、という意味では大いに楽しめたわけです。それに、序盤の大津波のシーンはすごい迫力だし、料理教室での「目隠しプレイ」は妙にエッチだし。あれ、実際にやってる料理教室があったら繁盛するかもね。あるんだろうか?
 ちなみに、主演のセシル・ドゥ・フランス(美人キャスター役の人)が尼さん&シンガーを演じた『シスタースマイル ドミニクの歌』、かなり見応えがあり、なおかつ考えさせられる作品です。

 と、ここまで書いたところで、仕事上の大トラブルが発生。しかも、ウン百万の金をめぐるトラブルらしい。ああ、気が重い……。
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