＜11年3月5日公開作＞ 『ツーリスト』など

　週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　「☆＝絶対に観る！」「◎＝できれば観たい！」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

☆『ツーリスト』（アメリカ）103分
　なんと、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが初共演！　これはもう観るっきゃないでしょ。評判は芳しくないようですが、とりあえず予備知識を持たずに臨みます。と言いながらも、監督が『善き人のためのソナタ』のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクってことは知ってます（名前は暗唱できませんが）。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

◎『アブラクサスの祭』（日本）113分
　現役住職で芥川賞作家である玄侑宗久の小説の映画化。うつに苦しみながらも、かつて熱中した音楽に向き合うことで懸命に生きようとする僧侶の姿を描く人間ドラマ……らしい。主演はスネオヘアー。他にともさかりえ、本上まなみなど。
※上映館／名古屋シネマテーク

◎『世界のどこにでもある、場所』（日本）97分
　現代人の心の病に切りこんだ群像コメディー……らしい。監督は大森一樹。スーパーエキセントリックシアターの役者さんたちが多数出演しているそうです。
※上映館／シネマスコーレ

◎『死にゆく妻との旅路』（日本）113分
　末期がんの妻をワゴン車に乗せて日本各地をさまよった男性の手記が原作だそうです。主演は三浦友和と石田ゆり子。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『わさお』（日本）116分
　ブログで紹介されて人気者になった秋田犬「わさお」の半生を描いた感動作……らしい。わさお役はわさお自身だそうです。飼い主役は薬師丸ひろ子。犬の映画、最近また増えてきたような気がします。
※上映館／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ドラえもん　新・のび太と鉄人兵団　はばたけ天使たち』（日本）108分
　1986年公開の『ドラえもん　のび太と鉄人兵団』のリメイクだそうです。
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『アレクサンドリア』（スペイン）127分
　4世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の混乱に翻弄された女性天文学者の数奇な運命を描く歴史ドラマ……らしい。主演は『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズ。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

『機動戦士ガンダムUC episode3「ラプラスの亡霊」』（日本）69分
　『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の世界を描いているそうです。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ

＜一尾直樹アーリーデイズ＞
　最新作『心中天使』が公開されている一尾直樹監督の初期作品の特集上映。実は先日『心中天使』は観たんですが……、すんません、僕には全然向いていない映画でした。画面から伝わってくる雰囲気は悪くなかったし、ちょっと眉をしかめた尾野真千子の表情はすこぶる魅力的だったんですが。
※上映館／名古屋シネマテーク

　センチュリーシネマで『キック・アス』のアンコール上映が始まります。見逃してた方は、この機会を逃すべからず。と言いつつも、僕自身は世間で騒がれたほどには熱狂できなかったんですが。

　アカデミー賞、『英国王のスピーチ』に決まりましたね。僕も早く観たいけど、混んでるんだろうなぁ。たぶん、3月の後半に観ると思います。
　対抗馬だった『ソーシャル・ネットワーク』もいろいろと考えさせられる奥の深い作品なので、未見の方はぜひご覧ください。そろそろ上映終了しそうなので、お早めに。この作品、主人公をアスペルガーと捉えて観るかどうかで、ずいぶん受け取り方は違ってくると思います。

＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊

　なんだかんだと仕事でもそれ以外のことでも切羽詰まった状態が続いてるので、あまり映画を観に行けません。と言いつつも『ウッドストックがやってくる！』は観たんですが、これが何ともイマイチ。歴史的なイベントに立ち会うことができた青年の感動やら成長やらを「家族との葛藤」を交えて描いているものの、結局のところ、イベントの舞台裏よりも家族をめぐる話に主眼が置かれていて、それはそれで悪くないんだけど、観たあとにモヤモヤした気持ちしか残りませんでした。もっと爽快な気分にさせて！　って、だったら違う映画を選べよ、って話ですが。

　『GANTZ』も、やっとこさ観ました。お目当ての吉高由里子、出番は少ないながらも、さすがの好演。後編では出番が増えるだろうから、楽しみです。まあ、肝心のストーリーにはいまひとつ興味が湧かなかったりするんですが。
　ところで、あのボディスーツ、みんな短時間でササッと着てるみたいだけど、実際にはかなり時間がかかるんじゃない？　何をやってもノロマな僕なんかだと、5分以上かかりそう。

　さ、仕事に戻ろっと。あと何時間、かかることやら。ふう。