少年トッパ

<2020年4月24日・25日公開作:ナシ>

名古屋で公開される新作映画、もちろん今週もゼロです。いや、名古屋だけじゃなく日本全国でゼロですね。
愛知県では小中高校の休校を5月末まで延長しました。当初はゴールデンウィーク明けの再開を予定してた図書館などの施設も休館・休業期間を延長しています。
感染者数は爆発的に増えているわけではないけど、かといって減ってるわけでもなく、そもそも検査件数が少ない現状では正確な感染者数を把握できていない気がします。
そんな風に世の中全体に不安感や閉塞感が広まっているところに来て、何よ、あのマスク騒動。虫が入ってたとかカビが付着してたとかって、もはや「不良品」というレベルじゃないじゃん。
あまりにもヒドいことを連発する安倍政権にはただただ呆れるばかり。他国と違って支持率が低下しているのは当然でしょ。そもそも今までそれなりに支持率が高かったのが不思議です。

すんません、ついつい映画とは関係ないことを書き殴ってしまいました。本当ならこの週末には大林監督の『海辺の映画館』や大注目ドキュメンタリー『れいわ一揆』、愛しのイザベル・ユペール様の主演作『ポルトガル、夏の終わり』などが名古屋で公開されるはずでした。いつ観られるのか、さっぱり予想できないですね。
名古屋シネマテークから届いた会員向けDMには5月7日以降の上映スケジュールが記載されていました。予定通りに上映されるといいですが……。

「仮設の映画館」、本日オープンだそうです。これは興味深い試みですね。想田和弘監督の『精神0』は5月2日から公開。
http://www.temporary-cinema.jp/

名古屋の映画館の営業状況に関しては、それぞれの公式サイトでご確認ください。

名古屋シネマテーク
※「名古屋シネマテーク・エイド」が始まっています。
https://note.com/n_cinemat_aid/n/n9bc431d79066

シネマスコーレ
※『音楽』×シネマスコーレのコラボTシャツ、発売中です。
https://ameblo.jp/rengousekigun/entry-12589753800.html

名演小劇場
※サポート会員の募集を開始。詳細は公式サイトを。

伏見ミリオン座
センチュリーシネマ

ミッドランドスクエアシネマ
109シネマズ名古屋
イオンシネマ・ワンダー
中川コロナシネマワールド
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
イオンシネマ大高
イオンシネマ名古屋茶屋

三越映画劇場
大須シネマ

クーポンや会員特典などはどこも期限を延長しているようなので、それぞれの公式サイトでご確認ください。

ミニシアターへの支援活動に関しては下記のサイトを。

SaveTheCinema 「ミニシアターを救え!」プロジェクト
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金

*     *     *     *     *

●VODで視聴した映画

『コンテイジョン』
今回の新型コロナ騒動と状況が酷似している、ということで話題になっている作品。未見だったので、初めて有料でネット視聴しました。
で、始まってしばらく既視感を覚えていたわけですが、ほどなくして気付きました。これ、劇場公開時に映画館で観てるじゃん! 迂闊でした。
まあ、この作品で描かれたようなことが実際に起こるなんて予想してなかったので、当時は完全に架空の物語だと思いながら観ていたんでしょうね。特に記憶に残っていたのはウイルスをめぐる出来事よりも、ジュード・ロウ演じる胡散臭い自称記者の言動や立ち居振る舞いだったし。
でも、今の状況の中で観ると、ものすごく真実味がある内容です。ウイルスの怖さはもちろん、様々な規制や物資不足によって暴徒が発生するあたりの描写もリアル。いつ日本でも同じようなこと起こってもおかしくない、と震撼しました。
ウイルスが発生した原因は映画の最後に明かされます。これも真実味たっぷり。作り手たちが現在の状況を予見していたのかどうかは分かりませんが、実に見応えがありました。

●無料で視聴できるオススメ映画

『逆光の頃』
『殺さない彼と死なない彼女』で注目された小林啓一監督による青春映画です。公開は2017年。主演は高杉真宙と葵わかな。京都が舞台で、いろんな名所の風景を楽しめる観光映画という側面もあります。
この作品と『殺さない彼と死なない彼女』によって、小林監督は山戸結希と並んで日本の青春映画の第一人者になりつつあると思います。なので次回作が楽しみなんですが、今の状況ではいつ撮影できるかまったく目処が立たないですよね。

『ベアリー・リーサル』
ジェシカ・アルバ出演作。とはいえ主人公は女子高生で、ジェシカは悪者です。
主人公は幼い頃から秘密の組織で特訓を受けてきた特殊工作員だったけど、組織を脱走して憧れていた「普通の高校生」になる、という展開。ゆるい学園ものコメディーで、僕の好みにはピッタリでした。

●読んだ本

『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ
ものすごく読み応えのあるミステリー小説。約500ページあるんですが、終盤はもう読むのを止められません。僕としては、とにかく主人公のカイアが平穏な人生を送ってくれることをひたすら願いながら読んでおりました。

●最近のオススメ曲

たくさんあるけど、とりあえず5曲を選んでみました。

『What Do You Want?』Rei
『運命の人』北澤ゆうほ(the peggies) ※スピッツの曲のカバー
『赤い花・青い花(閨房ヴァージョン)』キノコホテル
『B.M.B』竹内アンナ
『melt bitter 』さとうもか
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