少年トッパ

<2021年10月29日・30日公開作> 『モーリタニアン 黒塗りの記録 』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『モーリタニアン 黒塗りの記録』 <シネマトゥデイ>
何年も投獄生活を送る青年の弁護を引き受けた弁護士たちを描いた社会派ドラマだそうです。ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバーバッチなどが出演。
※上映館/伏見ミリオン座イオンシネマ名古屋茶屋

『そして、バトンは渡された』 <シネマトゥデイ>
瀬尾まいこの小説の映画化。この本、読みたいと思っていましたがまだ未読です。
監督は『ブタがいた教室』などの前田哲。永野芽郁、田中圭、石原さとみをなどが出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ジョゼと虎と魚たち』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。田辺聖子の小説の映画化です。以前、妻夫木聡&池脇千鶴主演で映画化されて大評判になりましたし、昨年のアニメ版も良い作品でした。今回も期待して良さそう。
※上映館/センチュリーシネマ

『アイの歌声を聴かせて』 <シネマトゥデイ>
学園ものアニメのようです。土屋太鳳の歌声も聴けるみたい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ふゆうするさかいめ』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『スウィート・シング』 <シネマトゥデイ>
『イン・ザ・スープ』で注目されたアレクサンダー・ロックウェル監督の新作。
※上映館/センチュリーシネマ

『アレックス STRAIGHT CUT』
ギャスパー・ノエ監督作。2002年に制作した『アレックス』を時系列を変えて再構築したそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『ハロウィン KILLS』 <シネマトゥデイ>
ジョン・カーペンター監督作『ハロウィン』の続編として2018年に公開された『ハロウィン』の続編。って、ややこしい!
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ伏見ミリオン座

『僕たちは変わらない朝を迎える』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『老後の資金がありません!』 <シネマトゥデイ>
すこぶる共感度の高いタイトルですね。主演は天海祐希で、監督は『そして、バトンは渡された』と同じく前田哲。同じ監督の作品が同じ週に公開されるのはかなり珍しいんじゃないでしょうか。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『自由を我が手に』
※上映館/シネマスコーレ

『stay』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『WHOLE』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高

『I will. -君が未来を歩くとき-』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

●ドキュメンタリー

『カナルタ―螺旋状の夢―』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座

『華のスミカ』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

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●観た映画

『ひらいて』※観る価値あり
原作は未読。というか、いま読んでいるところです。
この映画でまず驚いたのは、山田杏奈が異様に可愛いこと。今までの作品でも可愛かったんですが、今回は半端じゃない可愛らしさを振りまきまくってます。それでいて、性格は暴走機関車のような猪突猛進タイプ。凄まじい行動力を見せます。
その行動力には、おそらく多くの観客がドン引きするでしょうし、僕も「おいおいおいっ」という気持ちになりました。基本的に賢い子なので計算高い部分もありますが、衝動的にとんでもないことを言ったりやったりするわけです。危なっかしくて見ていられません。
しかし同時に、演じる山田杏奈が可愛いこともあって、途轍もなく魅力的な存在でもあります。何とか幸せになってほしい、とも思いました。しかし、彼女が幸せになるためには、とっても良い雰囲気の相思相愛カップルを破局させなきゃいけないわけで、さすがにそれは人道的に許せません。
そんなこんなでモヤモヤしたりトチ狂ったりしているところにラスボス登場、ってわけじゃないけど、モテ男君のとんでもない父親と主人公たちが対峙する羽目になって……という風に物語は展開していくんですが、僕としてはできれば3人のみの物語を見たかった、というのが正直な気持ちです。すんません、何を書きたいのか、よく分からなくなりましたが、青春映画を好きな方には観る価値がある作品だと思います。

『THE MOLE(ザ・モール)』※観る価値あり
北朝鮮にスパイとして潜入した男の行動を追ったドキュメンタリー。当然、多くの場面が隠し撮りなわけですが、にもかかわらず画質は鮮明です。最近のカメラはホントに高性能ですわ。というか、こんなにたくさんの映像を撮って10年もバレなかったのが不思議。
北朝鮮が国家として犯罪行為に手を染めまくっていることがよく分かるんですが、ここまで顔を晒された連中は今後どうなるんでしょ。

●読んだ本
『ふだん使いの言語学:「ことばの基礎力」を鍛えるヒント』川添愛

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『おかえりモネ』、終わっちゃいましたね。しみじみと心に沁みる良いドラマでした。これほど「表情」が大きな意味を持ったドラマは、なかなかないんじゃないでしょうか。
もちろん、多くのTVドラマ(特に朝ドラ)は基本的にセリフとナレーション、それに演者の表情で話を進めるわけですが、『おかえりモネ』の場合、ちょっとした目線の動きや眉の寄せ方、口の開き方で、登場人物たちの感情がすごく豊かに伝わってきたわけです。これは配役が見事だった、ということに尽きるでしょう。ほとんどすべての役者さんたちにとってベストアクトだったんじゃないでしょうか。それはやはり脚本、特に台詞が的確だった、ってことかな。
終盤、コロナという言葉を出さずに、コロナの時期を乗り切った様子を描いたのも見事。深い余韻が残る作品でした。

眞子さん、無事に結婚できて何よりです。どういう訳か、ここ数年やたらと世の中でバッシングが巻き起こっていたわけですが、誰が誰と結婚しようが別にいいじゃん、って思っておりました。
まあ「国の金=税金を使って云々」という気持ちは分かりますが、それも辞退したわけだから、もう無関係の者にどうこう言う資格はないじゃん。僕としては、自分の意志を貫いた眞子さんはまったく大した方だと感心しております。

さあ、いよいよ衆院選。さすがに今回は自民党から政権の座を奪わなきゃダメでしょ。でも、新聞には「与党が過半数を維持するかも」みたいな記事が載っていたりして、なんとも不可解な気持ちになります。
アベ・スガ政権がどれだけ多くの隠蔽工作を行い、事実を捻じ曲げ、場当たり的な政策をやらかしてきたのかは、みんなよ~く知ってるはずじゃん。つい最近も大量のアベノマスクが見つかって呆然としたばかりだし。はっきり言って、自民党に投票しようとしている人の気持ちがまったく理解できません。
ともあれ、みなさま、くれぐれも自分の一票を無駄にしないように!
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