「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
◎『アワ・ブリーフ・エタニティ』(日本)105分
最も大切なものの記憶をなくしてしまう奇病が蔓延する都市を舞台にしたラブ・ファンタジー……らしい。よく分からないけど、こういうのは観ておきたいと思ってます。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『マザーウォーター』(日本)105分
美しい水に恵まれた京都の町を舞台に、3人の女性たちの穏やかな日常を綴るドラマ……らしい。『かもめ食堂』『めがね』『プール』のプロジェクトによる作品で、小林聡美、小泉今日子、市川実日子、加瀬亮、もたいまさこなどが出演。うーん……。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
◎『怪盗グルーの月泥棒 3D』(アメリカ)88分
ユニバーサル・スタジオによるアトラクション3D映画、とのことです。これは楽しそう。ちなみに3D上映のみだそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『SP 野望篇』(日本)?分
人気テレビドラマの映画化の前編。SPたちが、日本を根底から覆すようなテロの脅威に立ち向かう……そうです。岡田准一、真木よう子、堤真一、香川照之などが出演。テレビ版の方、見たい見たいと思いつつ実は未だに見てまへん。うーん、どうしよう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『義兄弟 SECRET REUNION』(韓国)116分
韓国と北朝鮮という2つの国に翻弄されながら生きる男たちの葛藤を描く社会派ドラマ……らしい。主演はソン・ガンホとカン・ドンウォン。これは見応えありそう。
※上映館/シルバー劇場
◎『クロッシング』(アメリカ)132分
犯罪が多発するNYのブルックリン地区で働く3人の刑事の姿を通して、正義とは何かを問いかけるクライム・サスペンス……らしい。リチャード・ギア、ドン・チードル、イーサン・ホークと、なかなかの豪華キャスト。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『隠された日記 母たち、娘たち』(フランス・カナダ)104分
フランスの美しい海辺を舞台に、3世代の女性たちの物語を描くヒューマン・ストーリー……らしい。主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。最近また出演作が続々と公開されてますね。すごい。
※上映館/名演小劇場
『牙狼 GARO RED REQUIEM』(日本)97分
特撮ドラマ『牙狼<GARO>』の劇場版だそうです。フルデジタル3Dとのこと。
※上映館/109シネマズ名古屋/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『ソウ ザ・ファイナル 3D』(アメリカ)?分
こちらも3D。第7弾にして完結編だそうです。コワそうなので一本も観てまへん。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
こっから3本は説明省略。
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode2「赤い彗星」』(日本)59分
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『劇場版 ブレイクブレイド 第四章「惨禍ノ地」』(日本)50分
※上映館/伏見ミリオン座
『ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?』(日本)?分
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
<大雷蔵祭>
3週間で21作品を上映するそうです。
※上映館/シネマスコーレ
<松江哲明監督特集>
傑作『童貞。をプロデュース』など、松江哲明作品を日替わりで上映。31日には本人の舞台挨拶もあるそうです。
※上映館/シネマスコーレ
『TOHOSHINKI EXPO 2010 ~THE MOVIE~』
東方神起のライブ映像だそうです。どんな客層なんだろ。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
* * * * *
先週末から今週にかけて、続々と傑作&秀作に出会いました。以下、簡潔に。
●『ロストパラダイス・イン・トーキョー』
親が亡くなり、知的障害者である兄と二人で暮らすことになった青年が主人公。兄の「性欲処理」のためにデリヘル嬢を呼んだことから物語が転がっていきます。いわゆる「疑似家族の共同生活」を描いているわけですが、その展開に説得力を持たせた演出力は見事。説明過剰にならず、観る者の想像力を絶妙に刺激しながら物語は進みます。ところどころ現実味に欠ける場面や展開はあるものの、それがさほど気にならないのは、人物造型がしっかりと行われているからでしょう。後半で大きな役割を果たす「ドキュメンタリー専門の映像作家」にせよ、ものすごくイヤな奴であるにもかかわらず、そこで語られるプロ意識には唸らされました。
終盤、物語は意外な方向に進み、さらに最後には……って、もちろん詳しくは書きませんが、僕としてはまあまあ好みのラストでした。あそこから先の物語は、観た者それぞれが想像すればいいんじゃないかな。
ちょっと苦言を呈すると、知的障害者を演じた役者さん、途中で思いっきり「素の表情」になっていたシーンがありました。まあ、難しい役なので仕方ないかもしれないけどね。
●『おまえ うまそうだな』
『ヒックとドラゴン』を観て「やっぱりアメリカのアニメはすげー」と思ったもんですが、日本だって負けちゃいませんでした。この志の高さ! それでいて「面白さ」に徹する姿勢! 実はまったく期待値が高くなかったんですが、ちょっとビックリするくらいの素晴らしさでした。「食う者と食われる者の共生」を見事に描いた作品です。
主人公は、草食恐竜に育てられた肉食恐竜。自分を草食だと思い込んでいた彼は、ある事件をきっかけに自分の「正体」に気付き、本能に忠実に生きるようになります。つまり、肉を食って生きていきます。そんな時、生まれたばかりの草食恐竜に出会い、成り行きで面倒を見るようになって……そう、つまり、これもまた「疑似家族」を描いた物語ですね。いびつさを抱えて生きる者が、厄介な他者と出会い、共に生きることで自分の存在意義や他者との関わり方を学んでいくわけです。まさにビルドゥングスロマンの典型、と言っていいんじゃないでしょうか。それでいて、バトルものの面白さも満載なので、大人も子供も楽しめるのは当然かも。断然オススメ! ちなみに原作は未読です。
ただ、3点ほど、腑に落ちない点があります。それに関してはネタバレになっちゃうので、また改めて書く……かも。
●『エクスペンダブルズ』
殴打! 暴走! 爆発! 殺戮! そればっかりで2時間近くが過ぎていきます。ものすごく濃密で楽しかったです。基本的には平和主義で暴力大嫌いな僕ですが、血湧き肉踊っちゃいました。しかも、ゲストが豪華。スタローンとシュワとブルース・ウィリスが語り合うシーンなんて鳥肌モノでした。
しかし、この映画が成功した一番の要因は、過去のスターたちによる懐古趣味映画にせず、旬のスター=ジェイソン・ステイサムを準主役に据えたことじゃないでしょうか。彼の存在によって、さらに往年のスターたちの輝きが増していたように映りました。それぞれの見せ場をキチンと用意した、という意味でもリスペクト精神に満ちた傑作だと思います。
あと『七瀬ふたたび』も観たんですが……えっと、これはハズレ。連続ドラマの最終回だけ見せられた気分です。それも、出来の悪い連続ドラマの。せっかくサトエリという逸材を使いながら……もったいない!
ところで、満島ひかりが映画監督の石井裕也と結婚しましたね。めでたいことです。お幸せに!
コメント一覧
トッパ
SKD
トッパ
海くんママ
SKD
海くんママ
最新の画像もっと見る
最近の「 新作映画公開情報@名古屋」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 新作映画公開情報@名古屋(986)
- 映画に関する話題アレコレ(109)
- <映画> 映画の感想(246)
- <音楽> 好きな歌の紹介など(115)
- <本> 本の感想など(81)
- テレビ・ラジオに関する話題チラホラ(87)
- いわゆる身辺雑記、もしくは雑感(588)
- ライブレポもどき(67)
- 「されても構わない程度の勘違い」シリーズ(3)
- お宝自慢、またはお宝もどき紹介(20)
- 愛・地球博の思い出(10)
- 告知モノ(36)
- 「映画バカ一代」関連(7)
- とりとめのない思い出話(11)
- 「このカバーが正しい」シリーズ(10)
- 分類なし(16)
- 日本語について語らせて(名古屋弁ネタ含む)(7)
- ミーコのページ(44)
- 「甲斐トリビュートLIVE」関連(26)
- 日記(0)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事