『マンマ・ミーア！』の感想を少しだけ

　熟女好きには、たまらん映画じゃないでしょうか。なんせメリル・ストリープをはじめとする麗しき熟女3人（ってことにしときます）が、すさまじいテンションで踊ったり歌ったり叫んだり大笑いしたりするんだから。それにゲンナリするか魅了されるかで、この映画の評価は変わってくるでしょうね。かくいう僕ですが、なんとか持ちこたえました。踏みとどまりました。つまり、なかなか楽しめたわけです。まあ、あんなに若くてカッコいい黒人青年が長身整形熟女に夢中ってのには、さすがに違和感が炸裂しましたが。

　ところで、よく考えると……いや、考えるまでもなくスクリーンを見ていれば分かるんだけど、メリル・ストリープって、もう60歳近いよね？　この映画じゃ何歳の設定だったんだろ。だって、娘が20歳でしょ？　けっこう高齢出産だったわけ？　でも、3人の殿方と浮き名を流したのは、たぶん20代の頃だよね？　となると、40歳ぐらいという設定だったのか？
　そもそも、この映画の中では、メリル・ストリープが若かった頃＝ヒッピーやフラワームーブメントの時代、ってことになっている（よね？）。ということは1960年代後半なわけだから……えっと、つまり、この映画の舞台は80年代後半？　その割には途中でインターネットがどーのこーのとか言ってたけど。うむむ、分からん。

　でもまあ、そんなことは置いといて、頭を空っぽにして楽しみましょう。楽しんだもん勝ち！　それっ、ダンシン・クィ～～～ン♪

※お気に入り度→★★★★☆
※公式サイト→http://mamma-mia-movie.jp/