徒然日記

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[情報] 日本郵便のSI内製化の取り組み

2019-10-08 08:10:06 | 業界動向情報

[情報] 日本郵便のSI内製化の取り組み


以前、こんな記事をポストしたのですが、
  [共感] 聡明だ! 日本郵便がITシステムのハード保守要件を大幅に緩和
  2018/1/30
  https://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/7a057bf859d525dc7851fc2b6c0c5f81

その日本郵便がまたもすごい事を・・・
  郵便配達員や窓口担当者を「IT人材」に
  https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1909/30/news012.html

要件定義のできるIT人材にするって。。。
失礼ながら、配達とか窓口の人ってユーザとしてのIT利用はできると思うのだが、要件定義をするアーキテクトになれるの???

さすがに驚いたけれど、日本郵便は本気らしい。
SIerにいままで散々むしられたということなのか。。。

記事には
  ITシステムも3桁に上る。もちろん、全ての開発・運用を自社でやり切るのは非現実的であり、
  外部の力を借りることになるが、その際に「丸投げ」するのではなく、IT部門で方針を決めて
  発注できる体制を構築したいというのが日本郵便の方針だ。
と書かれており、全部を内製するわけではないようだが、それでも最上流工程を担当しないといけない。 かなり大変な部分だ。 しかし、顧客側に「この部分がわかる人がいる」というのはSIerのアーキテクト側としても自分のカウンターにたつ人がいることになるので、実は心強い。
少なくとも、過去の経験では。

大学などだと自力で運用を回している機関も多く、機能(=サービス)と運用の両面を知っているキーマンが顧客内部にいるのだが、企業や官公庁系になると、現場までは手が回らず…という事も多い。 そういう意味では、JPのこの取り組みはSIコストを大幅に下げることは無かろうが、要件定義がきちんとされるようになるので、ボタンの掛け違いによる手戻りや炎上、クレームなどに陥るリスクを減らす効果があるだろう。

 


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