2002年4月から始めた「エブリデーライン」
同じサイズの同じ紙。
いったい自分はどこまで旅ができるだろう…
Everyday a line - collection / Taro Tomori
Everyday a line / 3929
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Everyday a line / 3927

「クライテリオン」
12.12.30-3927
どうも悔しいものである。
意識の中にまだまだ光を当てようとしない場所が多くある。
総てを照らしたいわけではない。しかし照らした後に、
また光を逸らし、いつも見慣れた場所に帰ってしまう。
自信がないのであろう。どうしても人間である以上、
人間に誉められたいのであろう。所詮ちっぽけな人間の世界である。
なんと言われようと、自信を照らし続ける力が必要だ。
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Everyday a line / 3926

「ホールドオーバー」
12.12.29-3926
幾度となく押し寄せる濁った波に飲み込まれながら、
もう一方の流れも時を重ね濁ってしまう。
しかしその濁りの中にも、打ち勝とうとした
原色の残りがきっと見付けられる筈である。
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Everyday a line / 3925

「アバーブ」
12.12.28-3925
自らの成長は自らだけに留まらない。一定の仕事や何も変化のない
日々を過しているつもりでも、気の持ち様で初めての体験や発見が
心に飛び込んでくるものである。昨日より今日をより良いものにし
ようと努力する精神は他人にも影響を与え、至る所のその数々が
広がっていくのである。
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Everyday a line / 3923

「サポート」
12.12.26-3923
何事も何かに支えられ存在する。光があって影が生まれ、
地球の重力はあらゆるものにバランスや摩擦を与え
それぞれを維持させている。人も思いもよらない多くの
支えで成立っている。ここで云う支えは、重力による
バランスや摩擦のような、いったいどんな心によって与え合い、
維持しているのだろうか?
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Everyday a line / 3922

「ダイアローグ」
12.12.25-3922
残念なことに総てを繋げることは不可能だ。繋がらないことに悩み、
不満を抱いていては、大切な時間が減っていく。
そこに不可能を可能にするようなロマンは必要なく、
繋がるところで如何に知恵を下すか。
寂しい思いもあるが、そうやって進むしかない。
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Everyday a line / 3918

「オープン・ザ・ライフ」
12.12.21-3918
人にはそれぞれの立場がある。例えば絵描きならば作家という
立場もある。作家として成長していけば、それなりに技術が上がり、
美しいものが描けるようになる。良い絵も描けるようにもなる。
しかし其れは“作家”が描いた美しさと良さに過ぎないのかもしれない。
ある程度進めば技術は止る。感性も止る。止ったままで、美しい絵を
量産していては、世間に飼いならされたい作家になるだけだ。
作家として成長するか、“人間”として成長するか。結局その絵描きの
最大のテーマなのだ。そして人は人間からは逃れられない。
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Everyday a line / 3916

「ラミフィケイション」
12.12.19-3916
どのような人間も、真っ直ぐな道は辿れない。くねった道を何度も
繰り返すしかない。しかしそれでも多く悩む者は、いつもと違う道を探り、
少しでも違うカーブを描こうとする。そのような自らに課す気持の姿勢は
成長の栄養素となり、自らも知らぬうちに心は大木のような姿になるに違いない。
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Everyday a line / 3915
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