2002年4月から始めた「エブリデーライン」
同じサイズの同じ紙。
いったい自分はどこまで旅ができるだろう…
Everyday a line - collection / Taro Tomori

Everyday a line / 3943

「ミステリアス・オール」
13.1.15-3943
無数の事が不完全に散らばっている。計算で割り出せる事は、
小さな手のひらで掴める程度の、きっと極僅かな世界で、
想像や感を持たないコンピューターが計算能力をいくら高めたところで、
一歩も進歩しないに等しい。いつまでも続く科学で解明出来ない偶然の出来事。
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Everyday a line / 3942

「クリアファイ・コンプレックス」
13.1.14-3942
あらゆるものが考えられ、便利なことが当たり前となった。
困った時は直ぐに安く手に入るものも多くなった。
連続する目の前の問題が、次々と解決していく。
“人はひとりでは生きられない”そうと分かっているつもりだが、
世の仕組みが複雑化したこともあり、ひとりひとりが人からの恩恵の
繋がりをついつい忘れてしまう。お茶を一杯飲むだけでも何百、
何万、何億の人が拘わっている。便利になった現在こそ、
目に見えないところへの感謝を最もしなければならないのだが。
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Everyday a line / 3941
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Everyday a line / 3940

「ストローク」
13.1.12-3940
自由の追求などと云うものが、はたしてあるのかどうか。
なるべくブレーキを利かせないようにと、避けてきた考えや行い。
それを敢えてやってみると、それはブレーキではない場合もある。
またやはり、ブレーキである場合もある。単純に止ることが“止る”に
なり得ない、むしろ拓かれる場合もあるのだから、何事もいつまでも
難しいのだ。
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Everyday a line / 3939

「ヴァリエーション」
13.1.11-3939
一人より二人、二人より三人、三人より四人。
誰も先の事はまったく見えない。予想をして準備をし、先を見る。
自分の考えを通し、見える訳のない進んだ先で戸惑い迷うのは当たり前のこと。
ある程度の準備を持ち合わせた後は、見える訳のない先で、何を受け、何を捉え、
何に従い、如何に自分の考えを超えるかである。あらゆる角度から光が射し、
幾何学的に無数に影が伸びるように刺激は可能性を増やしていく。
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Everyday a line / 3934
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Everyday a line / 3931

「巳」
13.1.3-3931
正月の雰囲気に負け、今頃になり干支を描く。
当然思い通りに事は進まない。集中はあっという間に切れ、
失敗の紙が増え続ける。その中の繰返しの中、体は動き続け、
試し描きが当たり前になり、集中を超えた好奇心が芽生える。
何度も何度も繰り返す。やっと頭が動き出した。
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