上の写真は、ユダヤ教徒の間で食されている「種なしパン(マッツォ,
Matzo、18cmx13cm)」です。時には、この「種なしパン」は
イースト種が入っていないパンと言う意味で、Matza(マッツァ),
Matzen(マッツェン、複数形)とも呼ばれています。お味は餃子の皮を
フライパンで焼いた感じと同じです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵である「最後の晩餐」で描かれ
ているイエス・キリストが13人の弟子達とご一緒に召し上がられたのも、
この薄く小麦粉と水だけで練り焼き上げられた「種なしパン、マッツォ」
です。
このレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の儀式が、現在でも
世界中のカトリック教会で聖体拝領の儀式として行われています(他には
イギリス国教会、ルーテル福音教団、ギリシャ正教)。これは第6代目の
ローマ法王アレクサンデル1世(在位115年~125年)によって規定が
定められて以来、基本的な形式は変っていません。
その代わりにキリスト教は「エッセネ派(→or)」と呼ばれるユダヤ教の
一派としてユダヤ教徒から見做されていますが、キリスト教徒の間で「種なし
パン」と呼ばれるのはマッツォではなく、2枚の鉄版でワッフル式に手早く
焼かれた「ホスチア」です(材料はマッツォと同じ→写真、クリック!)。
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キリスト教のイースター(復活祭)は、第10代目のローマ法王ピウス1世
(在位140年~155年)によって3月の満月のあとの最初の日曜日に行うと
定められましたが、ユダヤ教ではこれを「過ぎ越しの祭(ぺサハ、Passover」
と呼んでお祝いします。そしてキリスト教と同様に80日前(2ヶ月間だったかも
知れませんが、ちょっと忘れてしまいました?)から断食をし、この「種なしパン
(マッツォ)」だけを食して生活します。この西欧で行われている「灰の水曜日」
から肉食を断ち自粛する習慣は、かつてのユダヤ教の一派としての初代教会
「エッセネ派」の名残あるイベントの一つではないか?と私は最近考え始めました。
これについては、これからも研究を続けていきたいと思います。
「過ぎ越しの祭(ぺサハ)って何なの?
(イエス・キリストが殺された前の晩の日と言われている。)
http://park14.wakwak.com/~sanbi/bible/pesach.htm
http://www32.ocn.ne.jp/~kitaakitsu/20040111.htm
Matzo、18cmx13cm)」です。時には、この「種なしパン」は
イースト種が入っていないパンと言う意味で、Matza(マッツァ),
Matzen(マッツェン、複数形)とも呼ばれています。お味は餃子の皮を
フライパンで焼いた感じと同じです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵である「最後の晩餐」で描かれ
ているイエス・キリストが13人の弟子達とご一緒に召し上がられたのも、
この薄く小麦粉と水だけで練り焼き上げられた「種なしパン、マッツォ」
です。
このレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の儀式が、現在でも
世界中のカトリック教会で聖体拝領の儀式として行われています(他には
イギリス国教会、ルーテル福音教団、ギリシャ正教)。これは第6代目の
ローマ法王アレクサンデル1世(在位115年~125年)によって規定が
定められて以来、基本的な形式は変っていません。
その代わりにキリスト教は「エッセネ派(→or)」と呼ばれるユダヤ教の
一派としてユダヤ教徒から見做されていますが、キリスト教徒の間で「種なし
パン」と呼ばれるのはマッツォではなく、2枚の鉄版でワッフル式に手早く
焼かれた「ホスチア」です(材料はマッツォと同じ→写真、クリック!)。
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キリスト教のイースター(復活祭)は、第10代目のローマ法王ピウス1世
(在位140年~155年)によって3月の満月のあとの最初の日曜日に行うと
定められましたが、ユダヤ教ではこれを「過ぎ越しの祭(ぺサハ、Passover」
と呼んでお祝いします。そしてキリスト教と同様に80日前(2ヶ月間だったかも
知れませんが、ちょっと忘れてしまいました?)から断食をし、この「種なしパン
(マッツォ)」だけを食して生活します。この西欧で行われている「灰の水曜日」
から肉食を断ち自粛する習慣は、かつてのユダヤ教の一派としての初代教会
「エッセネ派」の名残あるイベントの一つではないか?と私は最近考え始めました。
これについては、これからも研究を続けていきたいと思います。
「過ぎ越しの祭(ぺサハ)って何なの?
(イエス・キリストが殺された前の晩の日と言われている。)
http://park14.wakwak.com/~sanbi/bible/pesach.htm
http://www32.ocn.ne.jp/~kitaakitsu/20040111.htm