ni-tomoの日記

日々のモチベーションの源をダラダラとつづってます

長い長い日曜日

2009-08-30 22:05:51 | 舞台観賞の日

『ブラッド・ブラザーズ』公演の私の鑑賞は昨日が最後。8月は仕事が休みづらかったこともあり、結局3回しか観れなかった。

演劇やコンサートに興味が無い友人からは「同じものを何回も見ておもしろい?」と聞かれることがあるけど、おもしろいんだって1、ストーリー展開が早い 2、曲が美しい 3、お気に入りの俳優が出ている⇒⇒⇒ ミュージカルで、この3要素が入っていれば同じ作品でも毎日見たい

『ブラッド・ブラザーズ』は見れば見るほどハマる作品でした。武田真治さん目当てだったので貧しい境遇で生きたミッキー寄りの視点で作品を見てしまいがちだったけど、裕福に育ったエディ寄りで見てもおもしろい作品です。

ミュージカル作品としては主役2人が歌うシーンがとても少ないので、感情を歌い上げるシーンが無い分、ミュージカル的要素がウリの俳優では演じるのが難しい役だろうな、と思います。育ちが良いお坊ちゃんエディは、ソロ曲で高音が出せて声と物腰が柔らかい人であればイケるんじゃないかな・・・とも思ったけど(実際、某プリンスが頭に浮かんだし)、エディの育ちゆえの優しさやピュアさがきちんと表現されなければ、ミッキーの不幸物語で終わっちゃうので、歌えるってだけではダメですね。

ミッキーは武田真治さんがハマり過ぎてて・・・というより、あの役を演じることができる人を探すのは難しい。夢と想像だけで生きていた子供時代から現実に打ちのめされる「今」までの感情表現を歌無しでミュージカル俳優がやるのは難しい。でも、ミッキーには『長い長い日曜日』という名曲のソロがあるので、もちろん歌えなきゃダメ。難しい役です。

ナマの舞台作品は初日から楽日まで、どんどん変わっていきます。間の取り方から歌い方、所作まで進化していきます。キャストが自分の演じる役をどう捉えていくかによって、キャラクターが生きてくるし、作品がおもしろくなっていきます。同じ作品でも「全く同じ」ということは無いから、何回見ても新たな発見があって飽きることがないのです。

「ブラッド・ブラザーズ」の再演を早くも熱望。もちろん武田真治さん出演で


ブラッド・ブラザーズ②

2009-08-28 23:50:02 | 舞台観賞の日

前回の鑑賞の日もかなり暑い日だったけど、今日も暑かった。劇場に着く頃には汗だくだくです。

前回の鑑賞から2週間。ブラッド・ブラザーズカンパニーは公演中も成長を続けていたようで2週間前よりも各キャラクターの個性がわかりやすくなっていました。

でも目が行っちゃうのは、やっぱり真治さん。1幕の子供時代の無邪気な笑顔があるから、2幕での絶望の果ての表情に泣かされるのです。

今日は終演後にトーク・ショーもありました。トークショーは笑いっぱなしだったけど、内容はあんまり覚えてない・・・・真治さんが「KING OF 半ズボン」に選ばれてたけど(笑)。

その後、真治さんの姿を一目見ようと友人Jと共に楽屋口で出待ち。真治さんは「みなさん、今日はどうでしたか?」とファンのみなさんに声をかけながら、爽やかにサインをしてくださいました。真治さん、素敵でした

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休憩のお供

2009-08-22 19:01:41 | 独り言の日

最近、会社の休憩時によく飲んでいるのがグリコ乳業のドロリッチとディープレッソ・ラテ。

ドロリッチは飲むコーヒーゼリー。1度飲み始めたらハマってしまいました食後のデザートにもぴったりで、ほぼ毎ランチ後に飲んでます。ディープレッソ・ラテは容器のパッケージがカワイイ。数種類あるけれど、茶色がベースでCAFE気分を味わえます。味はしっかりしてるけれど甘すぎないので、ほぼ毎朝仕事前に飲んでます。

私の職場は陸の孤島的なビルで駅からも離れ周りにはファミレスはもちろんスーパーやコンビニもありません昼は毎日社員食堂。飲み物や軽食、お菓子類は売店で買います。なので、ドロリッチもディープレッソ・ラテも売店で出会いました。

小さな売店ですから、仕入れ数も限りがあり、売り切れてることもしばしば・・・けっこう競争率が高かったりします。売り切れだと労働モチベーションに影響を及ぼすんじゃないかってくらい落ち込むけど、不思議なことに休みで家にいる時は1度も飲んだことがないのです。そんなものなんですかね


KAWAII・アート展

2009-08-16 21:56:44 | キティの日

大丸東京店で開催中の「ハローキティ35周年記念 KAWAII・アート展」を見に行ってきました。

特にキティ好きってわけじゃなかったはずなんだけど、会社のデスク周りもマイ・カーもキティだらけ。「キティ好きってわけじゃないんだけど・・・」という私の言葉は誰も信じない状態

35年分の歴代キティやコラボグッズ、キティちゃんのデザイナー山口裕子さんの描き下ろしキティ・アートが展示されていて可愛かったです。さすが日本が誇るアイドル・キャラクター

キティちゃんに癒されたけど、グッズがもう少し充実してたらヨカッタのにな。地元の某百貨店の35周年特設ブースの方が品揃えがヨカッタわ。今日のお買い物は百貨店の紙袋に入れられたけど、特設ブースの時は35周年記念のビニール袋だったし。まぁ、仕方ないやね。

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ブラッド・ブラザーズ

2009-08-15 22:12:17 | 舞台観賞の日

シアタークリエでミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」を観劇。

「初」シアタークリエだったけど、舞台までと客席が近く素敵な劇場でした。

ストーリーは・・・貧しい家に双子の男の子が生まれる。1人は子供に恵まれない裕福な家庭の子供として育てられることになり、もう1人は貧しい家庭で逞しく育っていく。全く違う環境で育った2人はお互いが兄弟と知らないまま魅かれあい友情を育んでいくが・・・・、っていう感じ。

このミュージカル、何で見に行ったかと言うと双子の貧乏片割れを武田真治さんが演じているから。「エリザベート」で舞台人武田真治の魅力にとりつかれた私。とは言っても「短パン、すね毛ナシ」の7歳の少年を演じる真治さんに新たな魅力を感じることができるのか少々不安でもあったけれど、真治さんが舞台に登場した途端不安吹っ飛ぶ

カワイイ・・・

小生意気な7歳のガキンチョにしか見えない。半年前まで死の帝王エロ・トートを妖しさ全開で演じてたなんて信じられないっ話し方も泣き方も暴れ方も、とにかくカワイイ。見ている私も口元がほころぶ・・・。

7歳児で登場した後は舞台上で歳を重ね悲劇に向かっていくのだけど、双子を演じる真治さんと裕福な片割れこと岡田浩暉さんに笑わされ、そして泣かされます。血のつながりが2人を結びつけ、階級の差が2人を引き離し、古くからの迷信に翻弄される哀しいお話でした。

真治さん、声も出ていたし表情もとってもヨカッタです。今日は真治さんばかり見ていたので、次は劇中ナンバーをしっかり聞いて他のキャストの演技も・・・・と思ってはいるけど難しいだろうなぁ