ni-tomoの日記

日々のモチベーションの源をダラダラとつづってます

『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店』

2009-04-29 23:45:47 | 映画の日

チュ・ジフン主演の『アンティーク 西洋骨董洋菓子店』を鑑賞。ジフンくんが麻薬使用容疑で書類送検されたという報道後、上映が危ぶまれたこの作品。4月25日から公開した劇場については当初の予定どおり上映するということで落ち着いたようです。

原作は日本のマンガ。よしながふみさんの同名作品。主な登場人物は男性4名。①主人公はお金持ちのお坊ちゃん。サラリーマンからケーキ店のオーナーに転身。幼少時に自分の身に起きた事件が元で心に傷を持つ。②主人公のケーキ屋の天才パティシエ。彼が本気になればどんな男でも落とせる魔性のゲイ。高校時代に主人公に告白してこっぴどくフラれた過去あり③「リングのアイドル」と呼ばれた元ボクシングチャンピオン。ケーキが大好きで見習パティシエとして主人公の店で働く。④幼少時から主人公のそばにいる男。純粋な性格だが全てにおいておそろしいほど不器用。・・・と、この4名とケーキが主役の話。

2001年にフジTVが月9ドラマで放映してるけど、まず「魔性のゲイ」という設定は消え、ただの女性恐怖症に置き換えられたことと(全国ネットの月9だから当たり前)、元ボクシングチャンピオンの見習パテシィエ寄りの脚本になっていたので(リングのアイドルをタッキーが演じたからねぇ)原作ファンとしては哀しい仕上がりになっていたような気がする・・・あまり見ていなかったので覚えてないけど。

で、今回の韓流版「アンティーク」。原作の設定でいじって欲しくない!と思っていたところはそのまま。ってことで魔性のゲイももちろん登場!男性の監督だからか魔性のゲイっぷりをストレートに表現しつつも笑える描写もあり、でも基本は原作どおり。その他の部分でも私が原作を読んで好きだったシーンやセリフも多く再現されていました。個性が豊かすぎる登場人物とミステリー要素のあるストーリーだから、それに惑わされて本質が見えづらくなってしまうんじゃないかな、と心配してたけど「原作で言いたかったことはコレ!!」ってことが、映像を通してきちんと伝わってきたのがスゴい。そして私的には月9ドラマのキャストより韓流版キャストの方が原作のイメージに合ってると思う。

「アンティーク」は想像以上の出来で驚いた・・・と言ったら怒られちゃうかしら。でも「ジフンくんの新作がしばらく見れないかもしれないから」っていう理由だけで見た映画なので全く期待していなかったのです。今後の拡大公開はなくてもDVDには、なるよね??DVD化されたら買いますよ、もちろん。

それから・・・ジフンくんの事件は韓国だけではなく日本を含めてアジアの各国でショックを受け悲しんでいる人が多くいます。彼にはその人達の思いをしっかり受け止めて更生してほしいと願っています。


韓国でも・・・

2009-04-27 22:51:35 | TVの日

韓流スターのチュ・ジフンが麻薬使用の疑いで書類送検されました。日本でも大きなニュースになってます。

私も韓流スターの中では、かなりお気に入りだったチュ・ジフンくん。韓流ドラマ『宮』にハマったことでジフンくんが気になる存在になったのです。トップモデルだけあって抜群のスタイルとドラマのキャラクターに合ったクールなルックスに夢中になったのは私だけではなかったようで、韓流ブームが落ち着いた今の日本でも、彼が主演した映画が今月・来月と公開になることが決まっていました。もちろん、私も楽しみにしていたんですけど

韓国芸能界の麻薬に対する考え方ってどうなんでしょうね。日本に比べると甘いのかなぁ。


『スラムドッグ$ミリオネア』

2009-04-26 00:17:32 | 映画の日

今年度のアカデミー賞作品賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』を鑑賞。

学校にも通っていないスラム育ちの孤児ジャマールがTVの人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演。数々の難問を解いていくが、スラムの負け犬に答えがわかるはずがないとインチキを疑われ警察で尋問を受けるはめになる。なんで彼は番組の問題に答えられたのか?

クイズの答えは学校で教えてくれるようなことではなく彼自身の人生経験から解答できたことが少しずつわかっていきます。そして答えを導き出せる経験は日本人の私からすると想像もできないもので絶対に体験したくありません。彼自身もクイズに答えられない程度の人生を歩んでいた方が幸せだったろうし、クイズ番組に出演しようなんて思わなかったはず。

1つの問題を答えるたびに、彼の過去も1つずつ解かれていくのだけど、最後の最後まで「結局大金は手に入れられたのか?」「そもそも何で番組に出演しようと思ったのか?」とハラハラする展開が続きます。

お金や権力に惑わされずに、自分の大切なものを心に持ってる人は強いんだなと思える映画です。周りの人に「とにかく見て!!」ってオススメしたい映画だけど、ネタバレしないように気をつけないとなぁ。

最後まで予測がつかず、ラストで思いがけず「これぞ、インド映画!!」ってシーンが登場。これが、イイのよ

サタスマの「月イチ☆ゴロー」でも『スラムドッグ☆ミリオネア』が1位になってましたね。ゴローちゃんも「この作品については何も言わない。安っぽくなっちゃうから。でも見終わった後、興奮してみんなに電話した」って言ってたけど、その気持ちわかります


『容疑者』かぁ

2009-04-23 23:30:40 | TVの日

SMAPの草なぎ剛くんが公然ワイセツ容疑で逮捕されたそうで、TVはこのネタでもちきり。NHKのトップニュースがこのネタだったのには少々驚いたけど

最初、「強制ワイセツ」って聞こえて「えっ?!剛クン何やっちゃったの?!」って思ったけど「公然ワイセツ」でしたね。なんか内容を知れば知るほど剛くんらしいな、と思いました。脱いだ洋服をきちんとたたんでたとか、「シンゴー」と叫んだとか。酔っ払って喧嘩して他人に怪我させたとか、女の人に抱きついちゃったってわけじゃないんだからいいんじゃないんですかね。

途中まで一緒に帰っていたという女性も目の前の自宅マンションまで送らず公園で別れたくらいだから付き合ってるわけではなさそうだしねぇ。結果的には犯罪だけど全く意外性が無い行動だなぁと思います。剛くんって、いつかは酒で失敗しそうな気がしてたし。

活動自粛の発表があったけど、剛くんの性格を考えると「責任とってSMAP辞めます」とか言い出しそうで心配。SMAP辞めたら、それこそアル中になりそうだもん。

このニュースで気になったことが2つ。1つは草なぎ「容疑者」と報道されていたこと。ゴローちゃんの時は稲垣「メンバー」という中途半端な表現でしたよね。それから、もう1つ。某地デジ大臣の発言。「最低な人間ですね。」って公の場で言うのはどうよポスター回収、CM放映中止と打撃も大きく腹が立つのもわかるけど、言葉を選べ


『鴨川ホルモー』

2009-04-22 22:15:33 | 映画の日

山田孝之主演の「鴨川ホルモー」鑑賞。

2浪の末に京都大学に入学した主人公が「青竜会」というサークルに入会し100匹のオニを操ってホルモーと呼ばれるバトル(祭り)を繰り広げる話。オニと言っても手のひらサイズの式神で、この式神の集団を独特のポーズとオニ語を駆使して操っていきます。この戦い方がTVゲームの戦闘シュミレーションゲームを見てる感じで、人間はひたすら指示するだけで(変なポーズと意味不明なオニ語付き)その周りでワラワラと式神たちが戦闘を繰り広げる様は可愛くもあり滑稽でもあります。当事者達以外には式神は見えず、でも本人達はいたって真剣にポーズを取って『ベロンチョリ~』とか叫んでるわけですからね。

雑誌の映画評にあったような抱腹絶倒モノの笑いは無かったけれど、「なんだか変」「なんだかおかしい」という小笑いが絶えず続いてく展開。「ホルモーの時は浴衣でお決まりのポーズと決め言葉」、という設定は私のツボだったけど、この設定が受け入れられない人は楽しめない映画だと思います。

山田孝之くんの出演作は『クローズZEROⅡ』も公開中。今後も主演作の公開が続くようですが演技が巧いよなぁ。山田くんの出演作は「女子としっとり恋愛モノ」より「男子達大集合で大騒ぎ」っていう作品の方が好きです。