さて、今日は早めに職場を抜けて家族のもとに帰ってゆっくりしてます。家族の顔を見て、インコのぴーちゃんを見て、イヤなことを忘れて来週に備えたいですね。
さて、ちょっと古い記事ですが、三橋先生のブログから引用します。まずは下記のリンクをクリックして「全文を必ず読んで」気になることがあれば、三橋先生のコメント欄に質問して下さい。
国土強靭化のボトルネック 前編 2013-09-05 10:08:43
(以下抜粋)
国土強靭化のボトルネックは、決しておカネではありません。何しろ、我が国はデフレであるため、建設国債発行、日銀国債買取のパッケージで、政府の実質的な負債を増やさない形でおカネを調達できます。
「建設国債だろうと、日銀買取だろうと、借金は借金だ!」
などと頭の悪いことを未だにいっている評論家がいますが、「返す必要がない借金」について大袈裟に騒ぎ立てる時点で妙な話です。日銀が建設国債を買い取れば、政府は返済負担が消滅します。
同じ話は、「日銀の負債」である現金、日銀預け金(日銀当座預金の残高)についても言えます。現金、日銀預け金といったマネタリーベースは、日銀の負債です。きちんと、日銀のバランスシートに負債計上されています。とはいえ、利払いや返済の相手はいません。さて、日銀発行のマネタリーベースについて「借金は借金だ!」と騒ぎ立てますか? (インフレになる!と叫ぶのは、分かりますが)
騒がない。というならば、日銀が買い取った建設国債について「借金は借金だ!」と騒ぎ立てる必要もないという話になります。何しろ、「利払いが不要」「返済も不要」という点で、日銀が買い取った建設国債と、日銀が発行した通貨(現金、日銀預け金)は同じなのです。
(抜粋終わり)
これは事実であり、動かしようのないことです。これだけ事実を列挙し、いざ財政出動をしなくてはいけない、となると途端に税収の2倍の支出をしてどうするんだ!となってしまうとしたら、お願いですから事実を見てモノを言ってもらえませんかね、とならざるを得ません。つまるところイデオロギー(ともかく国の財政は破綻寸前で支出を極限まで減らすべき!という宗教)でアタマがおかしいと言われても仕方が無いんですよ。そうなると説明して理解してもらおうという気が失せるわけです。
ということで、支出をする主体はこの世に二つしかありません。「国」(通貨発行権あり)と「国以外の全て」(通貨発行権なし)です。景気が悪いと、企業がいかなる効率化を図ろうが社員の首を切ろうが「国以外の全て」は出費は渋りますから、結果大した効果は無いわけです。残るは「国」だけです。なぜこんな簡単なことがわからないのでしょうか。
そうそう、国の財政と年金がハターン、クニノシャッキーン、とか言ってる方。まずはこちらが非常にわかりやすいまとめとなっています。私も時々お世話になっています。
経済基礎シリーズは是非読んでおいて欲しい
でも、自分の考えに過剰な自信のある人ほどこういうの読んでくれないんだよなぁ
ヒトラーの名言「人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ。」「大衆は小さな嘘より、大きな嘘の犠牲になりやすい」
さて、ちょっと古い記事ですが、三橋先生のブログから引用します。まずは下記のリンクをクリックして「全文を必ず読んで」気になることがあれば、三橋先生のコメント欄に質問して下さい。
国土強靭化のボトルネック 前編 2013-09-05 10:08:43
(以下抜粋)
国土強靭化のボトルネックは、決しておカネではありません。何しろ、我が国はデフレであるため、建設国債発行、日銀国債買取のパッケージで、政府の実質的な負債を増やさない形でおカネを調達できます。
「建設国債だろうと、日銀買取だろうと、借金は借金だ!」
などと頭の悪いことを未だにいっている評論家がいますが、「返す必要がない借金」について大袈裟に騒ぎ立てる時点で妙な話です。日銀が建設国債を買い取れば、政府は返済負担が消滅します。
同じ話は、「日銀の負債」である現金、日銀預け金(日銀当座預金の残高)についても言えます。現金、日銀預け金といったマネタリーベースは、日銀の負債です。きちんと、日銀のバランスシートに負債計上されています。とはいえ、利払いや返済の相手はいません。さて、日銀発行のマネタリーベースについて「借金は借金だ!」と騒ぎ立てますか? (インフレになる!と叫ぶのは、分かりますが)
騒がない。というならば、日銀が買い取った建設国債について「借金は借金だ!」と騒ぎ立てる必要もないという話になります。何しろ、「利払いが不要」「返済も不要」という点で、日銀が買い取った建設国債と、日銀が発行した通貨(現金、日銀預け金)は同じなのです。
(抜粋終わり)
これは事実であり、動かしようのないことです。これだけ事実を列挙し、いざ財政出動をしなくてはいけない、となると途端に税収の2倍の支出をしてどうするんだ!となってしまうとしたら、お願いですから事実を見てモノを言ってもらえませんかね、とならざるを得ません。つまるところイデオロギー(ともかく国の財政は破綻寸前で支出を極限まで減らすべき!という宗教)でアタマがおかしいと言われても仕方が無いんですよ。そうなると説明して理解してもらおうという気が失せるわけです。
ということで、支出をする主体はこの世に二つしかありません。「国」(通貨発行権あり)と「国以外の全て」(通貨発行権なし)です。景気が悪いと、企業がいかなる効率化を図ろうが社員の首を切ろうが「国以外の全て」は出費は渋りますから、結果大した効果は無いわけです。残るは「国」だけです。なぜこんな簡単なことがわからないのでしょうか。
そうそう、国の財政と年金がハターン、クニノシャッキーン、とか言ってる方。まずはこちらが非常にわかりやすいまとめとなっています。私も時々お世話になっています。
経済基礎シリーズは是非読んでおいて欲しい
でも、自分の考えに過剰な自信のある人ほどこういうの読んでくれないんだよなぁ
ヒトラーの名言「人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ。」「大衆は小さな嘘より、大きな嘘の犠牲になりやすい」