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とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

ルノートゥインゴ購入所感

2018-05-03 09:45:59 | クルマ
 2月から約2ヶ月ぶりのブログ更新となりました。書きたいことは色々あれど、あまりの仕事の多忙さに時間も気力も全く沸かず。激しい頭痛が突然来たり、極度の疲労で朝起きられなかったり、熱がないのに延々風邪の症状が続いたりしたので、心配で病院に行っても異常が見つからず。ともかく疲労がかなり蓄積された事による体調不良、のようです。50歳に近づいている私ですから、もうムリは利かないですね。とはいっても、その仕事を誰かがやってくれるわけではないんですけど(-.-#)

 それと最近、右手でモノが掴みにくくなっていることに気づき、今度は脳神経外科で脳と脊髄の写真を撮ってきました。我ながら自分の体がボロボロな感じになってきましたね。。。右手の握力が60kgから35kgまで落ちまして、生活に支障が出るほどではないけれど、原因が解明されるのは来週以降なので、それまでは悶々とした日々が続きます。

 さて、本題。急遽フォードフィエスタとお別れし、ルノートゥインゴに買い替えした件です。
 ここ2年ほど、愛車フィエスタを使うたびに電車で1時間、実家に取りに行ってました。昨年夏に大枚はたいてコーティングを行い、乗り続ける気満々だったのですが、最近、多忙を極めてクルマを取りに行く時間が作れなくなったため、自宅マンションのガレージに置こうと画策。しかし、そこは5ナンバー以外車庫証明が取れないという超絶狭隘なところしか空きがないことがわかり、かといって青空駐車は自宅周辺の治安を考えると怖い。ならばまずは現場を見てみよう、ってことで見たらば、、、「こりゃ軽かそれに近い普通車しかムリだな、こりゃ。」ってくらいの狭さだったのです。

 で、迷ったあげく現行トゥインゴインテンス(メタルトップ)に乗り換えと相成りました。4年間乗ったフィエスタ、楽しかったな。。。。
 トゥインゴの納車日は3月24日。ボディカラーは黄色(下記画像と同じ)。本日現在、この色はカタログ落ちしています。てことでまず、トゥインゴの諸元などのご紹介。

画像はwebCGから拝借(写真はキャンバストップ)




ルノー・トゥインゴ インテンス

全長×全幅×全高=3620×1650×1545mm
ホイールベース:2490mm
車重:1010kg
駆動方式:RR
エンジン:0.9リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ (ターボはボルグワーナー製)
トランスミッション:6段デュアルクラッチトランスミッション
最高出力:90ps(66kW)/5500rpm
最大トルク:13.8kgm(135Nm)/2500rpm
懸架方式 前 マクファーソン/ コイル
     後 ド・デオン / コイル
ブレーキ 前 ベンチレーテッドディスク
     後 ドラム
最小回転半径  4.3m
燃料タンク容量 L /使用燃料 35 / 無鉛プレミアムガソリン
タイヤ:(前)165/65R15 81T/(後)185/60R15 84T(ダンロップ・スポーツブルーレスポンス)
燃費:21.7km/リッター(JC08モード)
価格:189万円
オプション装備:フロアマット(1万9440円)/スマートフォンクレードル(5400円)


 エンジンについて、モーターファン別冊の「ワールドエンジンデータブック」によると、

形式:H4Bt
外形×行程:72.2mm×73.1mm
圧縮比:9.5
燃料噴射機構:PFI(つまり直噴じゃない)
カム配置:DOHC(カムシャフト駆動方式はチェーン)
バルブ:直接駆動
ブロック材:アルミ合金
可変バルブタイミング:吸気側のみ
可変バルブリフト:なし
   ・・・とのことです。

 納車から400kmほど走行してみての全般的な感想ですが、フォード車から乗り換えても、違和感やイヤな感じはほぼ無く、そして「楽しい」です(特に中低速)。走るぞ!ってときも、疲れたな・・・というときも、ただ単に用事でボンヤリ使っている時も、「このクルマで良かったな」と思ってます。
 「フォード車から乗り換えても」というのはどういうことか。VWを代表とする最近のドイツ車は「ボディがっちり、でも足もあまり動かない」がトレンドだと思ってますが、ルノー、ボルボ、フォードの場合、「ボディ剛性は日本車よりは高いが、ドイツ車のように死ぬほどガッチリしてる感覚はない。でも足はよく動く」というもの(車種によって例外あり)。性別年齢を問わず、こういうコンパクトカーを買わなくてはいけない方に自信を持っておすすめできます。
 買い換え前は、BセグメントからAセグメントに落とすことについて、乗っていくうちにイヤになったり飽きたりしないかな、と不安を抱えつつ、事情が許さなかったので腹をくくっていくしかない、と少々ネガティブな感覚でいたのですが、これだったら飽きずにいけそうです。もしも事情が許すなら、本国の左ハンドルMTが欲しいくらい。とにかく低速から高速まで楽しいんですよ。それは自己流チューンドカーのように、楽しく走りたくないのに無理矢理テンション上げられるといった類いのものとは別。どんな気分や体調であっても楽しい、というものです。

 では、この車の詳細を自分なりに書いてみます。

(見た目)
 女性から見れば「かわいい」となるんでしょう。自分が所有した歴代の車で、女性からかわいいと言われるクルマは初めて所有します。ていうか、見た目でクルマを買ったことって一度も無いですから、なんというか新鮮な気持ちですね。クルマは単なる機械、ではなく、若干愛玩動物的というか。よく自分の車を「○○くん」って言う方いますけど、それに似た気持ちかな?

(室内空間)
 このサイズですから室内寸法はそれなりのはずなのに、狭いなぁとイヤな気持ちを抱くことは無いです。身長178cmでリーチは少々長め、座高は恐らく平均値の自分ですが、ドラポジはしっかり決まります。ハンドルはチルト調整のみで、テレスコ調整は無しですが、問題なしです。ペダル配置はアクセルとブレーキともに、少し左寄り。アクセルペダルの右にはタイヤハウスがせり出しています。そして、左足を休めるためのフットレストがありません。購入を検討している方は、自分が気にならないかどうか必ず確認したほうが良いですね。ウインカー、ワイパー、の各レバー。そしてその他ダッシュボードなどなどに付いている全てのボタンは、最近のドイツ製高級車のように大量のボタンが付いていてなんだかわからないのとは対照的な潔さ。一度覚えれば迷うこと無いです。
 次にシートについて。一見安物シートですが、今のところ「良いシート」といって差し支えないと思ってます。最長1時間少々のドライブしかしていないので断言できません。後席にはほんの30分しか座ってませんが、まぁ基本長時間使わない方がいいでしょう。それでもまずまず姿勢が取れるのと、以前所有していたゴルフ5のようなに後席に座った途端、跳ねて揺すられて気分が悪くなったりといった、前席との落差が少ないのは間違いないです。これはルノー全般に言えることではあります。
 フィエスタから乗り換えてまず最初に気づくのが、前窓が立っていることです。前窓が寝ているのが最近普通になってますが、前窓が立っていると室内から外が見やすいですね。こういうのは、今回のトゥインゴ、現行MINI、フィアット500くらいでしょうか?

(走ってみて)
 エンジンをかけると、自動的にECOモードでスタートです。解除するにはボタンを都度都度押すしかないようです。まずは市街地。Dに入れてアクセルを踏むと、クラッチが繋がるまでの間が長いのがわかります。動き出せば変速スピードはちょっと遅いかなといったところ。繋がる時、遮音がそれほどされていないせいか「ボン」といったレーシーな音がします。肝心な加速時のエンジンと変速機の仕事っぷりですが、トルクの出方が唐突ではないので速度管理が結構ラク、踏み込めばまぁまぁ速い感じ、エンジン音は3気筒独特の音質で且つエンジン音がまぁまぁ入ってくる、といったところでしょうか。これは大事なことですが、アイドルストップからの復帰が超絶遅いので右折待ちから右折に入る時は気をつけて下さい。直進車が途切れて右折しようとしてアクセルを踏み込んでもなかなかエンジンがかからず、かかってから動き出すまでの間に直進車に左側面から側突されそうな感覚になったことがあったので。同様に、バックする時もクラッチがなかなか繋がらずイライラすることがあるかも。
 市街地を流していると気づくのが、タイヤノイズとエンジン音がそれなりの音量で入ってくるのがわかります。まぁ、このクラスだからこんなものでしょう。私はそんなにいやじゃないですが。足回りは当然ながらプレミアムDセグメントのような、かなり荒れた路面がちょっとした段差にしか感じないほどのとろけるような乗り心地ではないです。悪路の凹凸がしっかり「ガツン、バン」と入ってきます。でも、ボディ剛性が結構あるのでイヤな気分にはならないです。
 ブレーキに関してなにか文句を付けたくなることはないです。効き、感触、いずれもです。効きに関してはフィエスタよりかえって効いているかもしれません。エンジンが後ろにあるせいか、減速時のノーズダイブ(前のめり)があまりないので結構快感です。
 次に高速道路に行ってみましょう。
 料金所をくぐって、加速レーンから本線に入り、巡航体制に入るまで、加速力にはなんの不満も無いです。日本の法定速度+αならまず文句は出ないと思います。ただ、巡航時に矢のような加速を期待すると、ちょっとマイナスイメージを感じるかも。これは高速道路に限らず一般道にも言えることですが、道路は常に微妙な傾斜や路面の凹凸があって、運転手側が常に修正をしなくちゃいけない。このトゥインゴは一般的なFF車から乗り換えると、なんかまっすぐ走らないような気分になるでしょう。でも「常に修正」の仕方をいったん掴めば慣れる種類のモノでしょう。トゥインゴは当然ながら今時の電動パワステなんです。しかし余計な制御があまりないせいか、こういった微妙な進路管理も割と簡単にできるはず。これも試乗で確認してみて下さい。
 あと、エンジンマウントが緩いのか理由はわかりませんが、アクセルオンオフでエンジンがかなり揺れることがあります。これも気になるといえば気になるかな。
 最後にワインディングに行きましょう。
 加速に関しては上記のとおりですが、カーブに差し掛かって減速する時はハンドルの切り始めまでブレーキを残してから旋回すると、うまい具合にリヤが軽く前に出て(自転軸がクルマの中心に移動)、スローなハンドルもあって綺麗に曲がれます。そして早めにアクセルをオンしてカーブの出口手前で脱出開始すれば、特に意識せずクリアできます。非力で軽量で重量配分が良いRRってこんなに楽しく、妙なクセもなく楽しめるんですね。フォードフォーカスのようにゾーンに入るほど没頭できるコーナリングとまではいかないですけど、基本設計が良いRRなでなので(つまり簡単にスピンしない基本設計。足回りのセッティングはいじれても、前後の重量配分といった基本設計はあとからいじれない)、FFやFRになれた自分から見ると個性的というか独特な曲がり方をしますから、冷や汗をかかず楽しめます。飛び抜けが何かと言えばそれくらい。良い意味でわかりやすいところが少ないので、万人にお勧めできるAセグメントですね。トゥインゴは。

(まとめ)
 Bセグメント(フィエスタ)からAセグメント(トゥインゴ)になったことからくる安物感は、もちろん色々あります。路面の衝撃がガツンときたり、遮音にそれほどカネがかかっていなかったり、内装の質感はそれほどないし、右に合図をしたときだけハンドルを戻したときのウインカーレバーの戻りが悪かったり、アイドルストップからの始動が遅くてイラッとするし、フットレストは無いし。あと、必要性は無いけどタコメーター無いし。

 でも、クルマとしてコストを削ってはいけないところは手抜きしてるとは思えません。ボディ、足回り、エンジン、変速機、シートなど。ボディ剛性感があり、足回りのセッティングがリヤエンジンリヤ駆動のクルマのいいところを引き出すようになっているので、公道を私の腕でぶっ飛ばしたくらいでは、クルマの動きについてイヤだなと思うことはまずないです。もちろんゆっくり走っていても、上記に細かいところ以外は違和感なし。加速、直進、減速、旋回、ハンドル戻しながら加速、直進・・・。やっぱり気になるところがないですね。あと、操作系がシンプルなのでドイツの高級車のようにボタンが大量にあって何を押したら良いのかわからないというのがないのも嬉しいところ。ナビは、純正オーディオ→Bluetooth経由でiPad mini+格安simの組み合わせで使用。電話のハンズフリーも使えますので、そこも助かってます。
 強いて言えばVW系のような矢のような直進性はないけれど、トゥインゴの直進時は路面なりに車が微妙に向きがフーッと変わってしまう感触、また、両手から感じる重量感というか接地感は薄いのも納車直後は気になりました。「向きがフーッと変わる」に関しては単に修正舵を当てれば慣れるということがわかり、今は恐怖や疲労はないです。また、重量感等の感触の薄さも、乗り慣れていくとおかしな制御がほとんどないことに気づき、今はそれほど気になりません。前輪にエンジンという重量物が載っていない上にトルクステアとは無縁のRR。で、電動パワステに妙な制御をてんこ盛りにしてない(と思われる)のっていいんですね。
 エンジンがボンネットに無いので、ハンドルが異常に切れます。これがなかったら、きっと軽自動車を買っていたでしょう。

 基本設計がよくできたRRのクルマってこんなに楽しいのかぁ、と思う日々が続いてます。エンジン後ろについてるからいつでもスピンしますよ、って感じだと、高速コーナーがどきどきものだと思うのですが、トゥインゴでドキッとしたことは今のところないです。最新のクルマ達との比較だと「スローなハンドル」なんでしょうか。

 自転軸が車の中心で旋回が楽しいし、ブレーキが意外ときっちり効く上ノーズダイブは軽微だし、ハンドルから伝わってくる違和感はほぼないし、シートはこの価格帯にしてはよくできているし。お金と置き場所があればメガーヌが欲しかったし、置き場所の制約にせまられて急遽買った車ではあるけれど、結果いい買い物をしたと思ってます。次はフォーカスだ!と意気込んで買ったフィエスタからトゥインゴになっても、がっかりしてません。かえって違った景色が今見えているところです。

 人生どんなことがあるかわかりませんね。次は同じトゥインゴで左ハンドルMT(且つ、本国にある2cm?シャコ高仕様)を乗ってみたいな、なんて妄想しています。

【おすすめです】ルノーメガーヌGTとアルファロメオジュリア

2018-02-08 22:21:49 | クルマ
ルノーメガーヌ


 先日、今年最初の投稿で「ルノーメガーヌGT、ホンダシビック、アルファロメオジュリアが良い!」と、何がどう良いのかも説明せずに(汗)記事にしたところですが、1月26日発売の雑誌「マガジンx」3月号の名物コーナー「ざ総括」で、メガーヌとジュリアが高評価とされてました。気になる方は購入してみてください。
 この「ざ総括」については、これまでも当ブログで紹介していたところです。彼らの言っていることはなかなか説得力がありいつも参考にしているのですが、前回のスイフトスポーツについては個人的には少々違う印象を持っていて、いつも正しいとは思ってません。とはいえ「ざ総括」でメガーヌとジュリアについて、どこが長所なのかの記述を見た時「そうそう」と膝を打つような気持ちになったことは確かです。

 また「AUTOCAR JAPAN」では、メガーヌRSの試乗記が出ています(本日時点で、日本国内未発売)。気になる方は「こちら」をどうぞ。

 ルノーフランスのメガーヌRSのページは こちら

 メガーヌGTについては、日本に入ってくるボディカラーが3色しかないのが残念ですが、「ざ総括」でも評価されていたシートの良さは、私もそうですがうちの嫁さんも気づいたところ。是非一度試乗してみてください。

 上記の優れている点を含めて、メガーヌGTはシビックハッチバックより54万円ほど高額です。メガーヌはApple CarplayやAndroid Autoが標準でついているので、スマホを所有している人ならナビとオーディオについては追い銭無し。また、パーキングセンサーが標準でついています(最初はいらねぇと思ってましたが、付いている車ーーうちのフィエスタですがーーを乗ってしまうとやはり付けたいのです)。そして、VWなどのドイツ車同様、ルノー車についても防錆処理をする必要はないと思ってますのでこれも追い銭無し。そうなるとおおよそ15万円ほどの追い銭が不要になり、差額が40万円ほどになります。でも値引きの大きさはもしかしたらシビックの方が大きいかもしれません。

 買った後の安心感、不具合があった時に迅速に対処してくれることを重視するのなら絶対に日本車にすべきです。輸入車の故障が大分減っていることは事実と考えてもらって良いですが、故障の頻度についてはいまだに日本車のレベルに届いてないのは間違いないです。それは比較的故障が少ない「最近の」フォードである、うちのフィエスタも大きな故障があったこと、私の身近で最新の欧州車を実際に3年くらい所有した人の話、また輸入車を販売している営業さんの話などを総合すると、そう言わざるを得ないからです。

 しかし、その辺の感覚がおかしくなっている自分としてはwwシビックよりメガーヌを選びそう。予算が潤沢ならメガーヌRSかアルファロメオジュリアだなー。ま、それ以前にお金を用意しなくてはならないのですけど(^^ゞ

【遅いですが】謹賀新年

2018-01-09 21:26:33 | クルマ
 大変遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。

 なんだかあっという間の平成29年でした。平成27年10月に釧路→札幌と異動になってから、クルマばかりにのめり込んでいたのがウソのように、プライベートの時間の興味がクルマ以外のものに向けられたわけですが、昨年もそんな感じでした。

 それでもクルマへの興味を失ったわけでは決してなく、愛車フィエスタは手放しておりません。月200kmくらいしか乗れない日々か続いてますが、結局他のクルマに浮気することなく今に至ってます。新型メガーヌは相当良かったし、新型シビックも国産限定ならなかなかよい(買うならMT1本ですが)。アルファロメオジュリアは予算オーバーですが、買えるなら是欲しい。BMWのE46系3シリーズを思い出すくらい良かったです。

 以下、妄想買い換え候補のベスト3(3位は高額なのでムリですが)。

※以下の写真は3枚とも、webCGから写真を転載しました。

(1位)ルノーメガーヌGT


(2位)ホンダシビックハッチバック(6MT)


(3位)アルファロメオジュリア(スーパー)


 なら、フォーカスの中古(希望は3代目マイチェン前)でいいじゃん、といつもそこに戻ってします。新車のメガーヌGTを買うと350万円では足りません。フォーカスなら、故障に備えた蓄えを含めてもそこまで金額が必要とは思えない。今の愛車、フィエスタ(MkⅦ)を買った2014年時点で「次はフォーカスだ!」と意気込み、ほどなくフォードジャパンが撤退し、その後いろんなクルマを試乗し、あやうく判を押しそうになったこと数回。それでもフォードの味が自分に合っていたのでしょう。どうしてもフォーカス以外のクルマを契約するところまではいかなかった。

 それくらいフォードとの出会いが大きかった。

 あの繊細且つ限界の高く運転手のテンションを上げるコーナリング、350kmの高速道路走行後の「あれ、もう着いちゃった?」という経験したことのない感覚、良い意味で違和感が全然無い、などなど。自分にとって味の濃い料理ではない、「究極の水と米」なんだと再認識しました。

 クルマに関しては、昨年は振り返ってみるとそんな1年だったと思います。

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 某自動車系SNSで、フォードの部品供給のスピードが遅くなっているとの情報をつい先程目にしました。幸い、私のフィエスタはDCTの一件が2年前にあって以来、全く故障がなく、通常の点検に関してもDの対応にも全く不満はないのですが、故障と部品の延着がもしも頻発するようならば、買い換えもあり得ることは確かです。

 まぁ、今年はまだ始まったばかりですので、「いついつまでにクルマを買う!」てのは無いです。ただ、来年の4月には2度目の車検があるというくらいでしょうか。こうやって悩んでいるのは無料なので(笑)、しばらくこんな感じでいこうかな。でもフォードの代わりが無いことは現実・・・と考えると、こうやって妄想で悩むのもムダじゃないのかもしれません。

ホンダシビック、いいですねぇ

2017-11-23 22:07:29 | クルマ
ホンダシビックハッチバック(carviewさんより写真を転載しました)


 今回のシビックハッチバックを試乗して(CVTですが)、しばらくぶりに日本車の中では「マジで欲しいかも」と思いました(但し買うならMT)。いいなぁ、という車種は沢山ありましたが、本気でカネを払ってでも手に入れたいと思った日本車はなかなか無かったので。
 なお、試乗記は後日載せようと思います。とはいえ、100点満点ではなく気になる点がいくつかありました。それを含めて後日書きたいです。

 そんな今日この頃、11月18日付けでこんな記事がネットで出てました。

MT車が予想以上のバカ売れ…ホンダ シビック 新型、受注の半数近くがMT車に(レスポンス)

(以下抜粋)

 9月に発売したホンダの新型『シビック』が好調だ。シリーズ全体の10月までの累計受注が、1万2000台を超えたという。さらに、ハッチバック車に設定されるMT(マニュアル・トランスミッション)車の受注比率が約35%、およそ2100台にものぼる人気となっていることがわかった。これは高性能スポーツ車「タイプR」を除いた数字である。

 10代目となる新型シビックは、Cセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指し、プラットフォーム(車体)から全面刷新。セダン、ハッチバック、そしてタイプRとの同時開発とすることで、高剛性、軽量かつ低重心・低慣性なボディを共有しベース車の性能を向上、スポーツ車に求められる限界性能を高めることに成功した。

 シビックは2010年を最後に、日本での販売を終了。いっぽうでグローバルモデルとして、北米ではセダン、欧州などではハッチバックを生産・販売していた。9代目は欧州で生産されたタイプRのみ日本でも750台が限定販売されたが、予約が殺到し話題に。またシビック不在期間のホンダのラインアップでは、コンパクトカーの『フィット』から、中型サイズセダンの『アコード』の間を埋める車種がミニバンしかなかったことなどもあり、大衆車の代表格であったシビックの日本での復活を望む声があがっていた。

 ホンダの八郷隆弘社長は新型シビックの発売に際し、「シビックは、ホンダらしさを象徴するクルマ。台数が出るとは思っていないが、ホンダらしさを日本のお客様にも見て頂かなければ、という思いから日本での販売を決めた」と語っていた。シリーズの月販目標台数は2000台としているが、発売から実質1か月で1万2000台を受注。予想以上の反響にホンダ社内でも驚きの声があがったという。

 さらに予想以上だったのが、MT車の人気だ。1万2000台のうち約半数がハッチバックで、うち35%がMT車となっている。MT車のみのタイプRと合わせると、シリーズ全体の半数近くにものぼる。現在MT車をラインアップするメーカーは数少ない。比較的スポーツ色を打ち出しているホンダでも、『S660』と『フィットRS』に設定があるのみだ。スポーツ走行をしたいという目的だけでなく、普段の運転でもMTが良い、という一定のユーザーの要求に対し、新型シビックが“刺さった”ということだろう。

 予想以上の反響を受け、供給が追いついていない状態で、ハッチバックは2018年4月、タイプRは同夏ごろの納車になるという。ホンダはこれを早めるべく、生産体制を整えているということだ。


(抜粋終わり)

 現時点で、私の中でクルマの内容を判断する際の参考にするのは、実際に運転したことがある車種に限ると、

 E36系BMW3シリーズ
 メルセデスベンツ W124W201
 フォードフォーカス(これはもう初代から3代目(現行)まで全て)

 日本のメーカーが、上記のような商品を出したと仮定するならば、わざわざ外国車メーカーの商品は買いません。保証の範囲や期間、故障の確率、ディーラー数の多さ、手放す際の値落ちの度合い、いずれも日本車のほうが有利に決まってますので。それでも欧州車(そんなに高額じゃない車種ですが)をわざわざ買い続けてきたのは、ボディ、エンジン、変速機、人間工学に基づいたシートや運転環境の作り込み、いずれも欧州車の方がいいと判断したからです。で、手放す時や故障した時はいつも痛い目に遭ってきましたw

 なので、これまで200〜300万円台の輸入車に長く乗ってきた人なら、今回のシビックはハマるのではと思います。CVTしか試乗車が無いのは残念ですが、MTであればさらに印象が上向くのではと思います。気になる方は是非一度試乗してみてはいかがでしょうか。

フォードフィエスタ、調子いいです

2017-08-29 21:56:56 | クルマ
 以前のエントリーでコーティングをしたと書きましたが、某クルマ関係のSNSサイトで1ヶ月前に上げた記事を再度編集した上で再掲します。
 ちなみにコーティングができあがったのは7月末、工期は9日間、費用は8万円でした。費用と工期を比べると、8万円という費用は安いと言えるでしょう。







 磨きキズ、ほぼ全部消えていました(°0°)

 何年も乗られていたレンタカーほどではないけれど、かなりの磨きキズがついていたのに、ほぼ全部無くなってました。腕の良い方が施工されるとは聞いてたけど、これほど新車同様になるとは思いませんでした。ビックリです。写真を撮ったのですが、なんかわかりにくいですね、、、

 ここまでキレイになると、まだまだフィエスタに乗り続けたくなります。いやー、ホントスゴい。嫁さん、お世話になっているランドローバー・ジャガーの営業さん(もともとフォードの営業さんだった方)にも見せたのですが、どちらもビックリしてました。他にも某ディーラーに飛び込みでクルマを見に行ったら、初対面の営業さんも気づいたくらい。塗装の質感が全く別物になっているんでしょう。
 但し、ボンネットやバンパーに飛び石のキズがかなり沢山あったため、下地処理に使用したコンパウンドの白い粉がそのキズの上に入り込んだため、白い点がビッシリ見える形になってしまいました。顔を近づけないと分かりませんが、いったん気づくと気になるかもしれません。そこは人によっては減点要素になるでしょう。

 コーティングとは関係ないですが、「走る、曲がる、止まる」に関しては、いまだに全く問題ないです。強いて言えば、高速域からブレーキを強めに踏んだ時、少々「ボコボコ」音が出ることくらいかな。一般道では全く気にならないので、修理を要するほどヒドい症状とは言えないと思ってます。

 そういえば、いつもお世話になっているタイヤショップの人(自分と同級生)が、1時間ほど所用で私の車を動かすことになり、その後に言われたことがあります。それは「不整路面を通過すると、頭が左右に揺すられる感覚が強く出る。」というもの。オフロード車(プラドやランクル等)に似た揺すられ感が小刻みにでる・・・とも。
 自分はそれほど気にならないのですが、新車納車時にタイヤをハンコックからミシュランPS3に速攻で替えた時、まっすぐ走っていてもハンドルを切る時も、路面状況を過敏に反映しすぎるなぁ、次回はもっとマイルドなタイヤにしよう、と思った記憶があります。遅くとも来年の4月には新品のタイヤに替える予定なので、その時の参考にしたいです。

 色々書きましたが、気になっていた塗装の磨きキズがすっかり消え、新車以上によみがえった自分のフィエスタを見ると、すっかり買い換えようという気が失せてしまいました。もちろん他の車への興味は無くなっていないので、興味のあるクルマがあれば販売店に出向くことはやめないでしょう。また、VW車を結果として最も長く乗ってきた私が、欧州フォードにすっかりハマって3年以上乗ってしまいました。第一印象は薄いが、速度を上げカーブを通過すると驚くほどよくキレイに曲がる。走る曲がる止まるの違和感が最小限、という、フォードの魅力、、、ていうか刺激がないのに気分が良いこのメーカーの味から離れられずにおります。

 新車購入から丸7年になる直前に買い換えようとは思ってますが(あと3年8ヶ月)、フォードジャパンが無い今、次は何を買えば良いのかな。その頃の自分の経済状況や好みも変わるだろうから、それまでじっくり検討(妄想?)を続けていこうと思います。