IDDMの人がアメリカの保険に入ることは大変難しいと言われています。
それは、 生命保険のことだと思っていました。
しかし、 健康保険も同じく、加入ができないのです。
アメリカでは病気があるのに病院へ行かせてもらえない。
いや、行ってもいいんですよ。
でも保険が利かない。
おかしな話です。
救急車で運ばれるとき、保険を持っているかどうか聞かれると言います。持っていないと答えれば救急車はそのまま誰も乗せずに行ってしまう。呼ばれたところへ来てみて、見るからに保険に入っていなさそうな人であれば、倒れているとしても救急車は誰も乗せずに行ってしまうとか。
病院でも同じ。まずは健康保健に入っているかどうかを聞かれ、保健の無い人は血が流れていてもすぐには診てもらえない。
保健が無ければ、腕がはずれて痛いのに数時間待ちだと。
これは実話で、日本人の方がメキシカンを病院へ連れていったときにそうだったと実際に聞いた話です。
そんなアメリカに住んでいます。
先日、主人の健康保険に加入するため申し込みをしましたが、保険会社から拒否をされました。
病気を持っている人、リスクがある人は拒否をするのです。アメリカは。
保険に入れない状態で過ごすとはどんなに恐ろしいことか。
しかし保険会社のエージェントに何度も何度も聞き、ようやく
「もしかしたらアメリカで診てもらえる 病院で診てもらえるかもしれない」
方法を聞き出しました。ようやく光が見えてきました!
それはアメリカの州政府を通して健康保険に加入する方法です。
先日、IDDMがあることを記入して主人の健康保険に入ろうと手続きをしました。
しかし拒否をされました。
その保険会社からなぜ入ることが出来ないのかという理由を書かれた書類が自宅へ送られてくるはずなのですが、2週間ほど経つというのにその書類が届きません。
その書類と一緒に、政府を通しての保険の申し込みをしなければならないので書類待ちなのです。
なんか…
アメリカは『保険会社が負担しなくてはならない』というリスクを常に考え、病気のある人は保険に入れないようにするので、州政府を通してと言っても、もしかしたら入らせないようにするのかな、とも考えています。
州政府を通して入るという健康保険には締め切りがあります。
それが3月。
しかし、それは空きがないと入れないそうで順番待ちだそうです。
だから、もうギリギリだし早く申し込みたいのに、2週間前に拒否された理由が未だに届けられません。
もしここで低血糖で倒れたら、いや、他の病気でも同じこと。
盲腸になったら…なんて考えても恐ろしいことです。
州政府を通して健康保険に入る方法を、もっと早くに見つけられていればよかった…。
ちょっと遅かったな…。
でも、保険会社のエージェントもおかしい。
『既往症のある人は保健に入れません』という内容のメールだけもらい、ではどうすることができるのか、ということは最初のうちは教えてもらえませんでした。
よく聞いてよく聞いて、そしてようやくたどりついた、ようやく教えてもらえた
『州政府を通しての、保険会社に断られた人が入れる保険』
です。
ようやくここまで来ました。
しかしここまで来たのに、
またもしかして断られたら…
入れなかったら…
という不安がよぎります。
IDDMは旅行者保険で生活なんかできないっつーのっっっ!!