ぶきっちょ母さん

とにかくぶきっちょ。
ゆりへー母さんの育児奮闘記。

愛宕登山

2013-11-17 23:00:42 | 登山

愛宕山(京都)

標高:924m

標高差:840m

距離:約4,000m

3歳までに登ると生涯火事にあわない・・・といわれる山で

大好きなユーユのお供で参加させてもらいました。

(かつて私も3歳未満児で登った山です)

ユーユ・めぐおさん(ユーユママ)・かっちゃん(めぐおさん友)

チー・私の5名。

 

朝8:00過ぎ着。

準備を整えて8:20出発しますよ~!

今回も山ガール風。

 

出発してすぐの橋で、いきなりストップ

先が思いやられます・・・

さぁ、ここが入口。

二人ともキメポーズで出発!

ここ、愛宕さんは登り始めから急登でイヤになります・・・

が、チーは「ユーユと富士山(間違ってるけど)登るの?」

と楽しみにしていただけあって

ガツガツ登りますが、すぐに「抱っこ~」

最初は言ってみたいんでしょうか、すぐに言わなくなりました。

二人仲良く登るかと思ったら、二人が手をつなぎたいタイミングが

ちょっとずつズレていたり

相手の持ってる棒が欲しくて取り合ったり

もう、それはそれは仲がいいとは思えないくらいのケンカ勃発。

こんな感じで、チーが「つながないの!」で拒否。

何度もフラれた腹いせでしょうか(笑

ま、それでも

お菓子timeは仲良く食べてました。

なんでも二つ同じものがないとダメなんでしょうね。

二人手を取って私たちを引っ張るくらいの勢いで登る・・・

そんなことをイメージしていたので

五合目に着いたころには、すでに11:47。

大人の足で登り2時間~2時間半だから、その倍!と思っていたら

目測が大外れで、すでに3時間経過・・・

寄り道、道草、お菓子、ジュース、ケンカで時間を取られ

ちょっとずつグズグズ言い始めたので

拾ったドングリを点在するお地蔵さんにお供えしよう!作戦。

これは結構効果があって、目標持って楽しくできたみたいでした。

でも、すぐに寄り道り~・・・

ま、見たことないものがいっぱいで好奇心旺盛だからしょうがない!

時間の経過とともに、息は上がらずとも足が疲れてくる大人3名。

めぐおさんに手を取ってもらって登ったり

かっちゃんに手を取ってもらって登ったり

私の手を離して自分から「つなご♪」って言うあたり

一体、誰に似たんでしょう・・・

電車ごっこなんかもして登りましたが

これも誰がどこを持つかで叩きあいのケンカ・・・

ケンカしてもすぐに「ユーユ」と言いだすことがわかってるから

笑ってみていられるけど、取っ組み合いになりそうでした(苦笑い

 

天気もよく登山者もすごく多い日で

中学生からお年寄りまで

みんなに

「頑張ってるねー」

「こんにちは」

って声かけてもらって、まんざらでもなさげで

手を振り返したり

「こんにちはー」って言ったり

とってもいい顔して登ってました。

 

そんなこんなで7合目ちょいの水尾別れですでに13:00過ぎ

なんとか山頂まで登らせたいスパルタなひどい私は

背負子に乗りたがるチーをあれやこれやと言い

最後にはお菓子で釣ったりして

もう食べ歩き状態で登らせました・・・

途中のトイレもその辺で何とかできましたが

スカートをまくりきれずに濡らしてしまい

しかも山頂付近は寒くて

上下ピンクというパー子状態。

なんとかかんとか、みんなで声を掛け合って

14:00過ぎに登頂!

なんかポーズとってますけど(笑

最後の神社までの階段も登り切りました!

ユーユも頑張って登りました!

ようやった!ようやった!

お札を買って、やっとこさお弁当。

もう、みんな腹ペコ。

とはいえ、すでに14:30で日没を考えるとゆっくりもしてられず

サッサとおにぎり食べて、トイレ行って

下山開始。

背負ってすぐに寝ました・・・

15:00下山開始。

すでに6時間ほど歩いているため足がプルプル。

普段は、荷物をTOMくんと分散していますが

今回は分散もできず、さらにチーのリュックも持ち

寝た子の重いのなんのって!

いかに普段TOMくんに甘えてるかわかりました・・・

 

2時間もかからず下りれる・・・

と思っていましたが、それは普通の大人の足での話。

背負いなれない子供を背負っての下山は過酷でした。

自分一人だとコケても何とかなりますが

子供背負ってコケれない!

これまたプレッシャー!

「なんの罰ゲームだろ・・・」(by.かっちゃん)

最後の方なんて笑いがこみ上げてくるくらい足が辛くって

昔、泣いた立山や白山の山行を思い出しました。

【5/40】の看板が見えてからの下り

さらには、最後の最後にあるコンクリの急な坂

もう、足が壊れるんじゃないかと思ったくらいに辛かった。

でも「おかーさん、がーんばれ!」って背中で応援してくれるので

なんとか(というかそれしか選択肢ないし)無事に下山。

16:45着。

日暮れギリギリ間に合いました。

 

登り6時間、下山2時間弱。

無謀と言えば無謀な山行だったかもしれません。

「ぼくだったら、そんな計画たてない」

ってTOMくんに言われ、私のエゴだったのかなぁと反省しつつも

自力で頂上に立ったチーを誇らしく思い

いい経験になってほしいな~とも思う私なのです。

帰りに

「ユーユと愛宕さん登ったね~」

って自慢げに言ってたから、ちょっとは自信になったのかな。

ケンカ以外では泣かなかったから、山は嫌いではないのかな。

 

今回も、ちびっ子を連れた家族が何組かいましたが

みんな男手(担ぎ手)があり

楽しそうに登っていましたが

私が昔、練習として登っていた時期は

母子二人で登って、子供が泣きわめく姿を何組も見ていました。

そういう親子はいなかったけど

そりゃ無理だ~・・・って痛感しました。

お友達と一緒なら何とか登れると思い

ちゃんと登れはしたけれど、時間はギリギリ・・・

私の母曰く、私はまったく手をつなぐこともなく登って下りた

というので、なんでだろ?

3つくらい上のお姉ちゃん(友達のお姉ちゃん)がいたからかな?

 

“3歳までに登る”ことは達成できたけど

しばらく愛宕さんは登りたくない・・・


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