
石狩観光協会理事が経営する石狩市内の焼き肉ステーキ店が、中国人の団体客に対し、産地が違う国産和牛を、高級ブランド牛の「松阪牛」と偽って表示し、提供していることが25日、北海道新聞の調べで分かった。松阪牛の証明に使われる書類をコピーして客に渡し、本物に見せかけていた。同店は取材に「中国人には(本物かどうか)分からないと思った」と偽装を認めており、景品表示法違反(優良誤認など)の可能性もある。
この店は、石狩市生振の焼き肉ステーキ店「茨戸ガーデン・ノースヒル」で、同協会理事を務める岡社長が経営している。岡社長は石狩地方食品衛生協会理事も務めている。
同店が「松阪牛」として中国人に販売している肉を北海道新聞が入手し、民間研究機関に分析を依頼した結果、三重県松阪市周辺で生産した和牛に限られる松阪牛とは組成が異なることが判明した。
2011年11月26日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/334117.html
北海道石狩市の焼き肉ステーキ店が、産地不明の国産和牛を高級ブランド牛「松阪牛」と偽り、中国人の団体客に販売していたことが26日、店への取材で分かった。景品表示法違反に当たる疑いがある。
店を経営する社長によると、4~5年前から、香港の旅行会社などを通じて中国人の団体客を受け入れるようになり、産地を指定せずに仕入れた各地の国産和牛を「松阪牛」と称して提供していた。
偽装していたのはサーロインとヒレの2種類。1枚180グラム程度で、それぞれ3700円前後。焼き肉コースのオプションとして箱に入れるなどして出していた。生産者が記された松阪牛の証明書をコピーし、「松阪」と印字した自作のシールを箱に貼るなどの工作もしていた。
月に数十件の注文があったといい、日本人には提供していなかった。
社長は「松阪牛はネームバリューがあるので売れると思った。出した肉の品質は松阪牛とほとんど差はなく、問題はないと考えていた」と説明している。
2011年11月26日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/11/26/kiji/K20111126002112400.html
この店は、石狩市生振の焼き肉ステーキ店「茨戸ガーデン・ノースヒル」で、同協会理事を務める岡社長が経営している。岡社長は石狩地方食品衛生協会理事も務めている。
同店が「松阪牛」として中国人に販売している肉を北海道新聞が入手し、民間研究機関に分析を依頼した結果、三重県松阪市周辺で生産した和牛に限られる松阪牛とは組成が異なることが判明した。
2011年11月26日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/334117.html
北海道石狩市の焼き肉ステーキ店が、産地不明の国産和牛を高級ブランド牛「松阪牛」と偽り、中国人の団体客に販売していたことが26日、店への取材で分かった。景品表示法違反に当たる疑いがある。
店を経営する社長によると、4~5年前から、香港の旅行会社などを通じて中国人の団体客を受け入れるようになり、産地を指定せずに仕入れた各地の国産和牛を「松阪牛」と称して提供していた。
偽装していたのはサーロインとヒレの2種類。1枚180グラム程度で、それぞれ3700円前後。焼き肉コースのオプションとして箱に入れるなどして出していた。生産者が記された松阪牛の証明書をコピーし、「松阪」と印字した自作のシールを箱に貼るなどの工作もしていた。
月に数十件の注文があったといい、日本人には提供していなかった。
社長は「松阪牛はネームバリューがあるので売れると思った。出した肉の品質は松阪牛とほとんど差はなく、問題はないと考えていた」と説明している。
2011年11月26日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/11/26/kiji/K20111126002112400.html
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