goo blog サービス終了のお知らせ 

今日の痴呆地方ニュース

北の国の困ったニュース引用ブログ

帯広市のゆるい対応に喝 成人式騒動、警察(社会の模範)は悪質性重視し逮捕

2014年03月15日 | Weblog
見解分かれた北海道・帯広の成人式騒動 市、被害届出さず収束決断 警察、悪質性重視し逮捕
 
 帯広市の「成人の集い」で新成人が壇上で騒いだ事件は道内で初めて、帯広署が威力業務妨害容疑で20歳の男3人を逮捕する異例の展開となった。騒動を起こした12人全員が反省文を提出したことなどから被害届を出さなかった市に対し、強制捜査に踏み切った警察。両者の対応はなぜ大きく異なったのか。識者の見解や同種の事件が起きた全国の対策例なども踏まえ、検証する。
 騒動をめぐっては1月12日の発生直後から、主催した帯広市と帯広署の見解に食い違いがみられた。市は1月下旬、記者会見で被害届を出さない方針を打ち出した。米沢則寿市長は「本人たちは深く反省している」と説明。市民からは「厳しく対応すべきだ」との意見が寄せられていたが、「収束」を決断した。3人の逮捕後も、市幹部は「市の判断内容と時期は適正だった」と強調する。
 半面、同署は威力業務妨害事件として厳しい姿勢で臨んだ。新成人が演台を蹴ったりする姿が報道されると、市民から「こんな行為を許していいのか」との声が数件寄せられたという。2月中旬には、地元ケーブルテレビ局が報道目的で撮影した式典の映像を押収。ステージに上がった新成人の特定を進めていた。
 同署幹部は3人の逮捕理由について「先にステージに上がり、演台をけったり、マイクを奪うなど主導的な役割を果たした。悪質性が高い」と説明する。ステージに上がった新成人12人のうち、他の9人は逮捕された3人と比べて悪質性が低いとし、同容疑で書類送検した。
 「今回、何のおとがめもなしに許してしまえば、来年以降も同じことが起こりかねない」と別の幹部。背景には、具体的な再発防止策も示さず、早々と収束した市への「不信感」もあったとみられる。
 全国では過去に逮捕者が出た事例=表参照=は、数件ある。威力業務妨害罪は被害者からの申告は必要ないが、ほとんどの自治体が被害届を出すなどしている。
 帯広市は、成人の集いに警察官を配置していない。ただ、来年度以降は飲酒した人を入場させない、注意しても騒ぎ続ける人を退場させるなどの措置を検討している。

2014年3月14日
http://www.47news.jp/localnews/hokkaido/2014/03/post_20140314153212.html

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。