猫野トクコの生活

気が向いたときにどうでもイイコトをダラダラ語るオナゴの日記

地下鉄(メトロ)に乗って

2006年10月13日 21時57分00秒 | 邦画を観たよ


公式HP:http://www.metro-movie.jp/

(10/3の試写会のお話・・・全然UPが追いつかない
ボチボチ・・・頑張ります



夕焼けに照らされた昭和39年東京の町並みのポスター。

主人公は堤真一

半年前に観た、「ALWAYS 三丁目の夕日」と
イメージが被り、ワタシは観る前から勝手に
昭和ヒューマンドラマだと思い込んでました。
http://blog.goo.ne.jp/tokuzuki/e/5652d61b92abf95175de76bd44d8e64b

ところが、またまた、ビックリさせられちゃいました。
  
この作品、なんと!
タイムスリップ・ファンタジー
なんですよ
予想外だ。予想外だ。野口五郎だ。予想GUYだ。(by:SoftBank CM)


<あらすじ>
地下鉄で亡き兄に似た男を目撃した真次(堤真一)は、
その後を追って階段をあがると…そこは昭和39年の東京だった。
現代と過去、時空を超える旅を続けるうちに、
次々と明らかになる、憎んでいるはずの父の知られざる過去。


親子って近いようで、何も知らないものなんですね。
そして、親に似たくない似たくないと思っていても、
似てしまうのが血というものなのでしょうか


ワタシも免許証の更新に行くたびに、
だんだん母上に似てきて、悲しくなります
母と同様に、自分でも気付かぬうちに頑固になってきた
あらら…本音が…母上ゴメンネ(笑)


本題に戻りましょう。
真次の父・小沼佐吉は、冷徹な金の亡者。
こういう役を大沢たかおが、演じるなんて、
イメージ狂いそうと、最初は思いましたが、
特殊メイクもあってでしょうか・・・、
非常に怖い顔してました。

また、彼が若き日に、
その人生の分岐点で見せる表情は、
とても印象的で、息子の真次同様に、
観客のワタシも憎んではいられなくなりましたね。


一方、真次と共にタイムスリップしてしまう
真次の愛人みち子役、岡本綾
今年、中村獅童と彼女は下世話な報道がありましたね。
それなのに、よく不倫役を引き受けたなぁ~
ちょっと感心しちゃいましたね。

朝、窓から、自宅に戻っていく真次の後ろ姿を
切なそうに見つめる岡本綾・・・いや・・・みち子。
あんな報道を耳にした後に観るとリアルで、
何か演技なんだか、素なんだか・・・
映画的には、リアルでいいのかなぁ・・・


この映画・・・オチが・・・・
かなり早い段階で、分かってしまったのが残念

<ヒント>反転してね 韓流 系のオチなんですよ。
      一緒に行った友達は、
      反転してね  韓流ドラマに全く興味ないから、
      オチは全く分からなかったらしい。



オチが早々に分かってしまったのも、
映画という短い尺のためかもしれません。
どうしても、人間ドラマも薄くなり、分かりやすい展開に。

エピソードも多いので、きっとだったら、
もっと主人公の気持ちの変化や、
父の本当の思い、男女の関係を
語ってくれるのではないかな 

原作を読んでないから分からないけど、
映画を観た感じでは、本には期待できそうです



地下鉄のタイムスリップというSFシーンよりも、
この映画でワタシが最も印象深いのは、

なんと言っても、田中泯 氏ですよ



見て下さい このお姿 

この映画は、彼に始まり…彼で終わりますが、
生きてるんだか、死んでるんだか・・・
何でしょう…この圧倒的な存在感!

彼の存在こそが、
ワタシの中では一番ファンタジーでした(笑)



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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちょこまろん)
2006-10-15 22:40:10
トクコさん、こんばんは~!!

実は私も先々週試写会当たってたのに、仕事でいけなくて観れなかった映画なんです~

堤さんと大沢さんが出てるので気になっていたんですが、読むところによると、映画よりも原作の方を読んだほうがいいでしょうか~

岡本さん、演技派できれいな方と思ってたけど、あの一件で腹黒イメージが(笑

狙って不倫の役引き受けたんですかねぇ・・・(笑 

ファンタジーな田中泯さん、メゾンドヒミコでも独特な存在感がありましたよねっ
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とりあえず (Hoo~♪)
2006-10-16 08:58:46
これから見に行くよん



試写会はずれたから、自腹切ってだよ



感想は後日ね

ちなみに、堤 真一のファンでもあり・・



PS:「ゆれる」を見ました。オダギリジョー出演です。監督はまだ若い方ですが、今後の活躍期待できそう。 では~
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Unknown (hitomi☆)
2006-10-16 19:05:18
ファンタジーなんですか題名だけでラブ系なのかって思ってました。

田中さんの存在感はすごいですね。トクコさんのだけでもめっちゃありますよ。
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Unknown (テラコ)
2006-10-17 18:08:53
メトロ、見に行ったんだねぇ。

「このタイトル、東京の地下鉄の宣伝かよ?!」と

思いつつも、あらすじ読んでとっても気になってたんですが。

なんだか本を読んだほうがよさげですね(笑)



田中泯さんの写真、ろう人形みたい・・・・・・。
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お返事 (トクコ)
2006-10-17 20:19:01
● ちょこまろんさんへ

 試写会、勿体なかったですねぇ。お仕事ご苦労様です



 映画でも泣いてる方は結構いました。

 本を読んだ人に聞いたら、

 凄くよかったって言ってましたよ



● Hoo~♪さんへ

 堤真一は、本当にいい役者さんですよねぇ

 「ゆれる」観たんですねぇ。

 感想を教えて下さい



● hitomi☆さんへ

 ポスターからは、想像できない感じですよねぇ

 セリフを喋っても田中泯さんは、

 この世の人なのかどうか・・・(笑)

 違う世界に連れて行かれそうで怖かったです(((=_=)))ブルブル



● テラコちゃんへ

 動いても喋っても人形みたいでしたよ。

 でも、それが役にピッタリなので、

 この映画はキャスティングが

 とてもよかったと思います
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ゆれる・・ (Hoo~♪)
2006-10-17 20:52:51
ゆれる http://www.yureru.com/splash.html



兄の稔(香川照之)弟の猛(オダギリジョー)千恵子の3人の心模様っていうのかなぁ。



静かに流れていく映像で物語りは進んでいくんだけど。

兄の弟に対する思い。弟の兄に対する思い。

本当はお互いに理解しているのに。。

どこかでボタンを掛け間違い始めて。。。



オダギリジョーの演技もだけど、香川照之の演技が光ってました。さすがに、蛙の子は蛙ですね。



私的には、北野武の映画よりよっぽど好きです。派手なシーンはないけど、こんな映画もたまにはいいかな?っていう気がします。



ソウルでも上映されるみたいだよ



西川美和監督の今後が楽しみです。(蛇いちごっていう映画がデビュー作だそうで。。)残念ながら、この作品はまだ見てないけど。

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● Hoo~♪さんへ (トクコ)
2006-10-18 00:30:15
 女性監督らしい繊細なお話のようだね。

 香川照之とオダジョーかぁ…キャスティングだけでも

 よさそうだね。ミニシアター系って、

 マニアックな作品だけでなく、

 秀作が結構埋もれてますよね
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悪かったね! (極楽婆)
2006-10-21 19:35:53
すみませんねぇ~~頑固な母で・・・
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● 極楽母上へ (娘トクコ)
2006-10-21 22:39:49
見つかると思った(笑)

地獄耳ならぬ、地獄目だな
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ほいほい・・ (Hoo~♪)
2006-10-31 21:32:27
昨日この映画を見に行きました。
でも・・トンマッコルを見た後でしょ。。
すごすぎる映画の後にこの映画だと。。。

個人的に堤真一が好きなんだけど

大沢たかおの演技が良かったです。
若い時~血気盛んな父親の時の口調がビミョウに変えてたでしょ。 

ファンタジーという分類に入る映画なのかな??
私も ふっと気を失えば・・過去に行けるか

そうそう 田中泯氏がなんとも・・怖かった
オーラが出てるというか・・不気味な存在だったぞ
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● Hoo~♪さんへ (トクコ)
2006-11-01 10:18:31
尺の短かった映画なのに、
さすが、Hoo~♪さん、細かいとこ見てますね

・・・言われてみれば、
江戸っ子口調だった気がするなぁ。

堤真一も、大沢たかおも、
お一人で十分豪華なのに、
この映画、話の内容よりも、
キャスティングで楽しんだ気がします。
もちろん、田中泯さんもコミで
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